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2023年7月号  №193 号 通巻877号
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 『その愛のゆえに』

   =時々の記= 

    (179)

 

12月19日

 ゴダート先生からクリスマスカードをいただきました。91歳になられたそうです。それでも車を運転されて週に一度はドラッグストアーに出かけられるとか。後は犬と二人で暮らしておられるということです。私たち金城学院生はゴダート先生たち、南長老派の宣教師の先生たちのご奉仕があったからこそ、イエス様を救い主と信じる若者たちが輩出されたのですね。感謝の思いを決して忘れてはなりませんね。その当時、日曜日の午後は礼拝を終えてから病院へ宣教に出向かれ、熱心にみ言葉をお伝えになられましたことで多くの実を

結んでいました。

12月22日

 今朝は氷点下2度まで下がりました。辺り一面真っ白に霜が降っていました。散歩をしているとまつげが凍っていくように感じられました。この冷え込みは年末にもやってくるとか。

年の暮れ二百五十年の第九聴く。

殉教は奈良にもありぬクリスマス。

名曲を聴くや玉なす冬日和。

今年また煎茶歳暮送りけり。

寒風や奥伊賀の垣高き事。    馬場路哉

 

昨日の朝、お隣りの一人暮らしの方が家の中で転倒して大腿部を骨折されて、救急搬送されました。この二か月の間にお二人の一人暮らしの方が転倒されて、骨折という事態になっています。なんだか我が身もよろよろしてきたので転倒の恐ろしさを痛感しています。

11

 新年あけましておめでとうございます。こちらは大雪の降っている地方の方たちには申し訳ないのですが、雪が降らずに何とか一日持ちそうです。郵便の配達をされている雪国の方たちの映像がニュースで流れました。バイクに乗っているというのでなくバイクを押しているのです。そのような状態で一軒一軒の年賀状を配っているのを見ていると“大変でしょうが、最後まで頑張ってください”という思いでいっぱいになります。

息子たちはこの十日余り不眠不休です。今朝を無事に迎えることができて、ほっとした様子で暗闇に出勤いたしました。無事に配り終えて帰ってくるのを祈りながら待っています。

故郷塚過りもしたる桃青忌

津から伊賀峠で来る初時雨。

バス停や寒風ひしと抜けにける。

寒風は刃を持ちて唸りけり。

寒波急スコット隊をふと思ふ。   馬場路哉。

厳しい寒波ですね。なんだか今年も大変な年になりそうです。でも信仰を与えられていることの幸いを覚えて日々歩むことができるのですから感謝です。

1月3

 久しぶりに主の日の礼拝を捧げることができました。懐かしい皆さんとともに賛美し、祈ることができて、心から感謝いたしました。聖餐式にもあずかることもできて、イエス様の十字架上でのお苦しみを思い、涙が流れてまいりました。日々の生活がどんなにか罪深いものであるかを神様にお許しください、と祈っています。

中庭に数本ばかり水仙花

後を見て微笑みにけり落ち葉掃き。

この山に銀髪に似る枯れ木あり。

病棟の茜色して日脚伸ぶ。

差し掛かる伊賀の峠の初時雨。   馬場路哉。

1月8日

 この寒さにうっかりしていました。少しでも水道水を流していたら、このような凍結はしなかったでしょうに、朝、起きてびっくりです。ガスが凍ってしまったようで全くつきません。水道も全く出ません。洗濯機のところは別の場所なので出るかと思ったら、ここもだめです。さっそく、ガス・水道の業者さんに電話を入れましたら、すぐ来てくださいましたが、これは下手にいじると水道管、ガス管が破裂してしまうので自然に溶けていくのを待たなければ仕方がないとのことでした。さっそく、ガス、水道を凍らせないように電熱線を配線してもらう手配をいたしました。このようなことはここ十数年起きたことがなかったのでうっかりしていました。これから気を付けます。

寒波急年賀配達出発す。(主人もやはり息子のことを心配しているのですね。)  

慈しみ多く賜り年暮るる。

閑かにも滝響くなり去年今年。

余韻ある句を味はひぬ青畝の忌。

梅早し頼山陽の思ひ入れ。(月ヶ瀬湖畔にて。)   馬場路哉

このような時に簡単に食事ができるものを備えておくことがとても大切なんだと思い知らされました。

 

馬場暁美

「上野緑ヶ丘教会会員」 

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書籍紹介
    8858e3b6.jpg
エネルギー技術の
 社会意思決定

日本評論社
ISBN978-4-535-55538-9
 定価(本体5200+税)
=推薦の言葉=
森田 朗
東京大学公共政策大学院長、法学政治学研究科・法学部教授

本書は、科学技術と公共政策という新しい研究分野を目指す人たちにまずお薦めしたい。豊富な事例研究は大変読み応えがあり、またそれぞれの事例が個性豊かに分析されている点も興味深い。一方で、学術的な分析枠組みもしっかりしており、著者たちの熱意がよみとれる。エネルギー技術という公共性の高い技術をめぐる社会意思決定は、本書の言うように、公共政策にとっても大きなチャレンジである。現実に、公共政策の意思決定に携わる政府や地方自治体のかたがたにも是非一読をお薦めしたい。」
 共著者・編者
鈴木達治郎
電力中央研究所社会経済研究所研究参事。東京大学公共政策大学院客員教授
城山英明
東京大学大学院法学政治学研究科教授
松本三和夫
東京大学大学院人文社会系研究科教授
青木一益
富山大学経済学部経営法学科准教授
上野貴弘
電力中央研究所社会経済研究所研究員
木村 宰
電力中央研究所社会経済研究所主任研究員
寿楽浩太
東京大学大学院学際情報学府博士課程
白取耕一郎
東京大学大学院法学政治学研究科博士課程
西出拓生
東京大学大学院人文社会系研究科博士課程
馬場健司
電力中央研究所社会経済研究所主任研究員
本藤祐樹
横浜国立大学大学院環境情報研究院准教授
おすすめ本

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教会における女性のリーダーシップ
スーザン・ハント
ペギー・ハチソン 共著
発行所 つのぶえ社
発 売 つのぶえ社
いのちのことば社
SBN4-264-01910-9 COO16
定価(本体1300円+税)
本書は、クリスチャンの女性が、教会において担うべき任務のために、自分たちの能力をどう自己理解し、焦点を合わせるべきかということについて記したものです。また、本書は、男性の指導的地位を正当化することや教会内の権威に関係する職務に女性を任職する問題について述べたものではありません。むしろわたしたちは、男性の指導的地位が受け入れられている教会のなかで、女性はどのような機能を果たすかという問題を創造的に検討したいと願っています。また、リーダーは後継者―つまりグループのゴールを分かち合える人々―を生み出すことが出来るかどうかによって、その成否が決まります。そういう意味で、リーダーとは助け手です。
スーザン・ハント 
おすすめ本
「つのぶえ社出版の本の紹介」
217ff6fb.jpg 








「緑のまきば」
吉岡 繁著
(元神戸改革派神学校校長)
「あとがき」より
…。学徒出陣、友人の死、…。それが私のその後の人生の出発点であり、常に立ち帰るべき原点ということでしょう。…。生涯求道者と自称しています。ここで取り上げた問題の多くは、家での対話から生まれたものです。家では勿論日常茶飯事からいろいろのレベルの会話がありますが夫婦が最も熱くなって論じ合う会話の一端がここに反映されています。
定価 2000円 

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「聖霊とその働き」
エドウイン・H・パーマー著
鈴木英昭訳
「著者のことば」より
…。近年になって、御霊の働きについて短時間で学ぶ傾向が一層強まっている。しかしその学びもおもに、クリスチャン生活における御霊の働きを分析するということに向けられている。つまり、再生と聖化に向けられていて、他の面における御霊の広範囲な働きが無視されている。本書はクリスチャン生活以外の面の聖霊について新しい聖書研究が必要なこと、こうした理由から書かれている。
定価 1500円
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「十戒と主の祈り」
鈴木英昭著
 「著者のことば」
…。神の言葉としての聖書の真理は、永遠に変わりませんが、変わり続ける複雑な時代の問題に対して聖書を適用するためには、聖書そのものの理解とともに、生活にかかわる問題として捉えてはじめて、それが可能になります。それを一冊にまとめてみました。
定価 1800円
おすすめ本
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われらの教会と伝道
C.ジョン・ミラー著
鈴木英昭訳
キリスト者なら、誰もが伝道の大切さを知っている。しかし、実際は、その困難さに打ち負かされてしまっている。著者は改めて伝道の喜びを取り戻すために、私たちの内的欠陥を取り除き、具体的な対応策を信仰の成長と共に考えさせてくれます。個人で、グループのテキストにしてみませんか。
定価 1000円
おすすめ本

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さんびか物語
ポーリン・マカルピン著
著者の言葉
讃美歌はクリスチャンにとって、1つの大きな宝物といえます。教会で神様を礼拝する時にも、家庭礼拝の時にも、友との親しい交わりの時にも、そして、悲しい時、うれしい時などに讃美歌が歌える特権は、本当に素晴しいことでございます。しかし、讃美歌の本当のメッセージを知るためには、主イエス・キリストと父なる神様への信仰、み霊なる神様への信頼が必要であります。また、作曲者の願い、讃美歌の歌詞の背景にあるもの、その土台である神様のみ言葉の聖書に触れ、教えられることも大切であります。ここには皆様が広く愛唱されている50曲を選びました。
定価 3000円

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