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2023年7月号  №193 号 通巻877号
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眸(ひとみ)

 

  ここ南紀は春です。梅の花が咲いています。日中は暖房はいりません。春霞の陽気に恵まれるようになりました。雪国のみなさん。頑張ってください。もう春の足音が聞こえてきますよ。 和歌山県 B・Hさん

  お馴染みのラーメン屋さんが持病と高齢とコロナ禍で廃業になりました。幼馴染でしたから、私も落ち込んでしまいました。教会の特伝のポスターやチラシを快く引き受けてくれました。わたしの気持ちが落ち着いたら世間話にでもしに行こうと思っています。 栃木県 T・Aさん

  私の行っている教会(伝道所)は歴史は古いですが、十名ほどの高齢者ばかりで、寂しい思いをしていましたが、仕事を息子に譲り何か地域や教会のお役に立つ働きはないかと思っていたところ、家内が通っている病院でお年寄りが、誰も声をかけてくれる人もなく寂しい毎日を過ごしているというのを聞いて、教会の皆さんに相談して一昨年から、牧師先生のお許しを頂いて、家を解放して、祈祷会を「なごやか祈祷会」としてはじめました。狭い町で出来ることですが、お近くの方や友だちに声をかけて、「お茶と世間話とお祈りの会」として始めました。最初は本当にお年寄りの会で、日常の健康のこと、孫たちのことでしたが、今はコロナの話と先生の聖書のお話をビデオで見ながら聞いて、私がお祈りする形までになりましたが、その集まりから、今は子供たちが日曜学校に来るようになり、その親たちも礼拝に来るようになり、賑やかな教会になりました。本当に信じられません。工夫一つで何かが起きるのですね。Rさんの一言が小さな芽を出しました。 山口県 B・Hさん

  今日は気温が上がり、家の庭の雪も周りの坂道の雪もすっかり解けてほっとしています。雪のために多くの方たちが通行止めになって立ち往生したりと大変な目にあっていました。普段の通り、当たり前の生活ができることに心から感謝いたします。コロナの感染は怖いですね。非常事態宣言が出されましたが、どこまでこの状態が変化して終息にまで至ることができるのでしょうか。ただ、祈るばかりです。これから本格的な寒さの日々になりますが、「ジャーナル友さん」ばかりでなく、医療従事者、若い人たちのことを祈っています。私の住んでいるとことろは、雪よりも厳しい寒さの地域で、緊張感をもってこの冬を乗り切りたいと思っています。フロントガラスは凍り付いています。 兵庫県 BAさん

  在宅の仕事もこうも続くと家族みんなの生活のリズムが崩れはじめてきました。無口になり、イライラすることが多くなり始めました。息抜きに何かをしなければと思うのですが思い付きません。通勤、会社の人との会話、帰りのビールの味が恋しいです。8時帰宅は週3回くらいで、10時の時も多く、良い父親でも亭主でもありませんが、今まではその時間、家族はそれぞれ過ごしていたのでバランスがとれていたように思いますね。礼拝もコロナの感染予防で縮小。会話自粛で、暗い感じです。 兵庫県MMさん

  長い間、地域の高齢者が集っていた自治会の集会所がこのコロナで使用できなくなって4カ月になります。一人で生活していた人々の憩いの場でしたので、本当に不便というより淋しいです。皆さんマスクをして、運動を兼ねて散歩のおつもりで集まり、お茶を飲みながらのひと時は生甲斐にさえ思えました。それが閉鎖、何時再開できるか分かりません。少し元気な私たちも場所作りの準備も出来なくなりました。寂しいです。桜が咲くころには元気なお姿が見たいものです。 滋賀県 B・Mさん

  全国ニュースで気になることは、コロナの拡大地域の数値ばかりが報道されていることです。そこに住んでおられる方も不要不急の外出を控えておられるでしょう。その様子は分かりますが、私の住んでいる町でも皆さん感染拡大予防には注意しています。学校の先生の生徒への声掛けで子供たちも協力しています。それは一番地味ですが確実だと思います。出来ることをみんなで助け合っています。顔馴染みの商店の方のご苦労もわかりますので、気を付けて支え合っているので感染者が出ていないのです。皆さんの頑張りで確実に感染者は減ります。そのような町が好きですし、誇りです。大変だニュース、あげ足取りや批判ばかりのテレビや新聞のニュースは、社会も人の心も暗くします。「ジャーナル」だけでも、希望の持てる読み物であってください。 宮城県 C・Yさん

  今朝も寒い朝でした。今も西風が猛烈に吹いています。寒さの中、洗濯物を取り入れていると高いところ梅の枝になんだか白いものがちらほら見えます。雪だろうか、と思って近づくとなんと、梅が花を咲かせているのです。わあ~い。この寒さの中、梅の花が春の近さを伝えてくれました。何だかとてもうれしくなり、メールしました。今年は、とても雪の日が多く、憂鬱な気分の毎日でしたから、神様は季節という贈り物に添えて下さったのですね。 岐阜県 G・Sさん

 

<身近な出来事を「眸」に投稿してください> 編集子 

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書籍紹介
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エネルギー技術の
 社会意思決定

日本評論社
ISBN978-4-535-55538-9
 定価(本体5200+税)
=推薦の言葉=
森田 朗
東京大学公共政策大学院長、法学政治学研究科・法学部教授

本書は、科学技術と公共政策という新しい研究分野を目指す人たちにまずお薦めしたい。豊富な事例研究は大変読み応えがあり、またそれぞれの事例が個性豊かに分析されている点も興味深い。一方で、学術的な分析枠組みもしっかりしており、著者たちの熱意がよみとれる。エネルギー技術という公共性の高い技術をめぐる社会意思決定は、本書の言うように、公共政策にとっても大きなチャレンジである。現実に、公共政策の意思決定に携わる政府や地方自治体のかたがたにも是非一読をお薦めしたい。」
 共著者・編者
鈴木達治郎
電力中央研究所社会経済研究所研究参事。東京大学公共政策大学院客員教授
城山英明
東京大学大学院法学政治学研究科教授
松本三和夫
東京大学大学院人文社会系研究科教授
青木一益
富山大学経済学部経営法学科准教授
上野貴弘
電力中央研究所社会経済研究所研究員
木村 宰
電力中央研究所社会経済研究所主任研究員
寿楽浩太
東京大学大学院学際情報学府博士課程
白取耕一郎
東京大学大学院法学政治学研究科博士課程
西出拓生
東京大学大学院人文社会系研究科博士課程
馬場健司
電力中央研究所社会経済研究所主任研究員
本藤祐樹
横浜国立大学大学院環境情報研究院准教授
おすすめ本

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教会における女性のリーダーシップ
スーザン・ハント
ペギー・ハチソン 共著
発行所 つのぶえ社
発 売 つのぶえ社
いのちのことば社
SBN4-264-01910-9 COO16
定価(本体1300円+税)
本書は、クリスチャンの女性が、教会において担うべき任務のために、自分たちの能力をどう自己理解し、焦点を合わせるべきかということについて記したものです。また、本書は、男性の指導的地位を正当化することや教会内の権威に関係する職務に女性を任職する問題について述べたものではありません。むしろわたしたちは、男性の指導的地位が受け入れられている教会のなかで、女性はどのような機能を果たすかという問題を創造的に検討したいと願っています。また、リーダーは後継者―つまりグループのゴールを分かち合える人々―を生み出すことが出来るかどうかによって、その成否が決まります。そういう意味で、リーダーとは助け手です。
スーザン・ハント 
おすすめ本
「つのぶえ社出版の本の紹介」
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「緑のまきば」
吉岡 繁著
(元神戸改革派神学校校長)
「あとがき」より
…。学徒出陣、友人の死、…。それが私のその後の人生の出発点であり、常に立ち帰るべき原点ということでしょう。…。生涯求道者と自称しています。ここで取り上げた問題の多くは、家での対話から生まれたものです。家では勿論日常茶飯事からいろいろのレベルの会話がありますが夫婦が最も熱くなって論じ合う会話の一端がここに反映されています。
定価 2000円 

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「聖霊とその働き」
エドウイン・H・パーマー著
鈴木英昭訳
「著者のことば」より
…。近年になって、御霊の働きについて短時間で学ぶ傾向が一層強まっている。しかしその学びもおもに、クリスチャン生活における御霊の働きを分析するということに向けられている。つまり、再生と聖化に向けられていて、他の面における御霊の広範囲な働きが無視されている。本書はクリスチャン生活以外の面の聖霊について新しい聖書研究が必要なこと、こうした理由から書かれている。
定価 1500円
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「十戒と主の祈り」
鈴木英昭著
 「著者のことば」
…。神の言葉としての聖書の真理は、永遠に変わりませんが、変わり続ける複雑な時代の問題に対して聖書を適用するためには、聖書そのものの理解とともに、生活にかかわる問題として捉えてはじめて、それが可能になります。それを一冊にまとめてみました。
定価 1800円
おすすめ本
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われらの教会と伝道
C.ジョン・ミラー著
鈴木英昭訳
キリスト者なら、誰もが伝道の大切さを知っている。しかし、実際は、その困難さに打ち負かされてしまっている。著者は改めて伝道の喜びを取り戻すために、私たちの内的欠陥を取り除き、具体的な対応策を信仰の成長と共に考えさせてくれます。個人で、グループのテキストにしてみませんか。
定価 1000円
おすすめ本

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さんびか物語
ポーリン・マカルピン著
著者の言葉
讃美歌はクリスチャンにとって、1つの大きな宝物といえます。教会で神様を礼拝する時にも、家庭礼拝の時にも、友との親しい交わりの時にも、そして、悲しい時、うれしい時などに讃美歌が歌える特権は、本当に素晴しいことでございます。しかし、讃美歌の本当のメッセージを知るためには、主イエス・キリストと父なる神様への信仰、み霊なる神様への信頼が必要であります。また、作曲者の願い、讃美歌の歌詞の背景にあるもの、その土台である神様のみ言葉の聖書に触れ、教えられることも大切であります。ここには皆様が広く愛唱されている50曲を選びました。
定価 3000円

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