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2023年7月号  №193 号 通巻877号
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眸(ひとみ)

 

  「ジャーナル友」の皆様にはお元気にお過ごしでしょうか。厳しい寒さの中、春を告げる行事に「芝焼き」があります。松明に付けた火がみるみる広がり、冬枯れの芝の色が変わり、白と黒のコントラストが鮮やかです。約二時間で冬枯れの芝は一面黒色に変わり美しい景色に季節は替わります。次の時には若い芝の芽が覆います。各地には春を迎える行事が沢山あることでしょう。 岡山県 B・Hさん

  先行接種をいたしました。同じ職場の人は全員受けて異常はなく、ほっと一安心です。今は一般の入院患者さんの病床にシフト替えで、一つの役目を果たした安堵感と満足感の日々を過ごしています。厳しく過酷な職場でしたが、自分の人生観が変わるほどの経験をしました。この経験をこれからの看護師として活かしたいです。 栃木県 T・Aさん

  あの悲しい災害から10年、道路には瓦礫はありません。復興住宅も出来ました。街並みも出来、新しい家が建ちました。高い放射線量の所もまだあります。しかし、当り前ですが人と人との絆は戻りません。お年寄りの方は亡くなり、当時活躍していた方は高齢になりました。夫や妻、父や母、兄弟を失った心の淋しさと傷は消えるどころか深まるばかりです。子供たちのために何とかしなければ、という思いで始めた活動の支援活動も資金不足で、閉鎖を考えてしまいます。忘れ去られる不安が日に日に増してきます。10年と言う年月は、希望ではなく、不安に潰されそうな日々です。「ジャーナル友」の皆さん、忘れないでください。コロナ禍は弱い者に、弱い所に襲いかかって来ます。農家の方が野菜物を届けてくださいます。ご近所の方が子供たちの食事を作ってくださいます。ここを育った子供たちも遊び仲間になってくれています。そのような姿に励まされて頑張ります。お祈りください。 福島県 B・Hさん

  春の訪れとともに、水芭蕉が顔を出してくれました。例年にない大雪で山からの雪解け水が農場用の水路に勢いよく流れ込んでいます。怖いので近づけません。もう少ししたら桜です。少なくなった新一年生が大きなランドセルを背負って登校する姿を見るのが楽しみです。 滋賀県 BAさん

  今年、新職員が3人、町の会報に紹介されました。3人とも地元に戻ってきた若者です。久し振りの出来事です。町のあちこちに人の住まない家が多くなり、寂しい感じがしていましたのでうれしいですね。でも診療所のお医者さんはいません。それが不安です。 愛媛県MMさん

  「北国の春」のように岩手にも春を待つわたしたちに、モクレンやハナミズキが訪れてきました。津波や原発で10年になりましたが、10回も、モクレンやハナミズキは咲いてくれていました。これからの10年、わたしは80歳になりますが、来年も元気に2022年の春を迎えたいと思っています。わたしも「ジャーナル友」として皆様のことをお祈りしています。 岩手県 B・Mさん

 

<身近な出来事を「眸」に投稿してください> 編集子 

 

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書籍紹介
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エネルギー技術の
 社会意思決定

日本評論社
ISBN978-4-535-55538-9
 定価(本体5200+税)
=推薦の言葉=
森田 朗
東京大学公共政策大学院長、法学政治学研究科・法学部教授

本書は、科学技術と公共政策という新しい研究分野を目指す人たちにまずお薦めしたい。豊富な事例研究は大変読み応えがあり、またそれぞれの事例が個性豊かに分析されている点も興味深い。一方で、学術的な分析枠組みもしっかりしており、著者たちの熱意がよみとれる。エネルギー技術という公共性の高い技術をめぐる社会意思決定は、本書の言うように、公共政策にとっても大きなチャレンジである。現実に、公共政策の意思決定に携わる政府や地方自治体のかたがたにも是非一読をお薦めしたい。」
 共著者・編者
鈴木達治郎
電力中央研究所社会経済研究所研究参事。東京大学公共政策大学院客員教授
城山英明
東京大学大学院法学政治学研究科教授
松本三和夫
東京大学大学院人文社会系研究科教授
青木一益
富山大学経済学部経営法学科准教授
上野貴弘
電力中央研究所社会経済研究所研究員
木村 宰
電力中央研究所社会経済研究所主任研究員
寿楽浩太
東京大学大学院学際情報学府博士課程
白取耕一郎
東京大学大学院法学政治学研究科博士課程
西出拓生
東京大学大学院人文社会系研究科博士課程
馬場健司
電力中央研究所社会経済研究所主任研究員
本藤祐樹
横浜国立大学大学院環境情報研究院准教授
おすすめ本

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教会における女性のリーダーシップ
スーザン・ハント
ペギー・ハチソン 共著
発行所 つのぶえ社
発 売 つのぶえ社
いのちのことば社
SBN4-264-01910-9 COO16
定価(本体1300円+税)
本書は、クリスチャンの女性が、教会において担うべき任務のために、自分たちの能力をどう自己理解し、焦点を合わせるべきかということについて記したものです。また、本書は、男性の指導的地位を正当化することや教会内の権威に関係する職務に女性を任職する問題について述べたものではありません。むしろわたしたちは、男性の指導的地位が受け入れられている教会のなかで、女性はどのような機能を果たすかという問題を創造的に検討したいと願っています。また、リーダーは後継者―つまりグループのゴールを分かち合える人々―を生み出すことが出来るかどうかによって、その成否が決まります。そういう意味で、リーダーとは助け手です。
スーザン・ハント 
おすすめ本
「つのぶえ社出版の本の紹介」
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「緑のまきば」
吉岡 繁著
(元神戸改革派神学校校長)
「あとがき」より
…。学徒出陣、友人の死、…。それが私のその後の人生の出発点であり、常に立ち帰るべき原点ということでしょう。…。生涯求道者と自称しています。ここで取り上げた問題の多くは、家での対話から生まれたものです。家では勿論日常茶飯事からいろいろのレベルの会話がありますが夫婦が最も熱くなって論じ合う会話の一端がここに反映されています。
定価 2000円 

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「聖霊とその働き」
エドウイン・H・パーマー著
鈴木英昭訳
「著者のことば」より
…。近年になって、御霊の働きについて短時間で学ぶ傾向が一層強まっている。しかしその学びもおもに、クリスチャン生活における御霊の働きを分析するということに向けられている。つまり、再生と聖化に向けられていて、他の面における御霊の広範囲な働きが無視されている。本書はクリスチャン生活以外の面の聖霊について新しい聖書研究が必要なこと、こうした理由から書かれている。
定価 1500円
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「十戒と主の祈り」
鈴木英昭著
 「著者のことば」
…。神の言葉としての聖書の真理は、永遠に変わりませんが、変わり続ける複雑な時代の問題に対して聖書を適用するためには、聖書そのものの理解とともに、生活にかかわる問題として捉えてはじめて、それが可能になります。それを一冊にまとめてみました。
定価 1800円
おすすめ本
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われらの教会と伝道
C.ジョン・ミラー著
鈴木英昭訳
キリスト者なら、誰もが伝道の大切さを知っている。しかし、実際は、その困難さに打ち負かされてしまっている。著者は改めて伝道の喜びを取り戻すために、私たちの内的欠陥を取り除き、具体的な対応策を信仰の成長と共に考えさせてくれます。個人で、グループのテキストにしてみませんか。
定価 1000円
おすすめ本

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さんびか物語
ポーリン・マカルピン著
著者の言葉
讃美歌はクリスチャンにとって、1つの大きな宝物といえます。教会で神様を礼拝する時にも、家庭礼拝の時にも、友との親しい交わりの時にも、そして、悲しい時、うれしい時などに讃美歌が歌える特権は、本当に素晴しいことでございます。しかし、讃美歌の本当のメッセージを知るためには、主イエス・キリストと父なる神様への信仰、み霊なる神様への信頼が必要であります。また、作曲者の願い、讃美歌の歌詞の背景にあるもの、その土台である神様のみ言葉の聖書に触れ、教えられることも大切であります。ここには皆様が広く愛唱されている50曲を選びました。
定価 3000円

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