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「今月のことば」
「どうか、この杯をわたしから取りのけてください。しかし、わたしの思いではなく、みこころのままになさってください」
=マルコ14:36=
父よ、あなたがわたしに賜った人々が、わたしのいる所に一緒にいるようにして下さい。天地が造られる前からわたしを愛して下さって、わたしに賜わった栄光を、彼らに見させて下さい。
=ヨハネ17:24=
神様は世の救い主として馬小屋で産まれた幼子を通して、多くの人々罪の許しと癒しと救いの道とをお示し下さいました。そうして、神様に呪われた罪人が受ける十字架の刑を、「神の子・イエスとして」お受けになられ、死を経験されました。この事実は信じ難いですが、真実として受け止めさせるのが、イースター(復活日)です。
神様が、世の救い主としてイエスに要求されたことに、主が直面なさったとき、主は痛ましいほどの魂の戦いの中に入りました。今、受けなければならない杯は、罪が全人類にもたらした恐怖に満ちており、その苦しみは「この杯をわたしから取りのけてください」と叫ばせるものでした。だがしかし、それに続くみ言葉は「わたしの思いではなく、みこころのままになさってください」は、救い主としての勝利を得られたことを鮮やかに示しています。
イエスが示したことは、あなたのために罪ある者とされたことが、み子なるイエス様にとって計り知れない屈辱です。この屈辱を、ご自身の意志を全く無にして神に委ねることによって勝利を得られました。それによって、人の子は勝利を得られたのでした。
イエスがご自分の思いを神にお委ねされることによって、人の子は栄光を受け、神は主イエスによって救いの業の栄光をお顕わしになられました。
イエスは「父よ」と天に向かって叫ばれました。わたしの命を世の救いのためにささげます。あなたがわたしに賜った人々が、わたしのいる所に一緒にいるようにして下さい。天地が造られる前からわたしを愛して下さって、わたしに賜わった栄光を、彼らに見させて下さい、との執り成しのみ言葉は、私たち一人ひとりに、言い表すことの出来ない幸いと感謝の思いにさせることでしょう。「真の希望とは」、眞にこのことであります。
救い主ななる君、われらは君の宴を祝いまつる。
君の死とみ名とをほめまつる。
やがてまた帰り来まして、われらとともに、
子羊の婚礼の宴に来たりませ。
東京大学大学院人文社会系研究科博士課程
いのちのことば社
スーザン・ハント
「緑のまきば」
「聖霊とその働き」