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2023年7月号  №193 号 通巻877号
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眸(ひとみ)

 

  私たち夫婦は、3代にわたり漁師で、民宿も経営しています。コロナの影響と大雪で今まで経験したことのない中にあります。何とかコロナも落ち着いて、主人の漁の仕事も民宿の予約もあるようになってほしいと思っています。春から秋にとれる旬の魚料理と農家の方が届けてくれる地元の野菜の手作り料理でおもてなしをしてきました。夫婦ともクリスチャンですが、仕事の関係で隔週おきに時間を作り一人ずつ礼拝に行くようにしてもう30年になりました。本当に小さい牧師のいない教会ですが、支え合って信仰の灯をともし続けていきたいと思っています。  石川県 T・Aさん

  暖かい日が続き桜はもう散ってしまいました。これからは葉桜の季節です。近くの山にも広葉樹が山を覆っています。庭では初夏に咲く花々が満開になっています。不思議な気がいたします。東北の地にも春が来ました。イースターの礼拝には息子の運転で孫たちも一緒に行くことができました。  福島県 B・Hさん

  コロナの予防注射が始まりました。今はまだ医療従事者関係と高齢者ですが、これで変化が起こることを期待しています。これから本格的になりますので健康に注意してその業務に専念したいと思っています。ご高齢の方の表情に穏やかさがもどっているのを感じつつ、もう一回ありますね!とお声を掛けさせていただきました。  東京都 MMさん

  「つのぶえジャーナル友」のみなさん、お変わりなくお過ごしでしょうか。桜も散り、今は若葉が近くの公園を覆っています。要支援2になり送迎の車でリハビリ・トレーニング体操に通い始めて1年4カ月になります。お仲間も出来ました。ある95歳のご夫人が車の中で何時もお若い頃の歌を口遊んでいます。その多くは童謡です。その一つに「朝はどこから」(森まさる作詞・橋本国彦作曲・昭和21年)と「鐘の鳴る丘」でした。私も雑音交じりの真空管ラジオで聞いた記憶があります。もう70年以上も前のことですが、その当時の世相を思い出しています。学校の正門には銃剣を持った二人の上級生が立ち、終戦と共に親者に帰る学童疎開列車、引揚者情報、尋ね人の時間、浮浪児狩り、靴磨き、闇市、街頭に立ちアコーデオンを弾きながら募金を訴える何人もの白衣の傷痍軍人の人が立っていました。駐留軍のジープが土ぼこりを立てて走っていました。バラックの家々、煮炊きをする煙、汚れた頭や衣服にはしらみ、その当時の世相を唄った流行歌が流れていました。そのような中で流れていたのが、「朝はどこから」であったような気がします。2021年の今、この歌が当時とダブるのです。

   「朝はどこから」

  朝はどこから 来るかしら

  あの空越えて 雲越えて

  光の国から 来るかしら

  いえいえ そうではありませぬ

  それは 希望の家庭から

  朝が来る来る 朝が来る

  「おはよう」「おはよう」

 

昼はどこから 来るかしら

あの山越えて 野を超えて

ねんねの里から くるかしら

いえいえ そうではありませぬ

  それは 働く 家庭から

  昼が来る来る 昼が来る

  「今日は」「今日は」

 

 夜はどこから 来るかしら

 あの星越えて 月越えて

 お伽(とぎ)の国から 来るかしら

 いえいえ そうではありませぬ

 それは 楽しい家庭から

  夜が来る来る 夜が来る

  「今晩は」「今晩は」  愛知県 O・Hさん

 

<身近な出来事を「眸」に投稿してください> 編集子 

 

 

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緑を大切に!
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書籍紹介
    8858e3b6.jpg
エネルギー技術の
 社会意思決定

日本評論社
ISBN978-4-535-55538-9
 定価(本体5200+税)
=推薦の言葉=
森田 朗
東京大学公共政策大学院長、法学政治学研究科・法学部教授

本書は、科学技術と公共政策という新しい研究分野を目指す人たちにまずお薦めしたい。豊富な事例研究は大変読み応えがあり、またそれぞれの事例が個性豊かに分析されている点も興味深い。一方で、学術的な分析枠組みもしっかりしており、著者たちの熱意がよみとれる。エネルギー技術という公共性の高い技術をめぐる社会意思決定は、本書の言うように、公共政策にとっても大きなチャレンジである。現実に、公共政策の意思決定に携わる政府や地方自治体のかたがたにも是非一読をお薦めしたい。」
 共著者・編者
鈴木達治郎
電力中央研究所社会経済研究所研究参事。東京大学公共政策大学院客員教授
城山英明
東京大学大学院法学政治学研究科教授
松本三和夫
東京大学大学院人文社会系研究科教授
青木一益
富山大学経済学部経営法学科准教授
上野貴弘
電力中央研究所社会経済研究所研究員
木村 宰
電力中央研究所社会経済研究所主任研究員
寿楽浩太
東京大学大学院学際情報学府博士課程
白取耕一郎
東京大学大学院法学政治学研究科博士課程
西出拓生
東京大学大学院人文社会系研究科博士課程
馬場健司
電力中央研究所社会経済研究所主任研究員
本藤祐樹
横浜国立大学大学院環境情報研究院准教授
おすすめ本

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教会における女性のリーダーシップ
スーザン・ハント
ペギー・ハチソン 共著
発行所 つのぶえ社
発 売 つのぶえ社
いのちのことば社
SBN4-264-01910-9 COO16
定価(本体1300円+税)
本書は、クリスチャンの女性が、教会において担うべき任務のために、自分たちの能力をどう自己理解し、焦点を合わせるべきかということについて記したものです。また、本書は、男性の指導的地位を正当化することや教会内の権威に関係する職務に女性を任職する問題について述べたものではありません。むしろわたしたちは、男性の指導的地位が受け入れられている教会のなかで、女性はどのような機能を果たすかという問題を創造的に検討したいと願っています。また、リーダーは後継者―つまりグループのゴールを分かち合える人々―を生み出すことが出来るかどうかによって、その成否が決まります。そういう意味で、リーダーとは助け手です。
スーザン・ハント 
おすすめ本
「つのぶえ社出版の本の紹介」
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「緑のまきば」
吉岡 繁著
(元神戸改革派神学校校長)
「あとがき」より
…。学徒出陣、友人の死、…。それが私のその後の人生の出発点であり、常に立ち帰るべき原点ということでしょう。…。生涯求道者と自称しています。ここで取り上げた問題の多くは、家での対話から生まれたものです。家では勿論日常茶飯事からいろいろのレベルの会話がありますが夫婦が最も熱くなって論じ合う会話の一端がここに反映されています。
定価 2000円 

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「聖霊とその働き」
エドウイン・H・パーマー著
鈴木英昭訳
「著者のことば」より
…。近年になって、御霊の働きについて短時間で学ぶ傾向が一層強まっている。しかしその学びもおもに、クリスチャン生活における御霊の働きを分析するということに向けられている。つまり、再生と聖化に向けられていて、他の面における御霊の広範囲な働きが無視されている。本書はクリスチャン生活以外の面の聖霊について新しい聖書研究が必要なこと、こうした理由から書かれている。
定価 1500円
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「十戒と主の祈り」
鈴木英昭著
 「著者のことば」
…。神の言葉としての聖書の真理は、永遠に変わりませんが、変わり続ける複雑な時代の問題に対して聖書を適用するためには、聖書そのものの理解とともに、生活にかかわる問題として捉えてはじめて、それが可能になります。それを一冊にまとめてみました。
定価 1800円
おすすめ本
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われらの教会と伝道
C.ジョン・ミラー著
鈴木英昭訳
キリスト者なら、誰もが伝道の大切さを知っている。しかし、実際は、その困難さに打ち負かされてしまっている。著者は改めて伝道の喜びを取り戻すために、私たちの内的欠陥を取り除き、具体的な対応策を信仰の成長と共に考えさせてくれます。個人で、グループのテキストにしてみませんか。
定価 1000円
おすすめ本

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さんびか物語
ポーリン・マカルピン著
著者の言葉
讃美歌はクリスチャンにとって、1つの大きな宝物といえます。教会で神様を礼拝する時にも、家庭礼拝の時にも、友との親しい交わりの時にも、そして、悲しい時、うれしい時などに讃美歌が歌える特権は、本当に素晴しいことでございます。しかし、讃美歌の本当のメッセージを知るためには、主イエス・キリストと父なる神様への信仰、み霊なる神様への信頼が必要であります。また、作曲者の願い、讃美歌の歌詞の背景にあるもの、その土台である神様のみ言葉の聖書に触れ、教えられることも大切であります。ここには皆様が広く愛唱されている50曲を選びました。
定価 3000円

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