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水垣 清著
(元中津川教会牧師・元「キリストへの時間」ラジオ説教者)
17 バラ先生来庁50年記念会・・・2・・・
当日の演説者中、バラ先生によって教導された井深梶之介と本多庸一両氏の祝辞を記すと、
日本基督教会大会を代表して 井深梶之助
「本年10月、東京に開かれた日本基督教会大会は、満場一致を以って一つの決議をした。即ち本年本月はバラ博士が宣教師として我が国に来られた満50年に相当するに就いて、同博士と密接な関係にある日本基督教会は、暫く永い年月の間、神の恩寵の下に健全にして伝道のため、教会のために尽くされ功労を認め、神の恩寵を感謝し、博士のために祝意を表し、之がために一人の使者を遣わして今日の祝会に出席させることとしました。私は議長に選ばれていたので、その使者となって、この決議の趣意を申し上げることとなったのは一身にとって大きな光栄であります。
私共、日本基督教会に属するものは、日本に渡来した最初の宣教師、先頃90歳の高齢でこの世を去られたヘボン博士を始め、フルベッキ―、ブラオン両博士、また、今日着任50年を祝するバラ博士のごとき人物と直接、間接に関係のあることを感謝します。過去50年の教会の変化は甚だしいものがありますが、その間、50年一日の如く伝道のため、教会の発達のために尽くされた功績は述べ尽くせないことです。
キリストの弟子の内にも様々の賜物を持っていたペテロ、ヨハネ、ヤコブなどは、いずれも特色があります。日本の伝道の歴史を見てもそうであります。ヘボン、フルベッキ、ブラオン諸氏は各々それに相応しい仕事をし、バラ博士はバラ博士の仕事をせられた。そして、その主な仕事は直接伝道であります。
創業の時代に先ずこのことに着手せられた。第一に日本人に授洗せられ、第二に教会を建設せられた。即ちこの海岸教会は11人ばかりの青年が初週祈祷会の結果、大いに霊的覚醒を為し、日本人の教会を建設したのであります。主としてこれに力を尽くされたのはバラ博士であります。
東京大学大学院人文社会系研究科博士課程
いのちのことば社
スーザン・ハント
「緑のまきば」
「聖霊とその働き」