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=時々の記=
(186)
7月16日
今日は午前中は私一人で家に居ました。すると営業の人が来て1と月でよいから購入してほしいと迫ってきます。少し怖くなりましたが、きっぱりと今は必要ありませんのでと何度も断りましたが、それでも一向に帰ってくれません。こんな時には一人で田舎の家にいるのは身の危険を感じました。恐ろしくしていると、関西電力の方が検針に来てくれましたので、そのしつこい営業マンは怒った様子でそそくさと帰ってくれました。ほっと致しました。田舎の一人暮らしが狙われているとよく耳にします。ですから、こちらも冷静に対処していかなければと考えています。
7月22日
お変わりありませんか?この暑さでバテ気味な私です。でも朝、起きると朝顔が律儀に5つ、6つ花を咲かせて“おはよう”と話しかけてくれました。自然の生き物にも不思議な力があるのですね。神様の御手の中にあることを感謝するものです。
コロナの禍同窓会も夏の夢。
祇園会や雨に端垣刈り込みて。
梅雨明けの近きはずよと夕からず。
驚愕す夕立なれど短かり。
竹の皮道に散り̪しを掃きにけり。 馬場路哉
今日から4連休、静かな山添村です。
7月23日
今頃になって解任、辞任と騒ぎになっていますが、もう少し以前からわかっていたことではないのかなと思わされるのです。選手にとっては4年間の集大成が出てくるのですから、重圧がのしかかっていることでしょう。テレビ観戦できる私たちは甲子園の高校野球の試合の時のように手に汗を握りながらの応援です。どの種目にも応援しますが、私は陸上競技が一番の応援したい種目です。二番目は競泳です。
クロイチェル聞けばたちまち梅雨あがる、
乙女の死遠く偲びぬ合歓の花。
茂りたる桐の葉高く大いなる。
ホトトギス、生垣刈ると早起きす。 馬場路哉
7月29日
今朝の散歩の帰り道、86歳の方が同じ時刻に畑に来ておられます。“おはようございます”と声をかけると、“あら、暁美さん、まあちょっとお話していきませんか”ということになりました。畑のベンチに座り昔話に花を咲かせました。
“あんた、よう頑張ったな。こんな田舎で。”とほめていただいて気恥ずかしくなりました。お店を経営している方でしたからやはりお言葉が上手ですねと思いながらこちらは聞き役に回っていました。86歳になられているのに草刈り機も自在に使われます。そして畑にこうして決まった時間に歩いてきて、次は何を植えようかと考えて計画を立てるのが楽しくて仕方がない、といっておられました。
何も畑仕事ができない私はうなづくだけでしたが、この太陽を浴びて、汗を流して一日が始まるなんて健康的やね、というと、“これでお金を儲けようと思ってしてへんから、どんな物ができてもうれしいし、楽しみやねんで。そしてもう冬野菜の白菜を植えたのを見せてくれました。元気の良い方から学ぶところがたくさんあった朝の散歩でした。
緑陰や美声を聞かす知らぬ鳥。
数羽のみ残るや帰燕となりにける。
棕櫚の葉のそよぎてをりぬ西日中
しなやかに吹かれてをりぬ青田風。
くちなしの一輪開き間を置きぬ。 馬場路哉
主人は今朝から家の周りの草刈りに精を出していました。
8月10日
パラリンピックまでまだ少し日にちがありますが、無事に開催されることを願っています。それにしても暑さが厳しいですね。少し体が重いのですが、1週間分の食材を買い求めに上野市まで出かけなければならず大変でした。スーパーで購入したものをエコバッグに入れてかごに積み込んで、そのかごを引っ張っていこうとしていたら、若い店員さんが駆けつけてきてくださって、“その出口までですが押していきましょうか”と。なんとご親切なお言葉でしょう。感謝の気持ちがあふれてきましたが“ありがとうございます。何とか引っ張って行けそうです”と答えて、引っ張ることができました。他人様にはとても危なっかしく見えたのでしょうね。でもそのお気持ちがとてもうれしくなったひと時でした。
直線も三角もある青領かな。
涼新た夜明けとともに来るなり。
鹿の子やガードレールを飛び超ゆる。
布引や垂直に立つ夏の雲
炎天下雇はれ草を刈りをりぬ。 馬場路哉
8月13日
身の危険を感じるほどの激しい雨が降り続いています。梅雨末期の大雨のような状態がここしばらく続くようです。外出はできるだけ控えるようにしています。でも明日は奈良市立病院で検診の予約が決まっています。ゆっくり、山道を通って出かけていきます。
くちなしや虫に食はれて一つ咲く。
穴開けてスイカ獣に食われしと。
初秋や紹介したきリルケの詩。
ひたすらにテレビを見られ生身魂。 馬場路哉
馬場暁美
「上野緑ヶ丘教会会員」
東京大学大学院人文社会系研究科博士課程
いのちのことば社
スーザン・ハント
「緑のまきば」
「聖霊とその働き」