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2023年7月号  №193 号 通巻877号
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 『その愛のゆえに』

   =時々の記= 

    (187)

8月19日

いつまで続くのでしょうか。この激しい雨。気持ちまでが憂鬱になってきますね。農家さんは水やりはしなくてよいものの、今度は水が多すぎて根が腐ってしまうと心配しています。一人暮らしの方に電話を掛けましたら、とても心細くなってくると言っています。その方のお家は土砂崩れの心配もなく大丈夫なのですが、気持ちが一人でいるとさみしくなり不安だらけになってくると言うのです。誰とも話す人のいない日々、じっとニュースを見ては夜を過ごす心の準備はしているものの。不安が出てきますとのこと。ほんの数分だけの電話でしたがお互いに励ましあってこの雨が止むまで待とうねと言って電話を切りました。

美しき夏鳥の声,名を知らす。

爽やかや聖霊我を動かさむ。

涼風に棕櫚のそよぎぬ庭の前。

父植えし杉、ヒノキの山茂りかな。

広々と段々の田や稲の花。  馬場路哉

8月26日

 この暑さの中でも、自然界は秋を知らせてくれています。昨日の夕方の散歩では目の前に“秋あかね”が小さな羽を羽ばたかせながら飛び交っているのです。秋のやってくるのを教えてくれているのですね。とても愛くるしく感じました。今朝の散歩では〝けとう“の花が濃い赤紫の花をつけて秋を迎える準備です。この暑さとはもうしばらくのお付き合いだと感じました。

刈り草の雨に濡れしを片付けぬ。

暁のにわかに遅し秋深む。

雀の巣らしきを手にす秋の山。

夕立に一羽のカラス動かざる。

子猫来てしまと名づくや秋初め。  馬場路哉

9月6日

 今朝、萩の花が道端に咲き始めていました。なんとさわやかな薄紫の小さな花なのでしょう。秋らしい気候になってきて早萩の花が咲くとは・・・。萩には二種類あるようです。木のように高いところに咲くのが本物の萩だそうです。私の見つけたのは道端に小さい背丈でしたから、ヌスビトハギというそうです。

朝顔の揃ふやラジオ体操す。

セミの声特進みゆく響きとも。

玄関で毎々したるツバメかな。

瞑想と祈りの時の朝の虫。

早々と畦に垂れをる稲穂かな。  馬場路哉

夜になると虫たちの声が響きます。特にクツワムシがとても賑やかに鳴いています。

馬場暁美

「上野緑ヶ丘教会会員」 

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書籍紹介
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エネルギー技術の
 社会意思決定

日本評論社
ISBN978-4-535-55538-9
 定価(本体5200+税)
=推薦の言葉=
森田 朗
東京大学公共政策大学院長、法学政治学研究科・法学部教授

本書は、科学技術と公共政策という新しい研究分野を目指す人たちにまずお薦めしたい。豊富な事例研究は大変読み応えがあり、またそれぞれの事例が個性豊かに分析されている点も興味深い。一方で、学術的な分析枠組みもしっかりしており、著者たちの熱意がよみとれる。エネルギー技術という公共性の高い技術をめぐる社会意思決定は、本書の言うように、公共政策にとっても大きなチャレンジである。現実に、公共政策の意思決定に携わる政府や地方自治体のかたがたにも是非一読をお薦めしたい。」
 共著者・編者
鈴木達治郎
電力中央研究所社会経済研究所研究参事。東京大学公共政策大学院客員教授
城山英明
東京大学大学院法学政治学研究科教授
松本三和夫
東京大学大学院人文社会系研究科教授
青木一益
富山大学経済学部経営法学科准教授
上野貴弘
電力中央研究所社会経済研究所研究員
木村 宰
電力中央研究所社会経済研究所主任研究員
寿楽浩太
東京大学大学院学際情報学府博士課程
白取耕一郎
東京大学大学院法学政治学研究科博士課程
西出拓生
東京大学大学院人文社会系研究科博士課程
馬場健司
電力中央研究所社会経済研究所主任研究員
本藤祐樹
横浜国立大学大学院環境情報研究院准教授
おすすめ本

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教会における女性のリーダーシップ
スーザン・ハント
ペギー・ハチソン 共著
発行所 つのぶえ社
発 売 つのぶえ社
いのちのことば社
SBN4-264-01910-9 COO16
定価(本体1300円+税)
本書は、クリスチャンの女性が、教会において担うべき任務のために、自分たちの能力をどう自己理解し、焦点を合わせるべきかということについて記したものです。また、本書は、男性の指導的地位を正当化することや教会内の権威に関係する職務に女性を任職する問題について述べたものではありません。むしろわたしたちは、男性の指導的地位が受け入れられている教会のなかで、女性はどのような機能を果たすかという問題を創造的に検討したいと願っています。また、リーダーは後継者―つまりグループのゴールを分かち合える人々―を生み出すことが出来るかどうかによって、その成否が決まります。そういう意味で、リーダーとは助け手です。
スーザン・ハント 
おすすめ本
「つのぶえ社出版の本の紹介」
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「緑のまきば」
吉岡 繁著
(元神戸改革派神学校校長)
「あとがき」より
…。学徒出陣、友人の死、…。それが私のその後の人生の出発点であり、常に立ち帰るべき原点ということでしょう。…。生涯求道者と自称しています。ここで取り上げた問題の多くは、家での対話から生まれたものです。家では勿論日常茶飯事からいろいろのレベルの会話がありますが夫婦が最も熱くなって論じ合う会話の一端がここに反映されています。
定価 2000円 

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「聖霊とその働き」
エドウイン・H・パーマー著
鈴木英昭訳
「著者のことば」より
…。近年になって、御霊の働きについて短時間で学ぶ傾向が一層強まっている。しかしその学びもおもに、クリスチャン生活における御霊の働きを分析するということに向けられている。つまり、再生と聖化に向けられていて、他の面における御霊の広範囲な働きが無視されている。本書はクリスチャン生活以外の面の聖霊について新しい聖書研究が必要なこと、こうした理由から書かれている。
定価 1500円
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「十戒と主の祈り」
鈴木英昭著
 「著者のことば」
…。神の言葉としての聖書の真理は、永遠に変わりませんが、変わり続ける複雑な時代の問題に対して聖書を適用するためには、聖書そのものの理解とともに、生活にかかわる問題として捉えてはじめて、それが可能になります。それを一冊にまとめてみました。
定価 1800円
おすすめ本
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われらの教会と伝道
C.ジョン・ミラー著
鈴木英昭訳
キリスト者なら、誰もが伝道の大切さを知っている。しかし、実際は、その困難さに打ち負かされてしまっている。著者は改めて伝道の喜びを取り戻すために、私たちの内的欠陥を取り除き、具体的な対応策を信仰の成長と共に考えさせてくれます。個人で、グループのテキストにしてみませんか。
定価 1000円
おすすめ本

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さんびか物語
ポーリン・マカルピン著
著者の言葉
讃美歌はクリスチャンにとって、1つの大きな宝物といえます。教会で神様を礼拝する時にも、家庭礼拝の時にも、友との親しい交わりの時にも、そして、悲しい時、うれしい時などに讃美歌が歌える特権は、本当に素晴しいことでございます。しかし、讃美歌の本当のメッセージを知るためには、主イエス・キリストと父なる神様への信仰、み霊なる神様への信頼が必要であります。また、作曲者の願い、讃美歌の歌詞の背景にあるもの、その土台である神様のみ言葉の聖書に触れ、教えられることも大切であります。ここには皆様が広く愛唱されている50曲を選びました。
定価 3000円

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