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『その愛のゆえに』
=時々の記=
(187)
8月19日
いつまで続くのでしょうか。この激しい雨。気持ちまでが憂鬱になってきますね。農家さんは水やりはしなくてよいものの、今度は水が多すぎて根が腐ってしまうと心配しています。一人暮らしの方に電話を掛けましたら、とても心細くなってくると言っています。その方のお家は土砂崩れの心配もなく大丈夫なのですが、気持ちが一人でいるとさみしくなり不安だらけになってくると言うのです。誰とも話す人のいない日々、じっとニュースを見ては夜を過ごす心の準備はしているものの。不安が出てきますとのこと。ほんの数分だけの電話でしたがお互いに励ましあってこの雨が止むまで待とうねと言って電話を切りました。
美しき夏鳥の声,名を知らす。
爽やかや聖霊我を動かさむ。
涼風に棕櫚のそよぎぬ庭の前。
父植えし杉、ヒノキの山茂りかな。
広々と段々の田や稲の花。 馬場路哉
8月26日
この暑さの中でも、自然界は秋を知らせてくれています。昨日の夕方の散歩では目の前に“秋あかね”が小さな羽を羽ばたかせながら飛び交っているのです。秋のやってくるのを教えてくれているのですね。とても愛くるしく感じました。今朝の散歩では〝けとう“の花が濃い赤紫の花をつけて秋を迎える準備です。この暑さとはもうしばらくのお付き合いだと感じました。
刈り草の雨に濡れしを片付けぬ。
暁のにわかに遅し秋深む。
雀の巣らしきを手にす秋の山。
夕立に一羽のカラス動かざる。
子猫来てしまと名づくや秋初め。 馬場路哉
9月6日
今朝、萩の花が道端に咲き始めていました。なんとさわやかな薄紫の小さな花なのでしょう。秋らしい気候になってきて早萩の花が咲くとは・・・。萩には二種類あるようです。木のように高いところに咲くのが本物の萩だそうです。私の見つけたのは道端に小さい背丈でしたから、ヌスビトハギというそうです。
朝顔の揃ふやラジオ体操す。
セミの声特進みゆく響きとも。
玄関で毎々したるツバメかな。
瞑想と祈りの時の朝の虫。
早々と畦に垂れをる稲穂かな。 馬場路哉
夜になると虫たちの声が響きます。特にクツワムシがとても賑やかに鳴いています。
馬場暁美
「上野緑ヶ丘教会会員」
東京大学大学院人文社会系研究科博士課程
いのちのことば社
スーザン・ハント
「緑のまきば」
「聖霊とその働き」