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『その愛のゆえに』
=時々の記=
(189)
10月18日
昨日は冷たい雨、今朝は3・5度まで下がりました。震えあがってストーブを付けての朝の準備です。急変する気候についていくのはとても困難になってきました。昨夜はこたつを引っ張り出して、休みました。
鹿の鳴く夕べ迎へぬ過疎の村。
山の井家ジュンサイひそかに伸びてをり。
若き日の右近の城址山装ふ。
この気象芭蕉大きく化けにけり。
木犀やなぞへを染めて彼岸花。 馬場路哉
10月20日
昨日、思い切り後頭部を打ち、背骨も痛み出したのですが。何とか24時間が過ぎ、今のところ、右手薬指、右足の裏、左手首が少し痛む程度です。もちろん頭はガーンとうったのですから、今日も重く感じます。慌てることは禁物ですね。
しっかり地面を見て、床の段差を見て一歩を踏み出すようにしなければ、大変な事故につながることを思い知らされた一瞬でした。
10月25日
こちらは朝から冷たい雨です。一枚多く着込んでいます。昨日は久し振りにいつもとは違う場所まで散歩に出かけました。そこは黄色の大きな花を付けた背高泡立ち草が群生していました。その勢いに驚きました。いつもと違う風景は気分転換になります。
夕づつのすぐ出るつるべ落としかな。
夕虹に主のみ恵みを覚ゆなり。
一群の野菊横目に原を刈る。
鹿の鳴く夕迎へぬ過疎の村。
紅葉す草を眺めて狩り進む。 馬場路哉
いつもの散歩道ではハナミズキの葉が見事に紅葉しています。柿の葉もきれいです。これからの散歩は落ち葉を踏みしめながらとなりそうです。
11月4日
外はもう真っ暗です。お変わりありませんか?こちらは朝と夕方になるととても冷え込んできます。ストーブなしではもう過ごせません。こちらの山々は今秋の色に美しく色づいています。つい見とれてしまってつまずきそうになります。
秋寒の急襲すればあわただし。
自転車と寝袋のあり山の秋。
小鳥来や一日の雨を疎ましと。 馬場路哉
11月8日
今朝は暖かい朝でした。昨日の夜に比べると3倍も上がっているのです。18度もあるのです。この気候には体調が追いつきません。午後からは急に雨が降りだし、激しい風が吹いてまるで台風のようでした。この激しい風で、大きな樫の木からどんぐりの実がパラパラと、とても激しくお隣の車庫の屋根に落ちて道に転がってきます。うっかり歩いているとそのどんぐりで足を取られて滑りそうになります。樫の実の転がっていないところを選んでしっかり足元を見て歩かないと大変なことになりそうです。
樫の実のあふるるばかり鳥騒ぐ。
歌ふかのピアノを聞きぬ文化の日。
高き寄り紅葉飛びぬ厳かに。
門前に野菊の咲きて床しけり。
晩秋の夕やけ眺めそこらまで。 馬場路哉
馬場暁美
「上野緑ヶ丘教会会員」
東京大学大学院人文社会系研究科博士課程
いのちのことば社
スーザン・ハント
「緑のまきば」
「聖霊とその働き」