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世田谷通信(221)
猫草
図書室に本を借りにきた低学年の女の子が松ぼっくりを差し出して、「これあげる!」と手渡してくれた。ずいぶん大きくて立派な松ぼっくり。どこで見つけてきたのだろう、よくわからないが「もらっていいの?」と聞くと、「うん!あげる」とニコニコしているので、こちらも笑顔でありがたく受け取った。
家に持ち帰って、そういえば昔、松ぼっくりで飾りを作ったことを思い出した。どこかに余ったビーズでも・・と探してみると、裁縫箱の隅に壊れたビーズネックレスのパーツが見つかった。テグスが切れてバラバラになったのを捨てずにとっておいたらしい。もったいない精神もたまには役に立つ。さっそく開いた笠の1片1片の端に木工用ボンドをつける。その上にピンセットで大小のビーズを乗せる。グリーン系の石のビーズで地味。透明ビーズも見つけてそれも追加。ネイル用の金ラメを上から足す。金色があるとぐっと華やかさが増すものだ。製作時間はわずか5分。しばらく乾かしてボンドが透明になったら完成。材料を探している時間の方が長かった気がする。
図書室のカウンターの一角に置いてみると、松ぼっくりをくれた子がやってきて、「すごーい!きれい、すごーい!」と喜んでくれた。高学年女子はさすがに目ざとく、「え、これめっちゃ可愛くない?超やばいんですけどっ!」と口々に出来栄えをほめてくれた。高学年男子はというと、気にはなるものの、素直にいいねと言いたくないらしく、「うーわ、時間かかりそう」、「どしたの?暇だったの?」、「細けえ~!」という反応。ともあれ一個の松ぼっくりをきっかけに、子どもたちのいろいろな声が聴けた。もう少し、飾っておこう。
<いきいき里山ものがたり>
* 雪深い今の新潟ですが、逞しく「雪椿」が咲いていました。今少し先になりますがスイセンも咲いてくれます。これからが本格的な大雪を迎えます。皆さんの所は如何ですか。 新潟県 寒がりや
* お隣りの家の近くに近寄るとスイセンの清廉な香りがしました。それぞれ少しずつ譲り合ってフェンス越しの陽を受けていますね。
* 里山農園の収穫物です。参加メンバーさんと仲良く分けあいました。これもまた楽しみの一つです。
《写真の説明と投稿です》
東京大学大学院人文社会系研究科博士課程
いのちのことば社
スーザン・ハント
「緑のまきば」
「聖霊とその働き」