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『その愛のゆえに』
=時々の記=
(192)
1月20日
今日はとても寒い一日でした。雪が舞っていて外に出る気になれませんが、そっと窓から外を覗いていると小さな白い花が木々の間に咲いています。なんだろうと思って外に出て見るとなんとお茶の花です。お茶の葉っぱばかりを見てきた私にとってとても新鮮で、すがすがしい気持ちになりました。こんなに寒いのに、小さな花を咲かせているなんて。愛くるしく感じました。
庭の草引くや手元の日脚伸ぶ。
とき色に明け染むるなり寒の朝。
寒けいこめきて早起き体操ス。
奔放に枝の伸びたる枯れ木かな。 馬場路哉
1月23日
朝から氷点下という寒さでした。でもどんよりとした雲行きで何とか半日雨が降らずに過ぎましたが午後からは冷たい雨です。ホッカイロもあまり効果が感じられません。
荒れ畑草を刈られて霜白し。
藪椿早咲き満ちて鳥通ふ。
玉の風谷に轟き寒波来る。
水平の布引の山初景色。 馬場路哉
大寒が続いています。早く春の訪れが届いてほしいですね。もう少し、の我慢と一日一日生かされていることに感謝して暖かい春を待ち焦がれています。
1月27日
ジャーナルではたくさんの主人の俳句を載せていただき、大喜びしています。できるだけ信仰的なものを作っているというのです。俳句を作る意欲が消えずにいるのも、ジャーナルのおかげです。朝は4時30分から起きて聖書通読、続けて俳句を練っているようです。このように自分を表現して認めていただく場所があるから続けられるのです。読んでいただく方たちには大変申し訳ないのですが。
大寒や不死の願いを祈りける。
蝋梅や窪に日差しの届きける。
風雪の無きをよろこび鳥鳴きぬ。
夜明けなばとびたちにける寒カラス。
けらの音姿見えれ場小さかり。(けらとはキツツキのことだそうです。そういえば古い小屋の戸にはキツツキがつついた跡が残っています。) 馬場路哉
2月号をお届けいただいて、一足早く春を感じさせてくれたようでとてもうれしく感謝して読ませていただいています。
1月31日
今朝の冷たかったこと。久しぶりに朝の散歩に出かけましたが、まつげが凍って歩くとほほに水が伝ってくるのです。氷点下の寒さです。1月が今日で終わりですね。2月になって少しは寒さが和らいでくれるでしょうか。そのような思いを抱いて今月も一歩一歩踏みしめて歩んでまいりたいです。
エフェタとは開けとのこと読み初む。
寒の朝頭を垂れて祈りけり。
重ね着で今日の一日を乗り切らむ。
風花の光の子とて漂ひぬ。
寒風や塀高かりし父の里。(主人の父の里は伊賀の山奥の大山田村猿野というところです。こちらよりももっと寒いところです。) 馬場路哉
馬場暁美
「上野緑ヶ丘教会会員」
東京大学大学院人文社会系研究科博士課程
いのちのことば社
スーザン・ハント
「緑のまきば」
「聖霊とその働き」