[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
『その愛のゆえに』
=時々の記=
(193)
2月17日
今朝の寒さもまた厳しいでした。指先が凍ってしまうほどに痛く感じられました。春よ来いと大きな声で叫びたいぐらいです。
金色に輝くレンコン堀にける。(すぐ近くの場所にレンコンが栽培されています。)
春立つや茜広ごり暮れにける。
寒中やこの十字架を負半とす。
急坂は前かがみなり梅探る。(我が家の前の道は30度ほどの急な坂です。)
春よ来いフルートの良き音色かな。(毎朝五時から聞いているクラッシッククラブでの演奏です。)
凍てゆるむ散歩の足の伸びにけり。 馬場路哉
2月も半ばになるというのに今年はまだまだ真冬並みの寒さが続いています。
あと少しの我慢でしょうか?
3月1日
朝から雨です。草木は恵みの雨をいただいて喜んでいるように感じられます。
3月になって春を感じる雨です。冷たい中にも希望が与えられるように感じます。
賛美歌291番にもありますが、“忍びて、春を待て、雪は解けて花は咲く”と。
寒い間の忍耐が暖かい春を迎えて気持ちがほぐれていきますね。感謝です。
旧交を温めてをり草萌ゆる。
山峡の空澄み渡る春の鳶。
ちぎれ雲ゆっくり流れ春の月。
春夕焼犬に似てをる雲形。
周りには樫の木多く風光る。 馬場路哉
3月2日
やっと雨が上がりました。温かい朝です。世界に目をやるとウクライナとロシアが大変な状況になっています。ニュースを耳にするたびに胸が痛みます。第三次世界大戦になりかねません。一日も早い停戦をと願うものです。
こちらの梅はようやくほころび始めて香りまでは届きませんが、春の訪れを伝えてくれています。
北風や笠取山は如何ならむ。(笠取山は主人の父の里の近くです)
日野菜なる片平あかね色極、う。(日野菜付けと似ていますが、片平あかねは山添村でしか栽培されておりません。赤い色に染まったお漬物です。)
鼠色棚田細かく耕しぬ。
おきつもの名張の山に雪舞ひぬ。
二股の枯れ木ぐらりと風に揺れ。 馬場路哉
馬場暁美
「上野緑ヶ丘教会会員」
東京大学大学院人文社会系研究科博士課程
いのちのことば社
スーザン・ハント
「緑のまきば」
「聖霊とその働き」