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『その愛のゆえに』
=時々の記=
(194)
3月13日
朝5時のテレビのニュースで大きな地震が発生したことを知りました。列車は脱線して、道路には亀裂が入っているとのことです。1週間前に11年前のことを思い出していたところですのに、怖かったことでしょう。被害にあわれた方々の上に神様のお守りが与えられますようにお祈りします。
杉花粉龍の域とも吐かれけり。
果樹縁のなぞへひそかに草萌ゆる。
ああうれし、賛美歌歌ふ春の夜
春場所を楽しみとする翁どち。
グラグラと枯れ木の揺るる春嵐。 馬場路哉
主人はラジオを聴きながらリハビリと称して村内を歩いています。
3月18日
こちらは朝から雨です。風が吹いていて、とても肌寒く感じます。ストーブ全開です。冬物も残しておいてよかったと冬の装いです。
習ひごとちょっと上達下萌ゆる。
伊賀街道サイクリストら風光る。
福音を聞きしに似たる暖かさ。
色合ひの淡きを誇るヨモギかな。
隠国の初瀬の奥にハエを釣る。 馬場路哉
今朝、二人で部屋の片づけをいたしました。主人は掃除機係り、私は雑巾係りで、きれいに整えました。1時間余りでしたが久しぶりの掃除でしたので疲れてしまいました。
3月26日
雨ですが、比較的暖かいです。感謝です。庭の梅は雨に濡れてひとひらひとひら散っています。これからは桜の開花を待つばかりです。ツバメたちは去年の巣を覚えていてそのまま再利用です。新しく作る気配はありません。賢いですね。
巣は芸術作品です。あの小さなくちばしで泥と縄を交互に持ち運んで作り上げていくのですから。
荒家に紅白の梅咲き初むる。
初ツバメ全速力で家に入る。
ハハコグサ芽を出し初むる狭庭かな。
天守閣戴く町のうす霞。
白々と雑木の枝や山笑ふ。 馬場路哉
3月29日
薄曇りの花冷えの一日です。朝9時から3か月に一度の定期健診へ行ってきました。車で5分のところにあります。唯一車を運転する日です。5分といえどもやはり車は慎重に運転しなければ大事故につながります。カーブあり、坂道あり、5分が長く感じられました。
予約通りにきちんと診察してくださるので待つことなく快適に過ごせました。年齢のせいでしょうか。虫歯はありませんが歯事態が弱っているようです。それを全面的に治療するか、次までに考えておいてください、と言われました。私としては、痛みがなくただ色がくすんできているという理由では治療に踏み切れません。
キリストは罪をなだめる受難週。
ひたすらに悔ゆることなり受難週。
隠国(こもりく)の初瀬の奥にハエを釣る。
春なれや内田光子のピアノ曲。(シューベルトのピアノソナタです。)
春愁やロダンの像を諾ひぬ。(うべなう) 馬場路哉
最近主人は中性脂肪が高いといわれて減量に励んでいます。坂道を何度も歩いて登ったり下ったり。木の枝にぶら下がってみたり、とあまり効果が出ていないようですが、がんばっている姿は認めます。
4月11日
急に気温が上がって6月の陽気だそうです。春の熱中症に気を付けてくださいとアナウンスされていました。急激な気温の変化に高齢者や子供たちはついていきにくいですね。入学式を終えて今秋から本格的な学習に入るのでしょうか。
バス停で待っている子供たちは緊張しているようにうかがえます。桜は散り終え、今はハナミズキの花が咲き始めています。それにモクレンが例年よりも2週間ほど早く咲きだしています。
今週は受難週ですね。イエス様の十字架上でのお苦しみを思いつつ、過ごしていきます。“十字架の血に清めぬれば,来よとの御声を我は聞けり。”を賛美しながらの受難週の散歩となっています。
馬場暁美
上野緑が丘教会会員
東京大学大学院人文社会系研究科博士課程
いのちのことば社
スーザン・ハント
「緑のまきば」
「聖霊とその働き」