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『その愛のゆえに』
=時々の記=
(195)
4月13日
今日もよく晴れて暖かい一日です。私が一番好きだった長野県出身の小平奈緒選手が今年の10月で引退されるというニュースを耳にしました。小平奈緒選手がスピードスケーターとして頑張って以来、私はずっと応援し続けてきました。
その謙虚な態度、言葉遣いに心打たれたのです。昨日の会見でも一言一言が謙虚でした。そして決しておごることなく、いつも10歳も年下の選手や学生たちと一緒に練習に励んでいたし、これからもし続けるというのです。胸がいっぱいになってしまいました。ライバルと言われていた韓国の選手もこれからの活躍を祈っているといっていましたね。
へりくだり、感謝するのみ受難週。
せせらぎの音柔らかく水温む。
里山の畑の翁にキジ鳴きぬ。
谷風の収まりこぶい咲きにけり。
谷川に沿ふ急峻や滝の音。
風通る新しき町ハナミズキ。
山峡の道を覆へる若葉かな。
春愁の苦悩ロダンの像にあり。
ハナズオウ咲かすや一つの夢叶ふ。 馬場路哉
4月25日
今は薄曇りです。今朝は気分がよかったので久しぶりに散歩に出かけました。
すると大発見です。こんなところに山桜が咲き誇っているではありませんか。散歩道には一面にその小さな薄い、とても小さな花びらが一面に風に吹かれて敷き詰められています。まるでアンデルセンのおとぎの国にでも来たような気分になって遠くに見える山桜を眺めて賛美歌533番を大きな声で賛美いたしました。
主のもとに集められし者イースター。
高みなる軍人墓地の桜かな。
困難に耐へむとすなり受難週。
山桜みやまつつじと咲き競ふ。
ハナズオウ夢を見るかに庭に咲く。(ハナズオウはとても珍しい花です。ぴんくのこい米粒のような花が小振りの枝に鈴のようにたくさん咲くのです。)
谷川に沿ふ急峻や滝の音。
鶯の厨のそばでケキョケキョと。
里山の畑の翁にキジ鳴きぬ。
細流の音柔らかく水温む
春寒や雨天となりて掃除しぬ。 馬場路哉
今朝は主人が夕ご飯の下ごしらえを手伝ってくれました。新ジャガイモの皮むきです。たったそれだけ手伝ってもらっただけですが、朝にパソコンに向かうことができて感謝です。
運転手老ひて新樹の山に住む。
水張られ声の揃ひぬ田のカエル。
早朝の光漲るシャガの花。
先々は神に委ねむ朧月。
帆を立てし様なる芭蕉若葉かな。 馬場路哉
馬場暁美
上野緑ケ丘教会会員
東京大学大学院人文社会系研究科博士課程
いのちのことば社
スーザン・ハント
「緑のまきば」
「聖霊とその働き」