[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
『その愛のゆえに』
=時々の記=
(196)
6月10日
今は曇ってきましたが、よく晴れ上がって暑い一日となりました。毎朝、4時に起きて聖書の通読と俳句の勉強ができている主人の日課にも感謝します。
つばくらの鳴きだす頃に起きにけり。
井戸替えや透明の水まず汲みぬ。
山峡に研ぎ澄まされてホトトギス。
篠茂り荒畑すぐに変わりけり。
聖霊の働きを知る聖五月。 馬場路哉
明日は雨が降るという予報ですが、また草刈りの「出会い」です。大雨だったら、延期です。小雨でしたら合羽を着ての草刈りです。
6月12日
田舎の暮らしには慣れてきましたが、夏になると毎週のように「出会い」があるので疲れてしまいます。今日はリサイクル。昨日は先日の「出会い」で終えられなかった場所を皆でしました。高い山肌の部分を草刈りするのですが、その下は池です。みなさんスパイクのついた靴を履いて踏ん張っておられます。主人は足が悪いので違うところに回してもらいました。私たち女性は草刈りの後の掃除です。雨の降る前でしたので重みは感じましたが何とか時間内に終えることができました。家に帰るとぐったり、二人ともダウンしてしまいました。
聖霊の働きを知る聖五月。
旧友と労り会へる夏日かな。
明け易し妙なる鳥の音を聞きぬ。
硝子戸の白きヤモリを見て眠る。 馬場路哉
6月21日
我が家のくちなしの花が6年がかりで今年ようやく見事な花をたくさん咲かせてくれています。ほのかな甘い香りがお花に近づくにつれて漂ってきます。もうだめかと何度もあきらめていましたが、今年は冬から春にかけての葉っぱの勢いが違いました。ひょっとしてと期待を込めて消毒をしたり、虫を駆除したりと手入れを丁寧にしてきました。
するとびっくりです。つぼみが10個もついているのです。そしてあくる日にはその蕾たちがいっせいに花を咲かせてこの梅雨のうっとおしい季節を癒してくれています。主人は眼科へ出かけています。
早朝の祈り捧ぐや時鳥。
またたびや奥の花火の倉庫あり。
どくだみは十字架をもって天をさす。
井戸替えや日陰反射す虹色に。
草刈りの出会い必死や過疎の村。 馬場路哉
伊賀市内では眼科の専門医が2人しかおられません。それで朝9時前に医院に出かけても30名が待っているというのです。帰宅できるのは午後をかなり過ぎてからになります。白内障の手術になるかも分かりません。
6月24日
フェーン現象というものなのでしょうか。南風が吹き荒れて洗濯物があちこちへ飛んでしまいました。またその影響で暑さがぐんぐん上がっています。室内で30,5度もあります。この夏一番ですね。これからこのように暑い日が続くのでしょうね。
草刈りの休むや茅花流しなる。
お互いに闘病すなり夏見舞い。
猫の子のおっとりとして抱かれぬ。
高くまで飛翔学ぶや夕ツバメ。
先生につつがあるとや青芭蕉。 馬場路哉
7月7日
こちらは何とか雨が降らずに一日過ぎました。でも、この暑さに体力がついていきません。散歩は朝に出かけようと思うのですが、ぎらぎら光るお日様を見るととても散歩する気になれません。お隣の96歳になられる方(先日救急搬送された方)のお家にお見舞いに行ってきました。ご本人とはお会いできませんが、一人でお母様の介護をされている娘さんとしばらくの間お話しできました。病院への入院は免れたがやはり、体調が弱っているのが気になるといっておられました。とにかく体の体温調節ができなくなっているというのです。この暑いのに寒いからと毛布を重ねてみたり、食欲があまりないので心配されていました。ほんの10分ほどでしたが、“お疲れが出ませんように。”とお言葉を添えて帰りました。娘さん一人ですので誰にも相談できないのでとても喜んでくれました。
熱中症割くや朝の間草を刈る。(主人は朝6時過ぎから草刈りをしています。)
夕つばめ飛翔訓練とも見ゆる。
かの皐月絞るるまでの色あひよ。
一休みすれば老鶯鳴きにけり。
疾く起きて鳴きかはしをるツバメたち。 馬場路哉
7月15日
今日散歩の折に近所の方から質問がありました。“統一教会ってキリスト教がもとなんだってね。” “ひどい宗教やね。”
私はすぐに否定しました。あれは悪徳商法集団で、エホバの証人も同じですとお伝えしました。このようなことに対しては曖昧は許されません。そう信じています。
草刈ってすっきりしたる広場かな。
梅雨腫れや良き絵葉書の到着す。
草刈るやリハビリの意図無くは梨し。
岩の上定家かづらの花散りぬ。
白鷺のたむろす朝の名張川。 馬場路哉
馬場暁美
上野緑ケ丘教会会員
東京大学大学院人文社会系研究科博士課程
いのちのことば社
スーザン・ハント
「緑のまきば」
「聖霊とその働き」