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世田谷通信(227)
猫草
しばらく歯医者に通っていた。なんとなく奥歯が痛く顎の下が腫れておたふく風邪と診断されたこともあった。そこで歯医者で診察を受けると、歯を噛みしめている時間が人より長いと言われる。人間は通常、上の歯と下の歯は接しておらず、少し開いているもので、何かを噛むときだけ力がかかるそうだ。ところが私は口の開きが狭いのでずっと上下の歯がくっついており、それが感染リスクを拡大している。できるだけ口を大きく開けても4.5㎝。そこで1日3回10秒間大きく口を開ける練習をしてくださいと言われる。それから日常生活の中で口を大きく開ける練習を続けて2か月、5.8㎝まで開くようになり、顎関節の痛みもなくなって、めでたく経過観察となった。
ところが同僚は「逆です」と言うのだ。その方はずっと口が開いたままで顎が外れやすく、歯医者からは口が開きっぱなしだと乾燥や感染リスクが高いと言われると。なるほど、口も関節も骨格もみんな違う、悩みも違うのか。
別の方から、最近足を骨折した話を聞いた。若いころと違って高齢になるとなかなか骨がくっつかず、回復に時間がかかるが、医者から処方されたビタミンD錠剤で改善したと。牛乳やヨーグルトを食べる習慣があっても、それだけでは新しく骨を作るための要素が不足していたようだ。
小学校で子どもたちのツヤツヤな肌と髪をみていると、自分とだいぶ成分が違っているなと思うが、年齢を重ねたら仕方ないと思っていた。人は食べたもので構成される、そして同じものを食べていても吸収、分解、再構成する力は衰える。何が不足し、どこが衰えているかは、単に年齢ではできなくて、人によってさまざまなのだと思う。機械と違って部品交換はできないが、自分を構成する栄養素に偏りがないように、自身の状態に気をつけなくてはと思った。
<いきいき里山・山里ものがたり>
* 「世田谷通信」7月号を読んで、反省している私。何もかも値上げ・・・と悲鳴が聞こえてきますし、叫んでいる一人が私でもあります。しかしスーパーには安いのに不ぞろいな野菜物があってもそれを嫌い、多くの人の手といろいろな経費をかけているのに、不ぞろい品を嫌い高いと言いながらそれを求めてしまう私。整った野菜も、下手な私の包丁さばきや味付けで、見事に変身するのです。でも台無しにしている私、そういえば、思い出すのは、母は、ここは一番おいしく栄養があるのよねと言って、野菜の根をきれいに洗い、刻んで料理していた姿、今は、野菜に根がなく、きれいに包装されている。ここにも人の手がと思わされた私。そのようなことを気づかせてくれた「猫草」、ありがとうございます。 埼玉県 K・Kさん
* 太鼓の音に子供たちのはしゃぎ声は、昔も今も変わりがありませんが、最近若い女性の浴衣姿が多くなりました。踊りの輪にも参加者が多くなりました。団地にお住まいの方がふるさとのお祭りを思い出し、お子さん連れで参加するようになりましたし、外国の方も目につくようになりました。金魚すくいやお面のお店も見ることができます。そんな下町の姿が懐かしいです。
⁂ 皆さんの投稿を歓迎いたします。
東京大学大学院人文社会系研究科博士課程
いのちのことば社
スーザン・ハント
「緑のまきば」
「聖霊とその働き」