[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
『その愛のゆえに』
=時々の記=
(199)
8月14日
蒸し暑さが感じられます。それに今までの暑さで弱っていた体がいっそう疲れを倍加させています。明日、山添に来る予定だった娘は私が疲れているようだからまた涼しくなった時に帰るからと、先ほど電話をくれました。やれやれです。本当に疲れが出てしんどくて仕方ありません。明後日は乳がんの検診で奈良まで出かけなければいけません。主人が往復の車の運転はしてくれるので助かります。予約してあるので何とか頑張って出かけてきます。
タケノコの頂点達し皮脱ぎぬ。
鬼百合の過疎地の端に固まりぬ。
山中に信者住みける花むくげ。(山添村で初めてのキリスト者のおうちです。父が牧会していたころに礼拝に時々来てくれました。)
下草を刈るや全身汗まみれ。
手花火の煙り幼児を包みけり。 馬場路哉
山添村で初めてのキリスト教の信徒になられた方はよく、日曜日の礼拝以外にも教会を訪ねてきてくださり、よく話をしていかれました。主人はその方からキリスト教のことを郵便局でうかがったといっています。そんな時代にキリスト教を求めたご夫妻のことは皆さん敬意を表しておられます。神様のなさることはすべて時にかなって美しいというみ言葉を思い出しています。
8月16日
乳癌の検査で山添から九十九折れのカーブの多い山道で酔いそうになりましたが、主人の安全運転で無時に往復できました。検査の結果はあの大きな嚢胞が消えてなくなっているといっていただきました。神様の憐れみと恵みにただ感謝いたしました。
お祈りに支えられていることに心強く思います。帰りの道はとても気分良く帰宅できました。やはり奈良市立病院は大きくてびっくりいたしました。
8月27日
もう10月号のご準備ですか。その気力はどこから出てくるのでしょうね。今日は睡眠導入剤を求めに大阪の柏原まで出かけてきました。先生も大変なご苦労をされておられるのでとてもよく理解してくれます。秋の花コスモスがちらほら咲き始めています。
風に揺れている姿はとても可憐です。
ぶつかるは油蝉なり水掛かる。
涼しくも素早く子猫木に登る。(虎ちゃんのことです)
新涼や夕べの風に棕櫨そよぐ。
父と母の写真を拭きて盆用意。
ずいき剥く指をうっすら紅に染め。(ずいきというのはサトイモの大きな茎です)
馬場路哉
8月29日
本日、9月号のジャーナルをお届けいただきました。とても重みのある「今月のことば」に主人と二人で“その通りだねと祈りを捧げました。それに今月号から、パーマーの「聖霊とその働き」が連載されるのですね。感謝です。というのも、以前送っていただいた本の中からパーマーの「聖霊のその働き」を好んで読んでいます。そしてとても力づけられているというのです。
黒白の雲入交り秋暑し。
雨降って拭き掃除しぬ秋初め。(主人は掃除をするととても丁寧にしてくれます。)
草刈れば戯れもして親子猫。 馬場路哉
8月31日
いよいよ明日から9月のスタートですね。2学期の始まりかと思っていたら、最近は25日から新学期になっているようです。この暑さの中、勉強ができるのでしょうか。
集中力が出ませんよね。やはり2学期は9月からが適していると思います。裏山ではツクツクボウシが鳴き始めています。いよいよ秋だよとでも言わんばかりにどこか寂しげに鳴いています。我が家のミニトマトも動物たちもおいしいところをすべてやられてしまいました。獣たちも必死ですから。素人の私たちは無防備すぎて獣いたちもびっくりしていることでしょう。イノシシさん、冬野菜は食べないでねと言いながら畑を耕していました。
最近は山添では大きな百日紅(ひゃくじつこう、さるすべり)を庭にたくさん植えてあります。ピンクが多いのですが、今日は白い花のものを見つけました。とてもダイナミックなお花です。夏の終わりの疲れが出てくる頃に眺めると元気をもらえそうなお花です。それに夾竹桃(きょうちくとう)が暑さに負けずに濃いピンク色の花をたくさんつけて咲いています。朝の散歩では気が付かなかった花たちに出会えてとても感謝しています。
竹落ち葉トユより除き住まいをり。
電線に睦まじく寄る秋燕。
過疎の村昔変わらぬ蝉の声。
ミソハギや祖父母作り̪田の脇に。
山蟻は走り回りぬひたすらに。 馬場路哉
小さな畑の衣替えです。冬野菜を植え始めています。昨日は水菜、今日は白菜と大根を植えました。鍋物に使うことができるまでに成長するでしょうか。土地作りから始めなければ大きくならないといわれました。できるだけのことをやってみます。
昨夜、家の庭でマムシの子供が現れました。猫たちが妙に怖がっているので見に行くとマムシです。主人に伝えてすぐに処理しました。9月がマムシが出てくる季節なのです。気を付けて懐中電灯を持つとか、長靴を履くとかして対策を考えています。
馬場暁美
上野緑ケ丘教会会員
東京大学大学院人文社会系研究科博士課程
いのちのことば社
スーザン・ハント
「緑のまきば」
「聖霊とその働き」