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2023年7月号  №193 号 通巻877号
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「今月のことば」 

イエスはこれをしかって、「黙れ、この人から出て行け」と言われた。すると、けがれた霊は彼をひきつけさせ、大声をあげて、その人から出て行った。

    =マルコ1:25~26=

 

聖書の中には日常生活とはかけ離れた出来事や気づかないことが、奇跡のような出来事や教訓が記されていることに驚きます。平穏無事を願い、心穏やかでありたいと願っている私たちには時として驚きます。

この「今月のことば」の聖句は、私たちが信じ、理解する以上に、悪の霊は多くの人々に力をふるっていることが分かります。また大それた悪は犯さなくても、小さな悪は見過ごしがちです。誰もがしていることとか、これ位は許されるだろという曖昧さの中で、ことさらどうこう言うことではない、と自分を許して生きているのです。

しかし、人間が考える最も悪いこと、悪質なことは、私たちは生まれつき悪い者ではありますが、悪の働きが自分の生活の上になければ、大部分は罪や悪はそれ程ではないだろう、という身勝手な安堵の中に平安を見出していることです。

 

神の言葉は、悪が人間を支配する力を失う時が来ると預言しています。それは悪の力が縛られる時であります。

 

悪の霊は、敵意、嫉妬、野卑、憎悪、醜い貪欲などが人を支配する時に、人間の魂を統治しているのです。家庭が争いで満ちている時、夫と妻との間、親と子の間の幸福が壊される時、親類同志が憎み合う時、隣りの人同志が争う時、悪の力が働いていることに気付くなら、何と幸いなことでしょう。しかし、現実はそうではないのです。

 

私たちは、人との諍いなど望みません。神様との和解、安らぎを願っています。しかし、一歩も進まず、落胆と諦めに陥っています。それは自分の意志や努力不足以上に、悪の霊が私たちを縛っているからです。

 

人は、誰もが、家内安全、健康を願います。しかし、そうであるのに、なぜキリストにある平安を頂くための歩みをしないのでしょうか。出会いの機会がない、キリストを信じなくても、私には昔からの家の宗教があり、今更、キリスト教を信じなくても、という思いがおありでしょう。

しかし、それはどの様な状態なのでしょうか。イエス様は言われました。「・・・これをしかって、『黙れ、この人から出て行け』と言われた。すると、けがれた霊は彼をひきつけさせ、大声をあげて、その人から出て行った」といわれれる前の状態です。

今は、悪の力から解放させる力をお持ちの方を探し求め、出会い、歩むことを決心する時なのです。主イエス・キリストはその決断を祝福してくださいます。

 目覚めよ、眠れる者、死の眠りより起きよ。

  キリストは汝を照らすなリ。

   真昼の光、満ちみちて、清き恵みに招きたもうなリ。

 

<お詫びとお知らせ>

「つのぶえジャーナル」10月号は、更新はできましたが、家庭用印刷機の過度の使用のため、印刷機が壊れて買い替えのため、お手元にお届けするのが遅れてしまいますが、お待ちくださる多くの方にはご迷惑をおかけいたしますが、必ずお送りいたしますのでお待ちください。 編集子

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書籍紹介
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エネルギー技術の
 社会意思決定

日本評論社
ISBN978-4-535-55538-9
 定価(本体5200+税)
=推薦の言葉=
森田 朗
東京大学公共政策大学院長、法学政治学研究科・法学部教授

本書は、科学技術と公共政策という新しい研究分野を目指す人たちにまずお薦めしたい。豊富な事例研究は大変読み応えがあり、またそれぞれの事例が個性豊かに分析されている点も興味深い。一方で、学術的な分析枠組みもしっかりしており、著者たちの熱意がよみとれる。エネルギー技術という公共性の高い技術をめぐる社会意思決定は、本書の言うように、公共政策にとっても大きなチャレンジである。現実に、公共政策の意思決定に携わる政府や地方自治体のかたがたにも是非一読をお薦めしたい。」
 共著者・編者
鈴木達治郎
電力中央研究所社会経済研究所研究参事。東京大学公共政策大学院客員教授
城山英明
東京大学大学院法学政治学研究科教授
松本三和夫
東京大学大学院人文社会系研究科教授
青木一益
富山大学経済学部経営法学科准教授
上野貴弘
電力中央研究所社会経済研究所研究員
木村 宰
電力中央研究所社会経済研究所主任研究員
寿楽浩太
東京大学大学院学際情報学府博士課程
白取耕一郎
東京大学大学院法学政治学研究科博士課程
西出拓生
東京大学大学院人文社会系研究科博士課程
馬場健司
電力中央研究所社会経済研究所主任研究員
本藤祐樹
横浜国立大学大学院環境情報研究院准教授
おすすめ本

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教会における女性のリーダーシップ
スーザン・ハント
ペギー・ハチソン 共著
発行所 つのぶえ社
発 売 つのぶえ社
いのちのことば社
SBN4-264-01910-9 COO16
定価(本体1300円+税)
本書は、クリスチャンの女性が、教会において担うべき任務のために、自分たちの能力をどう自己理解し、焦点を合わせるべきかということについて記したものです。また、本書は、男性の指導的地位を正当化することや教会内の権威に関係する職務に女性を任職する問題について述べたものではありません。むしろわたしたちは、男性の指導的地位が受け入れられている教会のなかで、女性はどのような機能を果たすかという問題を創造的に検討したいと願っています。また、リーダーは後継者―つまりグループのゴールを分かち合える人々―を生み出すことが出来るかどうかによって、その成否が決まります。そういう意味で、リーダーとは助け手です。
スーザン・ハント 
おすすめ本
「つのぶえ社出版の本の紹介」
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「緑のまきば」
吉岡 繁著
(元神戸改革派神学校校長)
「あとがき」より
…。学徒出陣、友人の死、…。それが私のその後の人生の出発点であり、常に立ち帰るべき原点ということでしょう。…。生涯求道者と自称しています。ここで取り上げた問題の多くは、家での対話から生まれたものです。家では勿論日常茶飯事からいろいろのレベルの会話がありますが夫婦が最も熱くなって論じ合う会話の一端がここに反映されています。
定価 2000円 

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「聖霊とその働き」
エドウイン・H・パーマー著
鈴木英昭訳
「著者のことば」より
…。近年になって、御霊の働きについて短時間で学ぶ傾向が一層強まっている。しかしその学びもおもに、クリスチャン生活における御霊の働きを分析するということに向けられている。つまり、再生と聖化に向けられていて、他の面における御霊の広範囲な働きが無視されている。本書はクリスチャン生活以外の面の聖霊について新しい聖書研究が必要なこと、こうした理由から書かれている。
定価 1500円
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「十戒と主の祈り」
鈴木英昭著
 「著者のことば」
…。神の言葉としての聖書の真理は、永遠に変わりませんが、変わり続ける複雑な時代の問題に対して聖書を適用するためには、聖書そのものの理解とともに、生活にかかわる問題として捉えてはじめて、それが可能になります。それを一冊にまとめてみました。
定価 1800円
おすすめ本
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われらの教会と伝道
C.ジョン・ミラー著
鈴木英昭訳
キリスト者なら、誰もが伝道の大切さを知っている。しかし、実際は、その困難さに打ち負かされてしまっている。著者は改めて伝道の喜びを取り戻すために、私たちの内的欠陥を取り除き、具体的な対応策を信仰の成長と共に考えさせてくれます。個人で、グループのテキストにしてみませんか。
定価 1000円
おすすめ本

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さんびか物語
ポーリン・マカルピン著
著者の言葉
讃美歌はクリスチャンにとって、1つの大きな宝物といえます。教会で神様を礼拝する時にも、家庭礼拝の時にも、友との親しい交わりの時にも、そして、悲しい時、うれしい時などに讃美歌が歌える特権は、本当に素晴しいことでございます。しかし、讃美歌の本当のメッセージを知るためには、主イエス・キリストと父なる神様への信仰、み霊なる神様への信頼が必要であります。また、作曲者の願い、讃美歌の歌詞の背景にあるもの、その土台である神様のみ言葉の聖書に触れ、教えられることも大切であります。ここには皆様が広く愛唱されている50曲を選びました。
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