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『その愛のゆえに』
=時々の記=
(200)
9月15日
今朝は思い切って朝散歩に出かけてみました。辺りには誰も歩いている方は見受けられませんでしたが、するとこの暑さの中、小さな秋をあちこちで見つけることができて感激しています。薄紫色のヌスビトハギ、ススキ、ツユクサ、ピンクのコスモス(これはおうちでしっかり手入れをされているものですから見事でした。)などなど。こんな暑さの中にあっても秋を教えてくれているのです。
今日、主人が散歩していると、60代後半の女性が話しかけてきてくれたそうです。その方は畑の手入れで草を毎日引いて手入れをしているというのです。その方曰く。今年ほど暑い夏は経験したことがないほどの暑さだと。9月になってもさっぱり涼しくならないのでしんどいですね、とのこと。このような農家のベテランさんがそう言われているのだから私たちがしんどく感じるのは当たり前、毎日体が重くて、動きが鈍くなってきている私たちです。
山離れ雲一つなき望(もち)の月。
平らかな神野山見ゆブドウ園、(神野山は標高660メートルもある山です)
馬場路哉
9月26日
昨日は私が室内で座っている状態から立とうとした瞬間、何かに引っかかってとんでもないところへ転がってしまいました。今日は主人が朝からめまいを起こして暫く安静を保っていると何とか歩くことができるようになりました。もう何が起きても不思議ではない私たちです。
夕空やツバメ帰りてぽっかりと。
白鷺の数多の浅瀬豊かなる。
塀越しに風船かづら垂るるなり。 馬場路哉
子供たちが幼かったころは神野山へよく登りました。大きな石がごろごろしていて足もとをしっかり見て歩かせないといけないので大変でしたが、頂上へ登って辺りを見渡すと素晴らしいパノラマです。東には伊賀盆地が西には奈良盆地が見渡せるのです。羊たちが放牧されていてとてものどかなのです。今でも小学生の良き遠足の場所になっています。
10月5日
本日、10月号をお届けいただいて私も印刷されたジャーナル派で気に入っています。今度、診療所の先生に一部をコピーして持っていくつもりです。今日は体の話ではなくジャーナルの話を診察の代わりにできてとても気分爽快です。名古屋の信仰の友達ってあなたと同じ年ですか、とまで尋ねられたので、いいえ大先輩です。80歳を過ぎても気力と頭脳の明晰さは衰えておられません。だから私のまずいコラムでもとてもよく推敲してくださって月刊誌が届くのが楽しみなのです、というと先生は“すごい方があなたにはお友達としているんやな。”と感心です。感謝です。
門先の野菊は刈らで愛でにけり。
家を守る媼一人に紫おん立つ。 馬場路哉
10月7日
今日は晴れると聞いていましたがあまりすっきり致しません。明日からまた雨とか。散歩に出かけるとどのお家も洗濯物が山のように干されています。お隣に住む93歳のお兄さんのお世話に来ている妹さんと出会いました。とてもきれいにケトウの花を咲かせておられるので癒されることをお伝えいたしました。93歳の方の奥様はケトウが大好きだったので、お世話に来ている方が一生懸命に花を咲かせているとお話してくれました。奥様はもう点滴のみの生活だそうです。
皆がその同じ道を行くわけですが、神様を信じている私たちに不安はありますが、神様に守られていることを確信していますから、すべてをお委ねしていくことができて感謝です。
賛美歌で楽に眠りぬ秋の夜。
おきつもの名張の山の秋時雨。
秋嶺の彼方の雲の夕焼けす。 馬場路哉
寒くなってきたので俳句が作りやすくなったのか、今週もまた出て行きました。たくさん載せていただいて心から喜んでおります。ジャーナルに載せていただくのがとても励みになっているようです。
10月10日
昨日に比べると小糠雨ですが、うっとおしい秋雨です。
超エムとすおとぎ峠の野菊かも
腕利きの調理師死すや秋の風。
怪獣と見え葛高くよじ登る。
ケトウを咲かせて媼施設へと
筋肉の衰へどうのと敬老日。 馬場路哉
秋から冬への移り変わりですね。
馬場暁美
上野緑ケ丘教会会員
東京大学大学院人文社会系研究科博士課程
いのちのことば社
スーザン・ハント
「緑のまきば」
「聖霊とその働き」