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「美しい朝に」
☆ 最近思うことを文章にしてみました。寝たきりになったおかげ?で、難病に甘えていた自分に気がつきました。 その当時は、難病で指も動かせず、声も出せず、微動だにできず、瞼さえあけれなかった。そして、神経科の眠剤を服用しなければ、全く眠れない。それなのに、それをだれにも伝えるすべがない。のどが乾いても管で栄養を取っているので、そのような時を過ごしました。反省と後悔、もっと掃除や料理もしとけばよかった。眠剤を止めとけば良かった。
☆ 家に帰ってからは内科の寝る前の薬は飲まないようにした。軽い内科の薬は効体から眠剤を抜くことに決めました。家でも、立ち上がることもできないので、まず、アテントでのトイレに行く練習からでした。ハイハイして・・・。そんな状態で好きな折り紙も半分におることすらできなかった。でも眠れない時間を楽しみながら何とかか折り紙の作品を喜んでくれる人の笑顔を思い浮かべながらできるようになった。 今は、自転車で移動できるようになり、何でも自分でできるようになり、夜は、全く自然に5時間は熟睡できるようになりました。難病の数値も正常値になりました。お祈りは今だに出来ませんが、以前より、根気強くなった気がします。朝の来ない夜はない、と思います。
☆ もう1つ、リハビリに役立ったものがあります。ハーバリウムというもので、ボールペンの中にオイルと花などを入れて作ります。ピンセットで、小さな花を中に入れるのですが、最初は指が麻痺していて1つも入れられませんでした。指のリハビリは、お箸で豆を挟むくらいで楽しくなくて続かないですが、落としても、まわりが花だらけでしたが、幸せに、そして、麻痺はなくなりました。瓶に花を入れた作品です。今はなんとか元気に冬を迎えようとしています。
=沙耶香のつぶやき=
お母さんにさそわれて、車で1時間くらいの所にある紅葉の名所に行ってきました。思ったより人出があり驚きました。レストランも混んでいて、家でじっとしていた方が良かったと思いながら夕方車の中から外を見ていたら林の中に動くものあり、車を止めてもらいそちらの方に行くと、何と鹿がいるではないですか・・・!小学生ころ動物園で見た鹿とは大違い、逞しく、精悍で、なによりも生き生きしてた姿に、感動しました。厳しい環境でも自然に生きている姿がありました。それに比べて私は何て甘い弱虫なんだろうと思いました。人の目がどうのとかなど、どうでもいいことなのですよね。・・・。
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沙耶香さん、お元気ですか。私は78歳のおばあさんですが、下の孫が沙耶香さんと同じ年ごろでないかなあ~と思いながら「沙耶香のつぶやき」を読んでいます。孫は大阪にいますので、メールを交換しています。私は高知の山奥に住んでいます。今、花を付けているのは山茶花だけです。庭の外の土手には野菊が可憐に咲いています。野生のススキがとても秋にふさわしく感じられるこの頃です。急に朝、夕冷え込んできました。体調管理には気を付けください。「美しい朝」さん、お元気になられて良かったですね。若い頃、大阪に出て働いていましたので、様子は変わりましたが、街並みの写真を見て、楽しんでいます。ありがとうございます!庭の柿の木にお猿さんが来て食べています。 高知県 K・Kさん
*この掲載は原稿の時にお送りし、全て了解を得ております。編集子
東京大学大学院人文社会系研究科博士課程
いのちのことば社
スーザン・ハント
「緑のまきば」
「聖霊とその働き」