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世田谷通信(231)
猫草
対面で集まることが制限された代わりに増えたのが「オンライン」。当初はそこまでしなくてもいいのでは?と思っていたが、やってみるとなかなか便利。
イベントのオンライン配信は必須。病院もオンライン診断。混雑する待合室が苦手な自分にはありがたい。いつもの薬をもらうだけならそれで充分。
オンライン茶会というのもある。毎週決まった曜日の朝に数人がオンライン上で集い、それぞれお茶を立てて、一緒にいただく。先生から所作のアドバイスや季節のお話なども聞ける。10分程度の簡単な茶会なので気軽に参加できる。
これに参加するときは前日に近所の和菓子屋さんで上生菓子を一つ選ぶ。細やかな季節の移ろいを小さな和菓子に凝縮させる感性にはいつも感嘆する。老舗の和菓子屋さんの相次ぐ閉店というニュースも耳にするが、色合い、形、ネーミングセンス、どれもスーパーやコンビニに並ぶ大量生産のお菓子にはない繊細さで成立している世界が消えていくのは寂しい限り。
大学のゼミもオンラインが基本で、例えば出張先でもネットにつながれば参加できるメリットがある。
世田谷の小学校でも全員がタブレット端末を持っていて、自宅でも授業に参加することができる。そう。つまり学級閉鎖になっても授業はあるのだ。誰もいない教室で、先生が明るい声で「みなさん、おはようございまーす!聞こえますかー?」とカメラに向かって笑顔を向けている時がある。直接会えない分、テンション高めでやっていかないと自宅で周囲に誘惑物の多い子どもたちは集中が切れて、飽きてしまうというのだ。国語、算数などの座学はもちろん、体操までオンラインでやっている。通常授業に加え、ライブ配信までこなすとは、ほんとうに先生方、お疲れ様です。
あきらめるよりオンラインで実現できるのはありがたい。軽々と距離や空間の制約を超えられる。でも、それゆえに一緒の空間を共有することの「確かさ」もまた、しみじみと感じる。
<いきいき里山・山里ものがたり>
「ジャーナル友」の皆様へ。刈り取られた畑には白鷺や沢山の渡り鳥が餌をついばんでいます。冬の風物詩です。白山山々も雪です。お正月の支度も始めなければ・・・と思っています。主人も健康で畑仕事に励みながら、一年を振り返っています。今年も手作りのクリスマスツリーを作りました。飾り物は子供たちの手作りです。今は子供たちのいない食卓の上に飾ってあります。穏やかな日々に感謝しています。 福井県 I・Kさん
東京大学大学院人文社会系研究科博士課程
いのちのことば社
スーザン・ハント
「緑のまきば」
「聖霊とその働き」