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2023年7月号  №193 号 通巻877号
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「今月のことば」 

悪い言葉をいっさい、あなたがたの口から出していけない。必要があれば、人は徳を高めるのに役立つようなことばを語って、聞いている者の益になるようにしなさい。

    =エペソ4:29=  

私たちにとって大切なものは数え切れないほどありますが、その中でも、「ことば」が如何に大切かを「今月のことば」で振り返ってみたいと思います。

言葉を話す能力は、神様からの最大の贈物の一つと言えます。「ことば」によって私たちはお互いに理解しあい、意志や思想を表現し、心の中に有ることを語ります。「ことば」によって、お互いの涙を乾かし、背負いきれない重荷を取り除き、心の闇の中に光を灯し、助け合い、生と死を乗り越える光を見出すことが出来ます。

どんな良い音楽も、よい「ことば」のようには、美しい旋律や大きい宝や、幸福をもたらすことはできないかもしれません。キリストの愛の支配するところでは、私たちの「ことば」は、天国に通じる道しるべにもなります。

 

しかし、私たちの「ことば」が悪く、キリストを救い主と語らないなら、そのもたらす結果は、その口から言い訳のできない「最悪」を招くのです。「ことば」は、滅びと悲惨を招くと思う時、神様に浄めたまえ、と祈る以外にありません。

聖書は、「舌は火である、不義の世界である、それは全身を汚し、滅びに至る」と言います。そうであるなら、私たちキリスト者が語る「ことば」を聞く人々の益になるなら、何と幸いなことでしょう。

 

私たちキリスト者が交わす「ことば」を多くの人は聞いています。その一言が、その人にとって、思慮のない話、悪いことば、また噂話であるなら、神様は、私たち一人ひとりに、「ことばに注意せよ!」と厳しく警告されます。この警告を、心を低くして受け止め、聞く必要があります。

世界は、言葉の洪水です。ある時期から「フェイクニュース」に色々な形で接する時代になったと言われていますが、それは、人間の歴史そのものと一体でした。混迷と暗闇の時代、見せかけの偽りの平和という時代は、神様から離れている時代でもあるとするなら、神様のこの警告の声に聞き従うことです。

先人は言いました。教会が、キリスト者が、この警告に従わない時、その時代、教会もキリスト者も霊的には精気のない半分死んでいる状態と言うのです。舌を制する者はその魂を過ちから守る、と。

すべての悪意と偽りとを 舌と心と精神とをもって追い払おう。

そうすれば地上は楽園となり 平和と調和はつづき 善意が支配する。

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書籍紹介
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エネルギー技術の
 社会意思決定

日本評論社
ISBN978-4-535-55538-9
 定価(本体5200+税)
=推薦の言葉=
森田 朗
東京大学公共政策大学院長、法学政治学研究科・法学部教授

本書は、科学技術と公共政策という新しい研究分野を目指す人たちにまずお薦めしたい。豊富な事例研究は大変読み応えがあり、またそれぞれの事例が個性豊かに分析されている点も興味深い。一方で、学術的な分析枠組みもしっかりしており、著者たちの熱意がよみとれる。エネルギー技術という公共性の高い技術をめぐる社会意思決定は、本書の言うように、公共政策にとっても大きなチャレンジである。現実に、公共政策の意思決定に携わる政府や地方自治体のかたがたにも是非一読をお薦めしたい。」
 共著者・編者
鈴木達治郎
電力中央研究所社会経済研究所研究参事。東京大学公共政策大学院客員教授
城山英明
東京大学大学院法学政治学研究科教授
松本三和夫
東京大学大学院人文社会系研究科教授
青木一益
富山大学経済学部経営法学科准教授
上野貴弘
電力中央研究所社会経済研究所研究員
木村 宰
電力中央研究所社会経済研究所主任研究員
寿楽浩太
東京大学大学院学際情報学府博士課程
白取耕一郎
東京大学大学院法学政治学研究科博士課程
西出拓生
東京大学大学院人文社会系研究科博士課程
馬場健司
電力中央研究所社会経済研究所主任研究員
本藤祐樹
横浜国立大学大学院環境情報研究院准教授
おすすめ本

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教会における女性のリーダーシップ
スーザン・ハント
ペギー・ハチソン 共著
発行所 つのぶえ社
発 売 つのぶえ社
いのちのことば社
SBN4-264-01910-9 COO16
定価(本体1300円+税)
本書は、クリスチャンの女性が、教会において担うべき任務のために、自分たちの能力をどう自己理解し、焦点を合わせるべきかということについて記したものです。また、本書は、男性の指導的地位を正当化することや教会内の権威に関係する職務に女性を任職する問題について述べたものではありません。むしろわたしたちは、男性の指導的地位が受け入れられている教会のなかで、女性はどのような機能を果たすかという問題を創造的に検討したいと願っています。また、リーダーは後継者―つまりグループのゴールを分かち合える人々―を生み出すことが出来るかどうかによって、その成否が決まります。そういう意味で、リーダーとは助け手です。
スーザン・ハント 
おすすめ本
「つのぶえ社出版の本の紹介」
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「緑のまきば」
吉岡 繁著
(元神戸改革派神学校校長)
「あとがき」より
…。学徒出陣、友人の死、…。それが私のその後の人生の出発点であり、常に立ち帰るべき原点ということでしょう。…。生涯求道者と自称しています。ここで取り上げた問題の多くは、家での対話から生まれたものです。家では勿論日常茶飯事からいろいろのレベルの会話がありますが夫婦が最も熱くなって論じ合う会話の一端がここに反映されています。
定価 2000円 

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「聖霊とその働き」
エドウイン・H・パーマー著
鈴木英昭訳
「著者のことば」より
…。近年になって、御霊の働きについて短時間で学ぶ傾向が一層強まっている。しかしその学びもおもに、クリスチャン生活における御霊の働きを分析するということに向けられている。つまり、再生と聖化に向けられていて、他の面における御霊の広範囲な働きが無視されている。本書はクリスチャン生活以外の面の聖霊について新しい聖書研究が必要なこと、こうした理由から書かれている。
定価 1500円
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「十戒と主の祈り」
鈴木英昭著
 「著者のことば」
…。神の言葉としての聖書の真理は、永遠に変わりませんが、変わり続ける複雑な時代の問題に対して聖書を適用するためには、聖書そのものの理解とともに、生活にかかわる問題として捉えてはじめて、それが可能になります。それを一冊にまとめてみました。
定価 1800円
おすすめ本
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われらの教会と伝道
C.ジョン・ミラー著
鈴木英昭訳
キリスト者なら、誰もが伝道の大切さを知っている。しかし、実際は、その困難さに打ち負かされてしまっている。著者は改めて伝道の喜びを取り戻すために、私たちの内的欠陥を取り除き、具体的な対応策を信仰の成長と共に考えさせてくれます。個人で、グループのテキストにしてみませんか。
定価 1000円
おすすめ本

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さんびか物語
ポーリン・マカルピン著
著者の言葉
讃美歌はクリスチャンにとって、1つの大きな宝物といえます。教会で神様を礼拝する時にも、家庭礼拝の時にも、友との親しい交わりの時にも、そして、悲しい時、うれしい時などに讃美歌が歌える特権は、本当に素晴しいことでございます。しかし、讃美歌の本当のメッセージを知るためには、主イエス・キリストと父なる神様への信仰、み霊なる神様への信頼が必要であります。また、作曲者の願い、讃美歌の歌詞の背景にあるもの、その土台である神様のみ言葉の聖書に触れ、教えられることも大切であります。ここには皆様が広く愛唱されている50曲を選びました。
定価 3000円

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