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2023年7月号  №193 号 通巻877号
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その愛のゆえに』

   =時々の記= 

    (202)

 

11月15日

 主人がクリスマスに向けての俳句を出してきました。

命の主来てくださりぬクリスマス。

御救いを感謝するなりクリスマス。

大いなる星飾られてクリスマス。

憐れみの神を思はぬクリスマス。

苦しみをすべてを委ねクリスマス。  馬場路哉

5回目のワクチン接種の知らせが来ました。12月に接種です。インフルエンザが流行ってきますから早目に接種しておかないと、と思っています。

山茶花や蜂の音して閑かなる。

晩秋や卒寿の信徒召されける。(病床洗礼を受けた方です)月光の曲や悲哀を極限す。    馬場路哉

11月16日

少し山に向かって歩くと山の木々からの落ち葉で道がふさがれてしまっています。滑りそうなので途中であきらめて戻りました。今が盛りと紅葉が素晴らしい色に染まっています。こんな自然の中を歩くことができるのを感謝しています。

茶の花や祖父のたつきを忍びける。(今はお茶の花が白く咲いています。)

破芭蕉大きな日陰とはなりぬ。  馬場路哉

主人は眼科の定期健診です。乱視と白内障の治療です。私も目が次第に悪くなってきているのを感じるこの頃です。今までの老眼では間に合いません。乱視の眼鏡を借りるととてもよく見えるのです。そろそろ眼科医に私も行かなければならないようです。

11月21日

 私は今朝は今までに経験したことがないようなことになりました。まっすぐ歩こうとするのに鴨居が斜めになってしまいます。何かをするのに、もとても時間がかかります。何とか本当に何とか朝の支度を整えることができました。それからはずーっとお布団の中に入って休んでいました。午後3時過ぎになると元気を取り戻すことができてほっとしています。今日は主人が私に変わってすべて夕食の準備をして整えてくれました。感謝です。

11月22日

 今朝はいつものように元気よく起きられました。少し遅れて朝の散歩にも出かけることができました。ご心配をおかけして申し訳ありませんでした。何がどうなっているのかはわかりませんが、今のところ元に戻りつつありますのでしばらく様子を見ようと思います。今朝は賛美歌を歌いながらの散歩もできました。金城学院の校歌が大好きなので歌い続けての散歩でした。すると私より若い方が声をかけてくださいました。足取りは年相応に見えますが、毎日散歩を続けているというのは気力があるからですね、と励ましてくれました。その一言がうれしくなっていつもよりも5分長く続けられました。合わせて32分の散歩をしたことになります。

山茶花に蜂は静かに寄りにけり。

老いに活入れたる漆紅葉かな。

小春日やライダー山道好みけり。

傷口を癒されたくてクリスマス。

鹿鳴くや一声のみの夕なる。   馬場路哉

この頃は鹿や猪が我が家の庭先までやってきます。イノシシはしっぽを振ってくれるのです。この頃は鹿や猪に出会うのに慣れてきました。こちらが静かにしていれば野生の動物たちもひどいことはしないのかも。

「美しい朝に」さんが元気になられて手先の器用さを生かすことができるようになられて心から感謝ですね。私の部屋には数年前に送っていただいた折り紙が飾ってありますよ。いつも「美しい朝に」さんのことを覚えていられるように・・・です。多くの方たちがジャーナルを通してお元気になられていくのがとても感謝ですね。

12月1日

 サッカーの明日の試合が早いので大変だといっていますが、きっと眠らずに見ることでしょう。今朝も朝4時から起きて観戦していました。どのチームもワールドカップに出場しているのですから見ごたえがあると喜んでいます。主人も俳句を載せていただくのでいつもニコニコ顔になっています。

鹿鳴くや一声のみの夕なる。

傷口を癒されたくてクリスマス。

平和請ひ署名活動秋薔薇。

初冬や淡き色もて空暮るる。

診察を待つや紅葉の絵を眺め。  馬場路哉

12月7日

 診療所へ定期健診に行ってきました。先生と面談した後、先生が“この間のジャーナルという雑誌持ってきてくれた?”と言ってくださったのです。さっそく“これなんですよ。”と手渡すと、“これはこのままじゃ、もったいないわ。一冊の本にしないと。”近くにいた看護師さんも一緒に見てくださって、“馬場さんすごい。”と褒められてしまいました。なんだか心がうきうきして幼子のように小走りで家路につきました。先生からすると一冊の本にしておくととても読み返しやすいのに・・・。”でも一冊の本にするにはお金がかかるので、とてもそこまではできないのです”とお答えしました。“ありがとう。もらっておくわ”と気さくに言ってくださった先生に何度もお礼を言いながら診察室を出ました。

これを手渡すのは少し勇気が必要だったからです。忙しい先生ですし、病気以外のことで失礼かなと考えたり。でも神様が私の背中を押してくれたのです。長村さんがこうして尊いご奉仕をしてくださっているのにこれぐらいのことができないのか、とでも言われた思いで、先生にお手渡したのでした。いつもは低い血圧がそんなことを考えているので、いつもは102ぐらいしかないのに今朝の血圧は128もありました。伝道する難しさを痛感いたしました。でも気持ちは晴れ晴れしていますよ。今日一日感謝して過ごせますね。

草刈り̪し広き野原の霜白し。

葛城の裾広々と山眠る。

あれこれの恵み感謝すクリスマス。

猫の来るヒバのてっぺん剪定す。(虎ちゃんはもう我が家のどの樹にでもてっぺんまで登ります。)

鳥の声喜びあぐるクリスマス。  馬場路哉

12月9日

 昨日、息子が遅くなって帰ってきました。“どんなに遅くなっても、お帰りとお疲れさんは、我が家の決まり言葉です。すると息子はいつもは“ただいまだけなのに、今日はもう少しで正面衝突しかけたのでめっちゃ怖かった、と詳しく内容を聞くと、どうも相手の車の運転手さんはお酒を一杯飲んでいたように感じた。というのです。猛スピードで中央の車線をはみ出して突っ走ってくるので、こちらは精いっぱいキープレフトをして、思い切り大きな音を鳴らしたら、よろよろしながらまた運転をし始めたというのです。接触事故でも起こしたら大変な事態になりますし、いくら、相手が悪いとはわかっていても気分がすぐれませんから、ほっとしたと言っていました。今でもまだお酒を飲んで運転する方がいるのですね。

今朝も出かける息子を見送りながら、事故にあいませんようにと、祈って送り出しました。

 

馬場暁美 

上野緑ケ丘教会会員

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書籍紹介
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エネルギー技術の
 社会意思決定

日本評論社
ISBN978-4-535-55538-9
 定価(本体5200+税)
=推薦の言葉=
森田 朗
東京大学公共政策大学院長、法学政治学研究科・法学部教授

本書は、科学技術と公共政策という新しい研究分野を目指す人たちにまずお薦めしたい。豊富な事例研究は大変読み応えがあり、またそれぞれの事例が個性豊かに分析されている点も興味深い。一方で、学術的な分析枠組みもしっかりしており、著者たちの熱意がよみとれる。エネルギー技術という公共性の高い技術をめぐる社会意思決定は、本書の言うように、公共政策にとっても大きなチャレンジである。現実に、公共政策の意思決定に携わる政府や地方自治体のかたがたにも是非一読をお薦めしたい。」
 共著者・編者
鈴木達治郎
電力中央研究所社会経済研究所研究参事。東京大学公共政策大学院客員教授
城山英明
東京大学大学院法学政治学研究科教授
松本三和夫
東京大学大学院人文社会系研究科教授
青木一益
富山大学経済学部経営法学科准教授
上野貴弘
電力中央研究所社会経済研究所研究員
木村 宰
電力中央研究所社会経済研究所主任研究員
寿楽浩太
東京大学大学院学際情報学府博士課程
白取耕一郎
東京大学大学院法学政治学研究科博士課程
西出拓生
東京大学大学院人文社会系研究科博士課程
馬場健司
電力中央研究所社会経済研究所主任研究員
本藤祐樹
横浜国立大学大学院環境情報研究院准教授
おすすめ本

      d6b7b262.jpg
教会における女性のリーダーシップ
スーザン・ハント
ペギー・ハチソン 共著
発行所 つのぶえ社
発 売 つのぶえ社
いのちのことば社
SBN4-264-01910-9 COO16
定価(本体1300円+税)
本書は、クリスチャンの女性が、教会において担うべき任務のために、自分たちの能力をどう自己理解し、焦点を合わせるべきかということについて記したものです。また、本書は、男性の指導的地位を正当化することや教会内の権威に関係する職務に女性を任職する問題について述べたものではありません。むしろわたしたちは、男性の指導的地位が受け入れられている教会のなかで、女性はどのような機能を果たすかという問題を創造的に検討したいと願っています。また、リーダーは後継者―つまりグループのゴールを分かち合える人々―を生み出すことが出来るかどうかによって、その成否が決まります。そういう意味で、リーダーとは助け手です。
スーザン・ハント 
おすすめ本
「つのぶえ社出版の本の紹介」
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「緑のまきば」
吉岡 繁著
(元神戸改革派神学校校長)
「あとがき」より
…。学徒出陣、友人の死、…。それが私のその後の人生の出発点であり、常に立ち帰るべき原点ということでしょう。…。生涯求道者と自称しています。ここで取り上げた問題の多くは、家での対話から生まれたものです。家では勿論日常茶飯事からいろいろのレベルの会話がありますが夫婦が最も熱くなって論じ合う会話の一端がここに反映されています。
定価 2000円 

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「聖霊とその働き」
エドウイン・H・パーマー著
鈴木英昭訳
「著者のことば」より
…。近年になって、御霊の働きについて短時間で学ぶ傾向が一層強まっている。しかしその学びもおもに、クリスチャン生活における御霊の働きを分析するということに向けられている。つまり、再生と聖化に向けられていて、他の面における御霊の広範囲な働きが無視されている。本書はクリスチャン生活以外の面の聖霊について新しい聖書研究が必要なこと、こうした理由から書かれている。
定価 1500円
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「十戒と主の祈り」
鈴木英昭著
 「著者のことば」
…。神の言葉としての聖書の真理は、永遠に変わりませんが、変わり続ける複雑な時代の問題に対して聖書を適用するためには、聖書そのものの理解とともに、生活にかかわる問題として捉えてはじめて、それが可能になります。それを一冊にまとめてみました。
定価 1800円
おすすめ本
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われらの教会と伝道
C.ジョン・ミラー著
鈴木英昭訳
キリスト者なら、誰もが伝道の大切さを知っている。しかし、実際は、その困難さに打ち負かされてしまっている。著者は改めて伝道の喜びを取り戻すために、私たちの内的欠陥を取り除き、具体的な対応策を信仰の成長と共に考えさせてくれます。個人で、グループのテキストにしてみませんか。
定価 1000円
おすすめ本

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さんびか物語
ポーリン・マカルピン著
著者の言葉
讃美歌はクリスチャンにとって、1つの大きな宝物といえます。教会で神様を礼拝する時にも、家庭礼拝の時にも、友との親しい交わりの時にも、そして、悲しい時、うれしい時などに讃美歌が歌える特権は、本当に素晴しいことでございます。しかし、讃美歌の本当のメッセージを知るためには、主イエス・キリストと父なる神様への信仰、み霊なる神様への信頼が必要であります。また、作曲者の願い、讃美歌の歌詞の背景にあるもの、その土台である神様のみ言葉の聖書に触れ、教えられることも大切であります。ここには皆様が広く愛唱されている50曲を選びました。
定価 3000円

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