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2023年7月号  №193 号 通巻877号
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眸(ひとみ)

 

  <岡谷県のSKさんから報告(1月号)メールの続き>

・・・。思いがけない8名の方が来られ、手作りのケーキもすぐに無くなりましたが、それ以上に、お友だちを誘って来られたことに驚き、私たちにとって、感激そのものでした。讃美歌を歌うために準備した手作りの楽譜も足りなくなり、家庭用コピー機が活躍してくれました。皆さん初対面の方々で、最初は小声で歌っていましたが、ママさんコーラスの方が上手にリードしてくださり、私たちも大きな声で歌ったりと、自然に雰囲気が明るくなりました。若いころの思い出話もあり、初対面とは思えませんでした。讃美歌ばかりでなく、会話の中に出ていた女学校時代の歌を唄う内に、長年のお友だちのような雰囲気になりました。部屋の片隅に追いやられた手作りのクリスマスツリーもキラキラ輝いていました。夫婦二人の家では広すぎた家も、少ないコーヒーカップも足りず、棚の隙にあった紙コップが、この時とばかりの出番でした。

教会で奏楽の奉仕をさせていただいていますのが役に立ちました。家のピアノもうれしそうでした。夜8時ころ、帰りが遅いと心配してご家族がお迎えに来られて終わりました。私たちにとっては、うれしい心に残る神様からのクリスマスプレゼント、サプライズそのものになりました。・・・。

 

  私は通所のデイサービスを利用して4年目になります。最高齢は93歳の方で、とても明るく、とてもお元気で、施設のアイドルです。また、あるお一人でお住まいの方は、ワールドサッカーの試合を見て過ごされています。野球が大好きで阪神フアンです。この方は健康のお話より、スポ-ツのことで話かけて来られます。80歳とか・・・。応援歌を歌ってくれました。そうそう、奥の場所は要介護の方のおられるところで、20個ほどある4人掛けのテーブルには、三蜜を避けるため麻も予防の仕切りがありますが、各テーブルにはクリスマスツリーが飾られていました。7室ほどある車いす兼用のトイレは介助者の介助で行くのですが、終わったよ・・・の合図のチャイムがひっきりなしになっています。それは、積極的な水分補給のためだと職員さんは笑顔で教えてくださいました。私たちは20分の運動の後には10分の休憩時間があり、水分補給です。いろいろの話題がありますが、健康のこと、ヘルパーさんとのお付き合いのこと、一人で生活されている方は、ほとんどが緊急時のための携帯電話を上手に利用されていることです。そうそう・・・。高齢者はよく大声で話し、大声で笑うという苦情を聞きますが、約9割の方が補聴器を使っているので耳元でも大声になるのです。そうしないと話が聞き取れないのです。どうぞ、ご理解ください。私もその一人で大声派です。        

福岡県 デイサービスでは大声、教会では無口の「ジャーナル友」より

 

 「ジャーナル友」の皆様、明けましておめでとうございます。私たちは、80歳に近い夫婦ですが、二人専用のパソコンでお友達と連絡しあっています。「つのぶえジャーナル」は、役場に勤めていた時から主人は見ていて、私もその仲間に入った「ジャーナル友」のひとりです。全国におられる方からの投稿は、本当に楽しいコーナーになっています。

私の所は雪が多く、今もこんこ、こんこと降っていて、どの家も秋田名物の「かまくら」みたいに雪にもぐっています。都会に住んでいる人はきっと不便な生活を想像されるでしょうが、そんなことは、少しもありませんよ。役場の紹介で、地域がまとまって宅配弁当屋さんと契約し、それぞれ自分のメニユーを選んで、3日分まとめて配達してくれますし、各家の多くはプロパンと石油スト-ブですが、多くは暖房と煮炊き兼用の薪ストーブです。秋に準備しておいた裏山の薪が、納屋に置いてあります。新聞紙にくるんだ、いろいろの野菜物は外側だけ凍りますが、中は新鮮ですから心配ありませんし、昔からの漬物もありますので、心配は要りません。ただ心配は、秋田県は塩分の取りすぎ県なので、それだけが注意でしょうが、家々の漬物はそれはおいしくて、お医者さんから注意を受けている集落です。私たちの子供のころは、除雪車などありません。馬そりの跡が道ですが、すぐ雪が積もってなくなると、また誰かが通ってできた道を歩いたものです。

「ジャーナル 」の投稿には、雪国の方のものが少ないようですが、控え目な気性が出ているのかなあ~と思いますが、そんなことはありません。よく笑い、よくおしゃべりし、陽気ですよ。・・・。  秋田県 KKさん

 

<身近な出来事を「眸」に投稿してください> 編集子

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書籍紹介
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エネルギー技術の
 社会意思決定

日本評論社
ISBN978-4-535-55538-9
 定価(本体5200+税)
=推薦の言葉=
森田 朗
東京大学公共政策大学院長、法学政治学研究科・法学部教授

本書は、科学技術と公共政策という新しい研究分野を目指す人たちにまずお薦めしたい。豊富な事例研究は大変読み応えがあり、またそれぞれの事例が個性豊かに分析されている点も興味深い。一方で、学術的な分析枠組みもしっかりしており、著者たちの熱意がよみとれる。エネルギー技術という公共性の高い技術をめぐる社会意思決定は、本書の言うように、公共政策にとっても大きなチャレンジである。現実に、公共政策の意思決定に携わる政府や地方自治体のかたがたにも是非一読をお薦めしたい。」
 共著者・編者
鈴木達治郎
電力中央研究所社会経済研究所研究参事。東京大学公共政策大学院客員教授
城山英明
東京大学大学院法学政治学研究科教授
松本三和夫
東京大学大学院人文社会系研究科教授
青木一益
富山大学経済学部経営法学科准教授
上野貴弘
電力中央研究所社会経済研究所研究員
木村 宰
電力中央研究所社会経済研究所主任研究員
寿楽浩太
東京大学大学院学際情報学府博士課程
白取耕一郎
東京大学大学院法学政治学研究科博士課程
西出拓生
東京大学大学院人文社会系研究科博士課程
馬場健司
電力中央研究所社会経済研究所主任研究員
本藤祐樹
横浜国立大学大学院環境情報研究院准教授
おすすめ本

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教会における女性のリーダーシップ
スーザン・ハント
ペギー・ハチソン 共著
発行所 つのぶえ社
発 売 つのぶえ社
いのちのことば社
SBN4-264-01910-9 COO16
定価(本体1300円+税)
本書は、クリスチャンの女性が、教会において担うべき任務のために、自分たちの能力をどう自己理解し、焦点を合わせるべきかということについて記したものです。また、本書は、男性の指導的地位を正当化することや教会内の権威に関係する職務に女性を任職する問題について述べたものではありません。むしろわたしたちは、男性の指導的地位が受け入れられている教会のなかで、女性はどのような機能を果たすかという問題を創造的に検討したいと願っています。また、リーダーは後継者―つまりグループのゴールを分かち合える人々―を生み出すことが出来るかどうかによって、その成否が決まります。そういう意味で、リーダーとは助け手です。
スーザン・ハント 
おすすめ本
「つのぶえ社出版の本の紹介」
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「緑のまきば」
吉岡 繁著
(元神戸改革派神学校校長)
「あとがき」より
…。学徒出陣、友人の死、…。それが私のその後の人生の出発点であり、常に立ち帰るべき原点ということでしょう。…。生涯求道者と自称しています。ここで取り上げた問題の多くは、家での対話から生まれたものです。家では勿論日常茶飯事からいろいろのレベルの会話がありますが夫婦が最も熱くなって論じ合う会話の一端がここに反映されています。
定価 2000円 

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「聖霊とその働き」
エドウイン・H・パーマー著
鈴木英昭訳
「著者のことば」より
…。近年になって、御霊の働きについて短時間で学ぶ傾向が一層強まっている。しかしその学びもおもに、クリスチャン生活における御霊の働きを分析するということに向けられている。つまり、再生と聖化に向けられていて、他の面における御霊の広範囲な働きが無視されている。本書はクリスチャン生活以外の面の聖霊について新しい聖書研究が必要なこと、こうした理由から書かれている。
定価 1500円
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「十戒と主の祈り」
鈴木英昭著
 「著者のことば」
…。神の言葉としての聖書の真理は、永遠に変わりませんが、変わり続ける複雑な時代の問題に対して聖書を適用するためには、聖書そのものの理解とともに、生活にかかわる問題として捉えてはじめて、それが可能になります。それを一冊にまとめてみました。
定価 1800円
おすすめ本
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われらの教会と伝道
C.ジョン・ミラー著
鈴木英昭訳
キリスト者なら、誰もが伝道の大切さを知っている。しかし、実際は、その困難さに打ち負かされてしまっている。著者は改めて伝道の喜びを取り戻すために、私たちの内的欠陥を取り除き、具体的な対応策を信仰の成長と共に考えさせてくれます。個人で、グループのテキストにしてみませんか。
定価 1000円
おすすめ本

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さんびか物語
ポーリン・マカルピン著
著者の言葉
讃美歌はクリスチャンにとって、1つの大きな宝物といえます。教会で神様を礼拝する時にも、家庭礼拝の時にも、友との親しい交わりの時にも、そして、悲しい時、うれしい時などに讃美歌が歌える特権は、本当に素晴しいことでございます。しかし、讃美歌の本当のメッセージを知るためには、主イエス・キリストと父なる神様への信仰、み霊なる神様への信頼が必要であります。また、作曲者の願い、讃美歌の歌詞の背景にあるもの、その土台である神様のみ言葉の聖書に触れ、教えられることも大切であります。ここには皆様が広く愛唱されている50曲を選びました。
定価 3000円

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