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「今月のことば」
あなたの若い日に、悪しき日の来る前に、あなたの造り主を覚えよ。
=伝道の書12:1=
皆様には、鮮やかな新緑をお迎えのことと思います。4月の9日にはイースターの恵みに与かり、信仰の思いを新たにさせられましたが、この「今月のことば」は、新しい旅たちを始めた若者のための聖句として、多くの人は、教会の礼拝の説教で、尊い神様からの指針として学ばれた方も多くおありのことでしょう。
この聖句は、若者にとっても、またもはや若くない歳を重ねた者にとっても、自分の歩み、若い日を考え、感謝と悔い改めへと導いてくれる「神様からの恵みの言葉」の一つではないでしょうか。同時に、今一度、「若い日とは・人生とは何であるか」を振り返る日」として捉えることにも意味があるのではないでしょうか。
若い日の年月は美しいと言われます。それは希望と多くの不安や迷いの時と言えるからです。人生という時間を用いて人は、真理・真実を求め、光を知りたいと情熱を注ぎ、生きようとしている時だからでしょう。しかし、また、それは責任と危険にも満ちている時でもあります。挫折と暗闇もそこにはあります。ですから、その前途に、この「あなたの造り主を覚えよ」というみ言葉は光となるのです。
若い日は、最も美しい朝、日の昇る時でもあります。険しい山や谷があっても、その先を求めて進むのが「若い日」であります。花は微笑み、野山は緑に映え、広がる畑には収穫が待っています。ビルの谷間にあっても、混雑の中にあっても、人の歩みは、汗という宝石がその額にあるのですが、それもまた「人生そのもの」です。
若い日は、生涯の春です。その時に、その人の生涯の方向を定める、良い時でもあります。この大切な時に「あなたの造り主を覚え、求めること」であると、神様はお語りになりました。歳を重ねた今、ふと若き日を振り返る時、その道筋に、神様の計り知れないお導きを見る人は、何と幸いなことでしょう。
=主の恵みを=
真の神を信じない 仰ごうとしない私を
真の神を仰ぐものとされた 主の恵みをほめ讃える
真の愛を求めない 触れようとしない私を
真の愛に触れるも者とされた 主の恵みをほめ讃える
真の道を尋ねない 歩もうとしない私を
真の道を歩む者とされた 主をほめ讃える 水野源三「信仰詩」
東京大学大学院人文社会系研究科博士課程
いのちのことば社
スーザン・ハント
「緑のまきば」
「聖霊とその働き」