2023年7月号
№193
号
通巻877号
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その愛のゆえに
=時々の記=
(35)
12月17日
きょうは、恵みの雨が降っています。雨でよかったとホットしています。雪になれば、我が家からは、車では、一歩も出られなくなることが多いのです。K先生からクリスマスカードが届きました。クリスマスおめでとうございます!と挨拶を交わすことができるのは、神の恵みです、と一言添えてくださってありました。幾度もの手術をされ、今年もクリスマス礼拝を守ることができる幸いを共に感無量の思いで受け止めておられることと、お察しいたします。同じ病いで、何時再発転移するかの不安、恐れ、瀬戸際に立たされ、それでも、なお、神様を信頼し、すべてを御手にお委ねする信仰を持ち続け、福音宣教のために、ご自分を捧げ尽くしておられる先生に励まされている私たちです。
暁光(ぎょうこう)に 直ぐ開けにけり 冬の朝
伝えたき 聖句を入れて 賀状書く 馬場路哉
主人と二人で、祈祷会に出席します。
12月24日
主人は、ほっとしたのか、昨日の夜中から、痛風の発作に見舞われました。しばらく発作から遠のいていましたので油断していました。持病でいつも薬を服用していたのですが、勝手に止めていたら、やはり疲れなどが伴うと出てくるのですね。きょうは、診療所へ行って薬をもらって、痛みを止めてもらわなければ……。
底冷えに 箒(ほうき)持つ手の 痛くなり
落ち葉焼く 煙日輪 見ゆことも
大空へ 梅の蕾の 朱を点ず 馬場路哉
「つのぶえジャーナル」で信仰を強められ、多くの方に励まされ、支えられ、この年を終えることができますこと、心から感謝しています。私たちは、もうどこに行かなくても、ジャーナルで、各地に旅をさせてもらっていますので、とても充実した感謝の毎日です。
お祈り有難うございます。帯状疱疹の痛みほどではないのですが、痛風もかなり痛みがきついようですが、今回は、今までよりかるく、歩く事ができるので、嬉しいと言っています。帯状疱疹は、疱疹がきえても、痛みが強く残ると聞いていますが……。今朝は、この冬一番の北風が冷たく吹いています。朝、散歩に行くと、懐中電灯の明かりをとうして、粉雪が舞っているのがわかりました。寒さで、手がかじかんできましたが、犬たちに励まされ、小走りしましたら、ちょっと、ぬくもってきました。明日は、主人の母をお見舞いに行きます。自宅で、お正月を迎えさせてと、病院の方が言われますが、この家の寒さに直面すれば、風邪をひかすもとになると考えて、鈴鹿の近くで、暖かいところをみつけて、団らんのひとときを持とうということになりました。明日、雪が降らないようにと願っています。
12月29日
この年末は、専ら体を休めています。生来怠け者なので、人が忙しくしていると、余計、怠けてしまいたい。子供は、9日間も休みがあるのに、沖縄からだと、飛行機代がとても高いので、沖縄周辺を巡ってゆったり過ごすとのこと。奄美大島まで、船で行くとか。好きなようにしなさい、といっておきました。何しろ、誰に似たのか、とても、口下手で、人とうまくコミが取りにくいので、仕事から解放されて、一人ゆっくり過ごしたいのでしょう。二人の英、米の方と共に研究に携わっているのですが、一番下っ端なので、とても厳しく言われるとか。それに対して、どうしても微妙なニュアンスの違いで、うまく、英語で返答できないので、とてもストレスがたまるのでしょう。
昨日、隣のおじいさんが、急に亡くなりました。86歳でした。今日は、二人で葬儀の手伝いに行かなければなりませんが、考慮してくださって、主人一人でよいとのこと、ほっとしています。田舎の葬儀は、飲み食いが中心で、女性はとても大変です。でも、最近、山添村も変わりつつあるので、ありがたいです。この一年神様のお守りがあったことに感謝しています。
おもむろに 明けぬ冬至や 烏(からす)飛ぶ
この曲を この度も聴きて 年の暮れ 馬場路哉
1月6日
1月5日は寒の入り。でも平年に比べると穏やかな日和でとても嬉しいでした。北国の方の寒さとの厳しい戦いを思い巡らすとき、寒い冬を乗り越える体力、気力が備えられますように、とお祈りするものです。今朝、雀が我が家の窓にぶつかって、意識を失い、苦しそうにしていました。犬たちは、それを見て悲しいようと、とても悲しそうに泣くのです。動物はとても敏感です。何か悲しい出来事が起きたら、表情で泣き声で訴えるのです。
一人ひとりの頭をなでながら、大丈夫、すずめさんは、きっとお空へ向かってとんで行くと思うよ、と語りかけると落ち着いてきました。犬たちから命の重みを教えられた一瞬でした。
一対の 葉牡丹に先ず 迎えらる
若き日より 見しオリオンや 冬の空
しなやかに 枝揺れ返す 枯れ木かな 馬場路哉
きょうは、冬休み最後の日です。奈良からJR関西線に乗って、およそ50分、島ヶ原駅まで、娘とその子を迎えに主人はでかけました。名張の図書館へ、本を借りる日の更新にも行かなければならず。分刻みで動かねばならないとぼやきながらも、うれしそうに、孫を迎えに出かけていきました。
1月8日
文は、人なりと言いますが、私のこの拙い日記にも、私の人となりが出るものなのですね。読んでいただく方のことを思いますとき、申し訳ない気持ちになりますが、今日の、今の自分の思いを、発散させていただけますこと、とても感謝しています。
きのう、祈祷会の帰り、伊賀市主催の全盲の13歳の男の子のピアノリサイタルがありました。主人と二人で、聴きにいきました。1歳のとき、白血病からくる高熱のため、両目がまったく見えなくなりました。白血病は骨髄移植によって、完治いたしましたが、目がその副作用で見えなくなってしまいました。5歳からピアノを習いだし、僕の目が見えないことに、かわいそうという言葉を言わないでと学校の先生や、友達に訴え、公立の普通学級に小学校、中学校と通っているそうです。
ショパンの幻想即興曲を見事に弾き終え、私たちに感動を与えてくれました。娘も、よく練習していた曲ですので、そのタッチの滑らかさ、優しさが伝わってきました。すべて楽譜は、耳から聞いて、鍵盤へと伝わっていくとのことでした。本当に目が見える私たちは、もっと努力し、練習を積み重ねていかねばと、60にして、心新たにさせられたのでした。
1月9日
昨日の夕方、「ジャーナル」が届きました。新年号は、また、身の引き締まる思いで、読ませていただきました。多くの病める方が「ジャーナル」に救いを求めておられること。私たちも、苦しみ、悲しみのどん底にあるとき、「ジャーナル」さんに祈っていただこうと、発信していました。
今月号の宮沢賢治の詩”雨にも負けず”は、賢治の信仰していた法華経の考えが貫かれているのでしょうか?心打たれ、涙する部分は、決まって、みんなにデクノボウと呼ばれ、ホメラレモセズ、クニモサレズ、そういうものに私はなりたい、です。
そして、当時の東北の貧しさ、農業に重きを置いた生活、一日に玄米4合と味噌と少しの野菜だけを口にして、懸命に生きようとした賢治のこの詩は、暗唱するに値する作品ですね。
源三さんの詩も、主人と二人で、声にだして、斉読いたしました。主人も感激していました。あのような苦しみの中から、こんな素晴らしい神様を褒め称える詩がで出てくるんですね。源三さんのような信仰をこの年、少しでも持ち続けていきたいと、祈っています。
今朝は久しぶりの雨です。乾燥が激しかったので、ほっとしています。これから、2週間分の食料を買い求めにいきます。安いお店を広告で探しながらですから。一日仕事になりそうです。
1月12日
今朝から、大雪が降りました。一歩も外に出られません。家で、朝から、冬篭りです。午後からは、全国高校サッカー選手権大会決勝戦がありましたので、息子の高校時代を思い出しながら、テレビに釘付けでした。かわいそうなことに、息子のいる沖縄では、読売テレビが映らないとのこと。実況放送のように、携帯で伝えてやりました。広島皆実が初優勝しました。若さ溢れる青春時代を、サッカーに情熱をかけている姿は、とても頼もしく、若さをもらった一日でした。
馬場暁美
(上野緑ヶ丘教会員)
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緑を大切に!
書籍紹介
エネルギー技術の
社会意思決定
日本評論社
ISBN978-4-535-55538-9
定価(本体5200+税)
=推薦の言葉=
森田 朗
東京大学公共政策大学院長、法学政治学研究科・法学部教授
「本書は、科学技術と公共政策という新しい研究分野を目指す人たちにまずお薦めしたい。豊富な事例研究は大変読み応えがあり、またそれぞれの事例が個性豊かに分析されている点も興味深い。一方で、学術的な分析枠組みもしっかりしており、著者たちの熱意がよみとれる。エネルギー技術という公共性の高い技術をめぐる社会意思決定は、本書の言うように、公共政策にとっても大きなチャレンジである。現実に、公共政策の意思決定に携わる政府や地方自治体のかたがたにも是非一読をお薦めしたい。」
共著者・編者
鈴木達治郎
(財)電力中央研究所社会経済研究所研究参事。東京大学公共政策大学院客員教授
城山英明
東京大学大学院法学政治学研究科教授
松本三和夫
東京大学大学院人文社会系研究科教授
青木一益
富山大学経済学部経営法学科准教授
上野貴弘
(財)電力中央研究所社会経済研究所研究員
木村 宰
(財)電力中央研究所社会経済研究所主任研究員
寿楽浩太
東京大学大学院学際情報学府博士課程
白取耕一郎
東京大学大学院法学政治学研究科博士課程
西出拓生
東京大学大学院人文社会系研究科博士課程
東京大学大学院人文社会系研究科博士課程
馬場健司
(財)電力中央研究所社会経済研究所主任研究員
本藤祐樹
横浜国立大学大学院環境情報研究院准教授
おすすめ本
スーザン・ハント
ペギー・ハチソン 共著
発行所 つのぶえ社
発 売 つのぶえ社
いのちのことば社
いのちのことば社
SBN4-264-01910-9 COO16
定価(本体1300円+税)
本書は、クリスチャンの女性が、教会において担うべき任務のために、自分たちの能力をどう自己理解し、焦点を合わせるべきかということについて記したものです。また、本書は、男性の指導的地位を正当化することや教会内の権威に関係する職務に女性を任職する問題について述べたものではありません。むしろわたしたちは、男性の指導的地位が受け入れられている教会のなかで、女性はどのような機能を果たすかという問題を創造的に検討したいと願っています。また、リーダーは後継者―つまりグループのゴールを分かち合える人々―を生み出すことが出来るかどうかによって、その成否が決まります。そういう意味で、リーダーとは助け手です。
スーザン・ハント
スーザン・ハント
おすすめ本
「つのぶえ社出版の本の紹介」
「緑のまきば」
吉岡 繁著
(元神戸改革派神学校校長)
「あとがき」より
…。学徒出陣、友人の死、…。それが私のその後の人生の出発点であり、常に立ち帰るべき原点ということでしょう。…。生涯求道者と自称しています。ここで取り上げた問題の多くは、家での対話から生まれたものです。家では勿論日常茶飯事からいろいろのレベルの会話がありますが夫婦が最も熱くなって論じ合う会話の一端がここに反映されています。
「聖霊とその働き」
エドウイン・H・パーマー著
鈴木英昭訳
「著者のことば」より
…。近年になって、御霊の働きについて短時間で学ぶ傾向が一層強まっている。しかしその学びもおもに、クリスチャン生活における御霊の働きを分析するということに向けられている。つまり、再生と聖化に向けられていて、他の面における御霊の広範囲な働きが無視されている。本書はクリスチャン生活以外の面の聖霊について新しい聖書研究が必要なこと、こうした理由から書かれている。
定価 1500円
鈴木英昭著
「著者のことば」
…。神の言葉としての聖書の真理は、永遠に変わりませんが、変わり続ける複雑な時代の問題に対して聖書を適用するためには、聖書そのものの理解とともに、生活にかかわる問題として捉えてはじめて、それが可能になります。それを一冊にまとめてみました。
定価 1800円
おすすめ本
C.ジョン・ミラー著
鈴木英昭訳
キリスト者なら、誰もが伝道の大切さを知っている。しかし、実際は、その困難さに打ち負かされてしまっている。著者は改めて伝道の喜びを取り戻すために、私たちの内的欠陥を取り除き、具体的な対応策を信仰の成長と共に考えさせてくれます。個人で、グループのテキストにしてみませんか。
定価 1000円
おすすめ本
ポーリン・マカルピン著
著者の言葉
讃美歌はクリスチャンにとって、1つの大きな宝物といえます。教会で神様を礼拝する時にも、家庭礼拝の時にも、友との親しい交わりの時にも、そして、悲しい時、うれしい時などに讃美歌が歌える特権は、本当に素晴しいことでございます。しかし、讃美歌の本当のメッセージを知るためには、主イエス・キリストと父なる神様への信仰、み霊なる神様への信頼が必要であります。また、作曲者の願い、讃美歌の歌詞の背景にあるもの、その土台である神様のみ言葉の聖書に触れ、教えられることも大切であります。ここには皆様が広く愛唱されている50曲を選びました。
定価 3000円