2023年7月号
№193
号
通巻877号
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その愛のゆえに
=時々の記=
(46)
11月18日
昨日は、一日冷たい雨が降り続きました。体感気温も低く、一月はじめごろの寒さとか。
きょうは、朝から雨が上がりましたが、寒さは身にしみます。その上、6時でも、まだ暗く、散歩をするのに、よほど集中していないと崖けっぷちからすべり落ちそうになります。最近、とくに、運動神経が鈍くなり、とんでもない所で、ひっくり返って足を痛めたりの連続です。年はとりたくないのですが、仕方ありません。記憶のほうも、スピードを加速させながら、衰えていっています。こんなはずじゃなかったと日々悔いています。
日を弾き岩間を行きぬ秋の川
星屑のごとく固まる小菊かな 馬場路哉
きょうは、祈祷会を休むことにしました。欠席の電話を入れると、先生は、残念そうでしたので、申し分けなく感じましたが、少し一人で静かにあれこれ考えてみたいときもあります。
11月24日
寒さ厳しくなってきました。私たちは、この急な寒さに、震えあがっています。あまりの寒さで身体が対応しきれず、動作も感度が鈍くなり、何をするにも、時間と気力が必要となってきました。昨日は、少し温かくなるという予報でしたので、勤労感謝の日でもあるし、伊賀の里モクモクファームへ、二人で出掛けました。温泉あり、食堂あり、ちょっとした遊び場ありの農場です。多くの子供連れの家族に出会いましたが、皆、疲れ気味でした。少し奮発すれば、手つくりの美味しいパン、ハムなどが手に入るのですが、ふたりとも、財布の紐を固く締め、何も買わないで帰りました。家へ帰って、いつものように、倹約してのお昼となりました。
しばらくすると、隣りのおばさんが、とりたての野菜をいっぱい下げてもってきてくれました。その素材をふんだんに使ってあつあつのおでんが夕食に出来上がりました。
やはり、家で、手つくりの食卓を囲むことは、心も、身体もぬくもりますね。
寒い、信州の冬は、いつも、祖母の作ってくれた、あつあつのお味噌汁が、唯一のご馳走でした。そんな昔のことを、懐かしく思い出しながら、これからの寒さを乗り越えることができますようにと願っています。
鎌で刈る草の錦に染まりつつ
麗しき山の有明月掛かる 馬場路哉。
俳句を作るのも、なかなか手間取ってきました。年のせいでしょうか。寒さのせいでしょうか。あと一週で、12月ですね。気ぜわしくなってきました。
11月27日
・・・。立花隆さんの、「死ぬまで生きる」その思いは、とくに、ガンと言う死を告知された病いの方は、生きること、死ぬことに真っ向から立ち向かっていかなければ、負けてしまうのでしょう。主人も今日一日を無駄にしたくない。そんな生き方をしている気がいたします。
とても、エネルギッシュに、朝を迎えて、ラヂオ体操にはじまり、ルターの「日々の御言葉」を通読。庭の木々に向かって、挨拶するかのように、落ち葉を掃きそろえ、食事となります。いわく、ガンと告げられときには、おれは部下に厳しいことばかり言って苦しめてきたので、神さまから、このような試練を与えられたのだと、とても悔やんだと。しかし、聖書を読んでいくうちに、あなたの罪は許されたと書かれてあったので、救われた思いになったと3年前を思い出すように、伝えてくれました。
本当に、苦しい病ですが、「死ぬまで生きる」を合言葉にして、与えられた命を精一杯生き抜いたとき、悔いは残らないはずです。
12月3日
木枯らしが吹く寒い日になりました。先日、届いたジャーナルに励まされ、昨日の礼拝にも、何とか出席できました。世田谷通信にもありましたが、人間は、土の上をきれいに、舗装し、何もなかったかのように、次々と家を立ち上げていきますが、土の下で、生きているものたちは、脈々と生き続け、目を出し、季節が来ると、花を咲かせてくれている。そんな、自然界の生き物たちを、大切にしたいものです。
「キリストへの時間」の機関紙に真山先生の奥様が長い間、アナウンサーとして、ご奉仕され、その思い出を綴ってくださっていました。多くの方の伝えたいと言う熱い思いが、ひとつとなって、ラヂオ伝道が今も福音を求めている方のところへ届けられているのですね。
闇から光へと照らし出された私たちは、この良き福音を周りの方に伝えたいという思いを持ち続けていくことは、大切です。
12月7日
またとても、冷たい散歩となりました。温度計を見ると、外は氷点下。真っ白に霜、薄氷が、張っていました。集中していないと、足を滑らせてしまいます。このごろは、懐中電灯をもって散歩にでかけています。真っ暗だからです。懐中電灯で遠くをてらすと、野生の狐や、たぬきは奇声を発しながら、逃げていってくれるので、安全面でも電燈は必携です。
今、庭にお日様が照りだしました。犬たちは、緊張感が緩んで、皆揃って、寝ています。
山の木の伸びて挟まる冬の空
図書館に燃えて満天星紅葉かな
マスカット数粒持ちて施設訪ふ 馬場路哉
主人は図書館に熱心に通って、長編小説を借りてきては、読書三昧の冬ごもりです。
あまり、家の中に閉じこもっていると、足にも良くないので、きょうは、山歩きにでかけようとしています。山といっても、小山ですから、半日で十分なのです。
12月12日
今の時期、朝6時でもまだ真っ暗です。夕方も5時で真っ暗です。ですから、一日がとても早く気ぜわしく過ぎて行くのです。私たちも、加齢による運動神経の鈍さから動作がとてもゆっくりになりました。何をするにも時間がかかります。特に、食事の準備には、時間がかかってしまいます。その割には、たいしたご馳走はできないのですが。
きょうは、教会学校のクリスマス会です。教会学校の奉仕をしてくださっている方々は、とても熱心にこの日のために準備してくださいました。きっと、神さまの豊かなお導きのもと、多くの子供たちがまことのクリスマスを味わって、喜んでくれることでしょう。
子供のころのクリスマスの思い出は、年を重ねた今でも懐かしく思い出されるのです。
天に栄光。地に平和が豊かにきますように。
12月14日
ゴダート先生から、クリスマスカードが届きました。いつものように、ご自分で作られた、押し花のカードです。今年9月に行われた、改革派五十周年記念大会のことをお知らせしたところ、どうぞ、日本の改革派教会が熱心に伝道に励み、成長することをいつも祈っているとのお返事でした。
ご自分の生涯を日本伝道に捧げられ、特に、中部中会で青年たちに熱心に福音を述べ伝えてくださった先生ですから。今年、80歳になられそうですが、伝道する意気込みは、決して失わないと言っておられます。励まされました。そして、賛美歌の美しい歌声のことも、よく思い出します、と伝えましたら、昔の賛美歌が好きですと。今のは、ヒップ、ホップのような歌が多いのでと、良いものは、歌い続け、神さまを褒め称えたいです。
岐阜加納教会の尾野さんが、先日、加納教会の新築された会堂の写真を送られ、先生は、立派な建物になっていますねと驚いていました。これから、皆が心と力をあわせ、ひとりでも、多くの方に、この良き福音を伝えていかなければ、と祈るものです。
ゴダート先生や、マカルピン先生ご夫妻の命がけの伝道に学びたいと切つに、願うものです。
馬場暁美
(上野緑ヶ丘教会員)
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緑を大切に!
書籍紹介
エネルギー技術の
社会意思決定
日本評論社
ISBN978-4-535-55538-9
定価(本体5200+税)
=推薦の言葉=
森田 朗
東京大学公共政策大学院長、法学政治学研究科・法学部教授
「本書は、科学技術と公共政策という新しい研究分野を目指す人たちにまずお薦めしたい。豊富な事例研究は大変読み応えがあり、またそれぞれの事例が個性豊かに分析されている点も興味深い。一方で、学術的な分析枠組みもしっかりしており、著者たちの熱意がよみとれる。エネルギー技術という公共性の高い技術をめぐる社会意思決定は、本書の言うように、公共政策にとっても大きなチャレンジである。現実に、公共政策の意思決定に携わる政府や地方自治体のかたがたにも是非一読をお薦めしたい。」
共著者・編者
鈴木達治郎
(財)電力中央研究所社会経済研究所研究参事。東京大学公共政策大学院客員教授
城山英明
東京大学大学院法学政治学研究科教授
松本三和夫
東京大学大学院人文社会系研究科教授
青木一益
富山大学経済学部経営法学科准教授
上野貴弘
(財)電力中央研究所社会経済研究所研究員
木村 宰
(財)電力中央研究所社会経済研究所主任研究員
寿楽浩太
東京大学大学院学際情報学府博士課程
白取耕一郎
東京大学大学院法学政治学研究科博士課程
西出拓生
東京大学大学院人文社会系研究科博士課程
東京大学大学院人文社会系研究科博士課程
馬場健司
(財)電力中央研究所社会経済研究所主任研究員
本藤祐樹
横浜国立大学大学院環境情報研究院准教授
おすすめ本
スーザン・ハント
ペギー・ハチソン 共著
発行所 つのぶえ社
発 売 つのぶえ社
いのちのことば社
いのちのことば社
SBN4-264-01910-9 COO16
定価(本体1300円+税)
本書は、クリスチャンの女性が、教会において担うべき任務のために、自分たちの能力をどう自己理解し、焦点を合わせるべきかということについて記したものです。また、本書は、男性の指導的地位を正当化することや教会内の権威に関係する職務に女性を任職する問題について述べたものではありません。むしろわたしたちは、男性の指導的地位が受け入れられている教会のなかで、女性はどのような機能を果たすかという問題を創造的に検討したいと願っています。また、リーダーは後継者―つまりグループのゴールを分かち合える人々―を生み出すことが出来るかどうかによって、その成否が決まります。そういう意味で、リーダーとは助け手です。
スーザン・ハント
スーザン・ハント
おすすめ本
「つのぶえ社出版の本の紹介」
「緑のまきば」
吉岡 繁著
(元神戸改革派神学校校長)
「あとがき」より
…。学徒出陣、友人の死、…。それが私のその後の人生の出発点であり、常に立ち帰るべき原点ということでしょう。…。生涯求道者と自称しています。ここで取り上げた問題の多くは、家での対話から生まれたものです。家では勿論日常茶飯事からいろいろのレベルの会話がありますが夫婦が最も熱くなって論じ合う会話の一端がここに反映されています。
「聖霊とその働き」
エドウイン・H・パーマー著
鈴木英昭訳
「著者のことば」より
…。近年になって、御霊の働きについて短時間で学ぶ傾向が一層強まっている。しかしその学びもおもに、クリスチャン生活における御霊の働きを分析するということに向けられている。つまり、再生と聖化に向けられていて、他の面における御霊の広範囲な働きが無視されている。本書はクリスチャン生活以外の面の聖霊について新しい聖書研究が必要なこと、こうした理由から書かれている。
定価 1500円
鈴木英昭著
「著者のことば」
…。神の言葉としての聖書の真理は、永遠に変わりませんが、変わり続ける複雑な時代の問題に対して聖書を適用するためには、聖書そのものの理解とともに、生活にかかわる問題として捉えてはじめて、それが可能になります。それを一冊にまとめてみました。
定価 1800円
おすすめ本
C.ジョン・ミラー著
鈴木英昭訳
キリスト者なら、誰もが伝道の大切さを知っている。しかし、実際は、その困難さに打ち負かされてしまっている。著者は改めて伝道の喜びを取り戻すために、私たちの内的欠陥を取り除き、具体的な対応策を信仰の成長と共に考えさせてくれます。個人で、グループのテキストにしてみませんか。
定価 1000円
おすすめ本
ポーリン・マカルピン著
著者の言葉
讃美歌はクリスチャンにとって、1つの大きな宝物といえます。教会で神様を礼拝する時にも、家庭礼拝の時にも、友との親しい交わりの時にも、そして、悲しい時、うれしい時などに讃美歌が歌える特権は、本当に素晴しいことでございます。しかし、讃美歌の本当のメッセージを知るためには、主イエス・キリストと父なる神様への信仰、み霊なる神様への信頼が必要であります。また、作曲者の願い、讃美歌の歌詞の背景にあるもの、その土台である神様のみ言葉の聖書に触れ、教えられることも大切であります。ここには皆様が広く愛唱されている50曲を選びました。
定価 3000円