2023年7月号
№193
号
通巻877号
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その愛のゆえに
=時々の記=
(49)
2月21日
今朝は、少し日差しがあり気温も一度ほど昨日に比べ上がっています。ほんの僅かなことですが、温かいのは嬉しいです。明日、三年ぶりに沖縄の息子が帰ってきます。
主人は、いそいそと部屋の掃除に専念しています。これから、二人で上野まで食料を買い求めにいきます。奈良からは、娘も帰ってきます。久しぶりに家族がそろいます。
春の訪れとともに、我が家にも、家族愛が満ち溢れ、困ったこと、苦しいことを言い合える家庭へと成長していきますように。
早梅の枝の高きを見上げたり
針のごと突き上げてをり春の草 馬場路哉
長い間、お世話になった、小学校の時の用務員さんが、昨日なくなられました。昔の用務員さんは、学校でひとり寝泊りしなければならず、とても大変だったと感じます。私は、よく用務員室に行って、パンをもらったり、話を聞いてもらったり、懐かしい思い出がいっぱいこみ上げてきました。
2月24日
先日来、また主人の叔母が亡くなり、葬儀の準備に追われていました。その叔母は、子供がなく、晩年は、養護老人施設に入所していました。主人と私は、3ヶ月の一度しか、お見舞いに行けませんでしたが、お見舞いに行くと、やはり、とても喜んでくれました。
よく来てくれたね、有難うのこの二つの言葉をいつも、返してくれました。そして、驚くことに、自分が亡くなった時のために、年金を貯蓄していました。ですから、葬儀は、叔母が残してくれただけのささやかな、家族葬となりましたが、(皆で13名)とても、しめやかに、叔母を偲ぶことができました。今、葬儀のことが世間では話題になっていますが、私たちも、叔母のように、清楚に、見送って欲しいものと、しみじみ考えさせられたひと時きでした。
久しぶりに息子が帰ってきてくれました。私には、デジカメを買ってきてくれました。
何も言わずに、これ、と言って渡してくれたのです。パソコンにも、つなげられるよ、と教えてくれましたが、その時は、わかったようでも、パソコンには、うまくつなぐことができません。こんな、素晴らしいデジカメという新兵器を手にして、今の私は、おもいきり、はじけています。
これからの美しい季節を、デジカメを使って残していきたいなとカバンに入れて持ち歩くように心がけています。
咲きて散り散りては咲ける椿かな
春めきて山紫水明とはなりぬ 馬場路哉
昨日から、こちらは、随分温かくなりました。今まで、着膨れていたのですが、少し枚数を減らして、軽やかに動けるようになりました。このまま、まっしぐらに、春になって欲しいものです。
2月28日
2月もあと一日を残すだけとなりました。昨日から春の温かい雨が乾ききった野山に、潤いを与えてくれました。バンクーバーオリンピック、女子フィギヤーのテレビ放映に、一日釘付けになっていました。華やかな舞台の裏では、並々ならぬ努力が積み重ねられ、また、その家族も、懸命に後押ししての一瞬です。ともに涙を流して、感動を与えてもらった一日でした。
3月3日
昨日、娘から電話が入りました。つのぶえジャーナル、3月号を読んでいるよ。とても、励まされて、元気をもらったよとのこと。また、主人の俳句にも、関心があるのか、批評を下していました。皆さんも、きっとジャーナルから、本当に、生きる力を与えられ、希望をもつことができることでしょう。私も、家族も、皆そうです。
日曜日の礼拝には、行くことが出来ませんが、それは、不信仰という言葉で片付けられてしまうのが残念でなりません。娘は、一人で静かにジャーナルに目を通し、聖書のみ言葉に立ち返る唯一、神様と向き合うひと時だと言って、ジャーナルが更新されるのを、毎月、楽しみにしているようです。
3月4日
昨日、宅配メールでジャーナル三月号が届きました。とても、良い春風に乗って、運んできてくれました。有難うございます。主人と二人で、じっくり読み合わせをしました。今朝、例年より、二、三週間早く、鶯が裏山で初音を響かせていました。わー。春がやっと来たんだなーと、そのまだ自信のなさそうな声から、こちらも、そんなにあわてなくてもよいんだよと言ってやりたいほど、か細い声でした。きょうは、主人は、免許の切り替えで、橿原まで出掛けました。一人で、ゆっくりジャーナルをよみかえします。
3月9日
この寒さ、身体にこたえます。私、体調を崩して寝込んでいました。元気が出ないとき、人前に出たくなくなります。教会の礼拝にも、気持ちは礼拝を捧げなければと思うのですが、身体が拒絶反応を示します。
7日の日曜日のこと。朝は、元気に犬たちと散歩も出来たのに、教会の礼拝に行こうとすると、寒気がしてきました。これは、きっと風邪かなと思って風邪薬を飲んで休んでいましたら、持病の、めまい、頭痛がおきてきました。とても起き上がることはできません。主人だけの出席となりました。皆さんが心配してくださったというのですが、私だけどうして、このように弱いのでしょう。
教会の皆さんは、とてもタフな方ばかりで、私はついていくことができません。でも、この弱さがあるから、疲れた方や、しんどい方の気持ちや、思いはわかるのです。明日も、まだ寒さが続くということで、弱った私には、ダメージがきついです。
満開になりきった梅の花が、遠慮がちに花びらをちじこめているように思われます。
花椿ひよのたけれる朝(あした)かな
山の端の春曙の枝の形(なり)
強霜に伊賀のそちこち白きこと
耕され潤い満てる田んぼかな 馬場路哉
明日は、月ヶ瀬で俳句会があるとのこと。でも、あまりにも寒いので、中止の連絡が入ってきました。やはり、年を重ねた者にとって、この冴え返りはきついのですね。
3月13日
昨日は、春のような暖かさでした。山添村をドライヴしているとびっくりしました。土手に、山桜がちらほら咲き始めているではありませんか。まだ梅の季節だと思っていたのですが、自然は、すばやく、ぬくもりをキャッチして感心しました。三月は、喜びに沸く人、悲しみをこらえる人、なれたところからの転勤に、不安になる人と、
さまざまです。そんな一人一人に大丈夫、みんなに必ず春がやってくるから、とエールを送ります。
耐え忍んだ分、悲しみが大きかった分、温かい春が届くはずです。そう信じて祈っています。
3月16日
丹羽道子さんが、伊賀市でコンサートを開いてくださいます。4月3日、アフタヌーンコンサートとディナーコンサートを町屋で、イタリア料理店で開いてくださると先週の日曜日にお会いして、教えていただきました。私たちは、アフタヌーンコンサートに出席しようと、計画をたてました。心揺さぶる美しいソプラノの声にきっと、春の訪れとともに、丹羽さんのコンサートに参加したものが、魅了されてこれからの、スタートを、希望を持って、準備されることでしょう。
こちらは、きょうは、春の嵐に見舞われています。こうして、少しづつ、本番の春がやってくるのでしょう。裏庭の鶯も、随分上手に鳴いてくれるようになりました。
傘作り残れる上野春の雨
かつて聞く同じ響きや春の雨
春雨や林を行ける犬散歩
馬場路哉
山添のコーラスの指揮者の方に、先ほど丹羽さんのコンサートのパンフレットを届けてきました。出来るだけ、多くの方が来てくださると、よいのですが・・・。
馬場暁美
(上野緑ヶ丘教会員)
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緑を大切に!
書籍紹介
エネルギー技術の
社会意思決定
日本評論社
ISBN978-4-535-55538-9
定価(本体5200+税)
=推薦の言葉=
森田 朗
東京大学公共政策大学院長、法学政治学研究科・法学部教授
「本書は、科学技術と公共政策という新しい研究分野を目指す人たちにまずお薦めしたい。豊富な事例研究は大変読み応えがあり、またそれぞれの事例が個性豊かに分析されている点も興味深い。一方で、学術的な分析枠組みもしっかりしており、著者たちの熱意がよみとれる。エネルギー技術という公共性の高い技術をめぐる社会意思決定は、本書の言うように、公共政策にとっても大きなチャレンジである。現実に、公共政策の意思決定に携わる政府や地方自治体のかたがたにも是非一読をお薦めしたい。」
共著者・編者
鈴木達治郎
(財)電力中央研究所社会経済研究所研究参事。東京大学公共政策大学院客員教授
城山英明
東京大学大学院法学政治学研究科教授
松本三和夫
東京大学大学院人文社会系研究科教授
青木一益
富山大学経済学部経営法学科准教授
上野貴弘
(財)電力中央研究所社会経済研究所研究員
木村 宰
(財)電力中央研究所社会経済研究所主任研究員
寿楽浩太
東京大学大学院学際情報学府博士課程
白取耕一郎
東京大学大学院法学政治学研究科博士課程
西出拓生
東京大学大学院人文社会系研究科博士課程
東京大学大学院人文社会系研究科博士課程
馬場健司
(財)電力中央研究所社会経済研究所主任研究員
本藤祐樹
横浜国立大学大学院環境情報研究院准教授
おすすめ本
スーザン・ハント
ペギー・ハチソン 共著
発行所 つのぶえ社
発 売 つのぶえ社
いのちのことば社
いのちのことば社
SBN4-264-01910-9 COO16
定価(本体1300円+税)
本書は、クリスチャンの女性が、教会において担うべき任務のために、自分たちの能力をどう自己理解し、焦点を合わせるべきかということについて記したものです。また、本書は、男性の指導的地位を正当化することや教会内の権威に関係する職務に女性を任職する問題について述べたものではありません。むしろわたしたちは、男性の指導的地位が受け入れられている教会のなかで、女性はどのような機能を果たすかという問題を創造的に検討したいと願っています。また、リーダーは後継者―つまりグループのゴールを分かち合える人々―を生み出すことが出来るかどうかによって、その成否が決まります。そういう意味で、リーダーとは助け手です。
スーザン・ハント
スーザン・ハント
おすすめ本
「つのぶえ社出版の本の紹介」
「緑のまきば」
吉岡 繁著
(元神戸改革派神学校校長)
「あとがき」より
…。学徒出陣、友人の死、…。それが私のその後の人生の出発点であり、常に立ち帰るべき原点ということでしょう。…。生涯求道者と自称しています。ここで取り上げた問題の多くは、家での対話から生まれたものです。家では勿論日常茶飯事からいろいろのレベルの会話がありますが夫婦が最も熱くなって論じ合う会話の一端がここに反映されています。
「聖霊とその働き」
エドウイン・H・パーマー著
鈴木英昭訳
「著者のことば」より
…。近年になって、御霊の働きについて短時間で学ぶ傾向が一層強まっている。しかしその学びもおもに、クリスチャン生活における御霊の働きを分析するということに向けられている。つまり、再生と聖化に向けられていて、他の面における御霊の広範囲な働きが無視されている。本書はクリスチャン生活以外の面の聖霊について新しい聖書研究が必要なこと、こうした理由から書かれている。
定価 1500円
鈴木英昭著
「著者のことば」
…。神の言葉としての聖書の真理は、永遠に変わりませんが、変わり続ける複雑な時代の問題に対して聖書を適用するためには、聖書そのものの理解とともに、生活にかかわる問題として捉えてはじめて、それが可能になります。それを一冊にまとめてみました。
定価 1800円
おすすめ本
C.ジョン・ミラー著
鈴木英昭訳
キリスト者なら、誰もが伝道の大切さを知っている。しかし、実際は、その困難さに打ち負かされてしまっている。著者は改めて伝道の喜びを取り戻すために、私たちの内的欠陥を取り除き、具体的な対応策を信仰の成長と共に考えさせてくれます。個人で、グループのテキストにしてみませんか。
定価 1000円
おすすめ本
ポーリン・マカルピン著
著者の言葉
讃美歌はクリスチャンにとって、1つの大きな宝物といえます。教会で神様を礼拝する時にも、家庭礼拝の時にも、友との親しい交わりの時にも、そして、悲しい時、うれしい時などに讃美歌が歌える特権は、本当に素晴しいことでございます。しかし、讃美歌の本当のメッセージを知るためには、主イエス・キリストと父なる神様への信仰、み霊なる神様への信頼が必要であります。また、作曲者の願い、讃美歌の歌詞の背景にあるもの、その土台である神様のみ言葉の聖書に触れ、教えられることも大切であります。ここには皆様が広く愛唱されている50曲を選びました。
定価 3000円