2023年7月号
№193
号
通巻877号
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(37)
4月16日
私はもともと仲良し姉妹ではないので、実家で暮らしていた時も、ほとんど話などしません。だから何かの用事でもない限り、行き来することが出来ずにいます。何かよい口実があればよいのにと思っていますが、なかなかそれが見つかりません。信仰者としてそれが出来ないのがとても苦痛で重荷です。愛する、受け入れるなんてことは、言葉の上でのこととつい思ってしまいます。
4月26日
また変な時刻に眼が覚めてしまいました。体調不良だというのにどうしてなのだろう。礼拝は欠席。身体の弱さより気力のなさの方が心配です。GWは主人の出勤日が決まるのが遅く、旅行は行けなくなってしまいました。まあのんびり家で過ごす形になるでしょう。
それも困りもので、ずっと二人で顔をつき合わせているのも息が詰まります。憂鬱です。
それも困りもので、ずっと二人で顔をつき合わせているのも息が詰まります。憂鬱です。
昨日は発熱で1日寝ていました。主人に薬を買ってきてもらって飲んだので、効いてくれるといいなあ。健康の有り難みがわかりました。閉じこもったり心を病んでいる方は、自分も鬱病だけど、病気がもっと重くなるだろうな、この季節は・・・。とにかく動けないのですから。
4月28日
優先順位を付けられないのは、アスペの特徴でもあります。また、ただ付けた優先順位ごとに何とかこなしていけるかは、個人の問題です。わたしの場合、ここをと思ったらそのことで頭がいっぱいに陥ってしまいます。今は体を治すことに専念するために、休んでいる時間が多いので余計でしょうね。変ですが、我が家には3本体温計がありますが、どれもまちまちの数値を表示すので熱があるのかどうかもわかりません。ただ辛いだけなので内科の医師にはかかりづらいのです。
5月2日
せっかくの連休だというのに、家に籠りっぱなしの一日でした。
結婚する前はあんなに会うのが楽しかったのに、今は一緒にいてもちっとも楽しくないし、どこかへ出かけようという誘いもないどころか、行こうと誘うと生返事。腹が立ってきて、一人で近所のスーパーへガス抜きに行きました。
体はゆっくりできたかもしれないけど、気持ちの上では落ち着かない一日。早く日が沈んで、夜の帳が降りて、寝てしまいたいなあ。
結婚する前はあんなに会うのが楽しかったのに、今は一緒にいてもちっとも楽しくないし、どこかへ出かけようという誘いもないどころか、行こうと誘うと生返事。腹が立ってきて、一人で近所のスーパーへガス抜きに行きました。
体はゆっくりできたかもしれないけど、気持ちの上では落ち着かない一日。早く日が沈んで、夜の帳が降りて、寝てしまいたいなあ。
5月3日
一日主人と一緒にいると、細かいことをぐちゃぐちゃ言われ、思わずむかついてしまいました。怒りや恨みは洗い流さねば、と今は思いますが、その時はものすごく不愉快。いかん、いかん、穏やかに受け止めねば。それと同時に、怒ったりするのではなく、自分の感情を表す言葉って難しいなぁと思います。
5月10日
皮膚科から帰ったところです。さっきから同じ音楽が頭の中を駆け巡っています。意図して変えないとダメ。しかし変えるのだけれど、また戻ってしまいます。あぁ辛い(-_-;)
音楽は日替りでやってきます。今のところ、昨日ほどひどくありませんが。思ってみると疲れたときにひどくなりますね。
またBGMや何気ない音にも反応してしまうため、外音を遮断するためにiPod を使うことにしたのです。バッハからロックまで様々な曲を主人にインポートしてもらいました。
店の照明なども疲れる要因にもなります。生きづらいなあ。
音楽は日替りでやってきます。今のところ、昨日ほどひどくありませんが。思ってみると疲れたときにひどくなりますね。
またBGMや何気ない音にも反応してしまうため、外音を遮断するためにiPod を使うことにしたのです。バッハからロックまで様々な曲を主人にインポートしてもらいました。
店の照明なども疲れる要因にもなります。生きづらいなあ。
5月13日
わたしには美しいものがない。
この間は桜が満開の薄紅色の道を通った。近くの庭園では牡丹が見事に咲いていた。今日は公園では欅の若葉がキラキラ揺らめいていた。町のお店で好みの帽子屋を見つけた。ある歌手はいい感性していると思った。白檀の香は上品だ。詩編は筋の通った讃歌だ。
けれどどれも美しいとまでは思えないのだ。その状態は把握するけれど、それがどうこうとは思わないのだ。言葉では、綺麗だねとは言ってみるけれど・・・。そうしないと、わたしにアクションしても何の効果もないと思われたら、それで次に続かないから困るし・・・。
このような自分に素直になると生活できない。面倒なものです。
この間は桜が満開の薄紅色の道を通った。近くの庭園では牡丹が見事に咲いていた。今日は公園では欅の若葉がキラキラ揺らめいていた。町のお店で好みの帽子屋を見つけた。ある歌手はいい感性していると思った。白檀の香は上品だ。詩編は筋の通った讃歌だ。
けれどどれも美しいとまでは思えないのだ。その状態は把握するけれど、それがどうこうとは思わないのだ。言葉では、綺麗だねとは言ってみるけれど・・・。そうしないと、わたしにアクションしても何の効果もないと思われたら、それで次に続かないから困るし・・・。
このような自分に素直になると生活できない。面倒なものです。
加納さおり
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緑を大切に!
書籍紹介
エネルギー技術の
社会意思決定
日本評論社
ISBN978-4-535-55538-9
定価(本体5200+税)
=推薦の言葉=
森田 朗
東京大学公共政策大学院長、法学政治学研究科・法学部教授
「本書は、科学技術と公共政策という新しい研究分野を目指す人たちにまずお薦めしたい。豊富な事例研究は大変読み応えがあり、またそれぞれの事例が個性豊かに分析されている点も興味深い。一方で、学術的な分析枠組みもしっかりしており、著者たちの熱意がよみとれる。エネルギー技術という公共性の高い技術をめぐる社会意思決定は、本書の言うように、公共政策にとっても大きなチャレンジである。現実に、公共政策の意思決定に携わる政府や地方自治体のかたがたにも是非一読をお薦めしたい。」
共著者・編者
鈴木達治郎
(財)電力中央研究所社会経済研究所研究参事。東京大学公共政策大学院客員教授
城山英明
東京大学大学院法学政治学研究科教授
松本三和夫
東京大学大学院人文社会系研究科教授
青木一益
富山大学経済学部経営法学科准教授
上野貴弘
(財)電力中央研究所社会経済研究所研究員
木村 宰
(財)電力中央研究所社会経済研究所主任研究員
寿楽浩太
東京大学大学院学際情報学府博士課程
白取耕一郎
東京大学大学院法学政治学研究科博士課程
西出拓生
東京大学大学院人文社会系研究科博士課程
東京大学大学院人文社会系研究科博士課程
馬場健司
(財)電力中央研究所社会経済研究所主任研究員
本藤祐樹
横浜国立大学大学院環境情報研究院准教授
おすすめ本
スーザン・ハント
ペギー・ハチソン 共著
発行所 つのぶえ社
発 売 つのぶえ社
いのちのことば社
いのちのことば社
SBN4-264-01910-9 COO16
定価(本体1300円+税)
本書は、クリスチャンの女性が、教会において担うべき任務のために、自分たちの能力をどう自己理解し、焦点を合わせるべきかということについて記したものです。また、本書は、男性の指導的地位を正当化することや教会内の権威に関係する職務に女性を任職する問題について述べたものではありません。むしろわたしたちは、男性の指導的地位が受け入れられている教会のなかで、女性はどのような機能を果たすかという問題を創造的に検討したいと願っています。また、リーダーは後継者―つまりグループのゴールを分かち合える人々―を生み出すことが出来るかどうかによって、その成否が決まります。そういう意味で、リーダーとは助け手です。
スーザン・ハント
スーザン・ハント
おすすめ本
「つのぶえ社出版の本の紹介」
「緑のまきば」
吉岡 繁著
(元神戸改革派神学校校長)
「あとがき」より
…。学徒出陣、友人の死、…。それが私のその後の人生の出発点であり、常に立ち帰るべき原点ということでしょう。…。生涯求道者と自称しています。ここで取り上げた問題の多くは、家での対話から生まれたものです。家では勿論日常茶飯事からいろいろのレベルの会話がありますが夫婦が最も熱くなって論じ合う会話の一端がここに反映されています。
「聖霊とその働き」
エドウイン・H・パーマー著
鈴木英昭訳
「著者のことば」より
…。近年になって、御霊の働きについて短時間で学ぶ傾向が一層強まっている。しかしその学びもおもに、クリスチャン生活における御霊の働きを分析するということに向けられている。つまり、再生と聖化に向けられていて、他の面における御霊の広範囲な働きが無視されている。本書はクリスチャン生活以外の面の聖霊について新しい聖書研究が必要なこと、こうした理由から書かれている。
定価 1500円
鈴木英昭著
「著者のことば」
…。神の言葉としての聖書の真理は、永遠に変わりませんが、変わり続ける複雑な時代の問題に対して聖書を適用するためには、聖書そのものの理解とともに、生活にかかわる問題として捉えてはじめて、それが可能になります。それを一冊にまとめてみました。
定価 1800円
おすすめ本
C.ジョン・ミラー著
鈴木英昭訳
キリスト者なら、誰もが伝道の大切さを知っている。しかし、実際は、その困難さに打ち負かされてしまっている。著者は改めて伝道の喜びを取り戻すために、私たちの内的欠陥を取り除き、具体的な対応策を信仰の成長と共に考えさせてくれます。個人で、グループのテキストにしてみませんか。
定価 1000円
おすすめ本
ポーリン・マカルピン著
著者の言葉
讃美歌はクリスチャンにとって、1つの大きな宝物といえます。教会で神様を礼拝する時にも、家庭礼拝の時にも、友との親しい交わりの時にも、そして、悲しい時、うれしい時などに讃美歌が歌える特権は、本当に素晴しいことでございます。しかし、讃美歌の本当のメッセージを知るためには、主イエス・キリストと父なる神様への信仰、み霊なる神様への信頼が必要であります。また、作曲者の願い、讃美歌の歌詞の背景にあるもの、その土台である神様のみ言葉の聖書に触れ、教えられることも大切であります。ここには皆様が広く愛唱されている50曲を選びました。
定価 3000円