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2023年7月号  №193 号 通巻877号
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                                                          s-IMG_0049.jpg自閉症者のひとりごと
(39)
 
6月22日
21日、午後から受付窓口をしているミーティング会場に行きました。某クリニックより数名ミーティングに来るという連絡を受けていたので、落ち着かなくて、早めに家を出たので、早く会場に着いてしまいました。某クリニックはわたしの母校です。ミーティングは恙無く終えることが出来ました。感謝。
昨日、点訳講座をキャンセルしました。払い戻しはありません。
今朝は早く目覚めたので、昨夜の洗い物をし、夕食(夜のミーティングに行くので主人の分)を作って、シャワーを浴びました。そして1㍑もスポーツ飲料を自販機で買ってきて飲みました。わたしはスポーツ飲料を飲むと元気になります。普段ならそれだけ飲むと、食事が入らなくなりますが、汗をかくせいか平気なのです。また水飲み病にならねばよいのですが。

 
6月24日
女は助け手とありますが、助け手って何でしょう。わたしのほうがよっぽど助け手が欲しいくらいです。わたしのイメージは有能な秘書、それは間違いなのでしょうか。よくわからないのです。男性には求められていることが多いのですが、女性に求められることは、教会では黙っていなさいとか、主人に従いなさいとかそんな感じです。神様が造られたものだから、不要とは思いませんが、なぜ不可欠なものかは?です。
わたしは生物学的には女性ですが、中身はおっさんなので、何かこう!と決めてもらわないとしかるべき方向に向かわないのです。
 
7月2日
わたしには、普通女性が興味を示すことにそれがないのです。女性ばかりが集まるところ(専用車両、教会の姉妹会・婦人会、女性ミーティングなど)など気持ち悪い。ファッションでも可愛いものがダメ。おじさん達のほうが話が合う…などなど。
 
7月7日
たったひとつのファイルを読むために、何分間か待つことさえ、イライラするわたしです。朝方リアルな熱さと圧迫感と痛みを伴う夢をみて、その恐ろしさで目が醒めました。なんだったのだろう。それに疲れたのか、午前中は寝ていました。
ミーティングで、わたしが思うに、強迫観念に捕らわれているのではないかというメンバーの気持ちが、なんとなくわかるような気がします。見捨てられ恐怖というか。そのままでいいのに、見捨てられてしまうのではないかという思い。恐れは怖い。感情を支配し、行動を変えてしまうから。
午前中はしんどくて寝ていました。ようやく起きて食事を取ったところです。またゴロリとしています。
体形をみても、疲れかたにしても、衰えを感じです。それが怖くてしかたありません。主人にはからかわれるし。すっかりオバサン化してしまったわたしの姿が嫌なようです。
 
7月12日
金曜日から実家に行き、母教会の礼拝に出てそのまま帰宅しました。昨夜は、母がわたしが日曜日帰ることを知って、この家が嫌いなのとわたしに言いました。わたしは困ってしまい、嫌いじゃないけど帰らないとねと、言いました。その時、母が祖母の死を覚えていないことがわかりました。この先どれくらいの速さで進行していくのかわかりません。母がわたしの顔を覚えてもらえなくてもいいや。
わたしも感じていた、母の話はわからないことが多いというのを父も感じていて、それだけでなく、母が話が通じなくて怒ると言っていました。母は父が怒ると言っています。これが今の二人の生活のようです。帰り着いたことを知らせる電話をしたら、母が、寂しくて仕方ないから来てと言われました。また顔を出した方がよさそうに思いました。何もしていないけれど、帰ってきたら、疲れていたらしく、眠っていました。
 
 写真:ソバの花                        加納さおり 
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書籍紹介
    8858e3b6.jpg
エネルギー技術の
 社会意思決定

日本評論社
ISBN978-4-535-55538-9
 定価(本体5200+税)
=推薦の言葉=
森田 朗
東京大学公共政策大学院長、法学政治学研究科・法学部教授

本書は、科学技術と公共政策という新しい研究分野を目指す人たちにまずお薦めしたい。豊富な事例研究は大変読み応えがあり、またそれぞれの事例が個性豊かに分析されている点も興味深い。一方で、学術的な分析枠組みもしっかりしており、著者たちの熱意がよみとれる。エネルギー技術という公共性の高い技術をめぐる社会意思決定は、本書の言うように、公共政策にとっても大きなチャレンジである。現実に、公共政策の意思決定に携わる政府や地方自治体のかたがたにも是非一読をお薦めしたい。」
 共著者・編者
鈴木達治郎
電力中央研究所社会経済研究所研究参事。東京大学公共政策大学院客員教授
城山英明
東京大学大学院法学政治学研究科教授
松本三和夫
東京大学大学院人文社会系研究科教授
青木一益
富山大学経済学部経営法学科准教授
上野貴弘
電力中央研究所社会経済研究所研究員
木村 宰
電力中央研究所社会経済研究所主任研究員
寿楽浩太
東京大学大学院学際情報学府博士課程
白取耕一郎
東京大学大学院法学政治学研究科博士課程
西出拓生
東京大学大学院人文社会系研究科博士課程
馬場健司
電力中央研究所社会経済研究所主任研究員
本藤祐樹
横浜国立大学大学院環境情報研究院准教授
おすすめ本

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教会における女性のリーダーシップ
スーザン・ハント
ペギー・ハチソン 共著
発行所 つのぶえ社
発 売 つのぶえ社
いのちのことば社
SBN4-264-01910-9 COO16
定価(本体1300円+税)
本書は、クリスチャンの女性が、教会において担うべき任務のために、自分たちの能力をどう自己理解し、焦点を合わせるべきかということについて記したものです。また、本書は、男性の指導的地位を正当化することや教会内の権威に関係する職務に女性を任職する問題について述べたものではありません。むしろわたしたちは、男性の指導的地位が受け入れられている教会のなかで、女性はどのような機能を果たすかという問題を創造的に検討したいと願っています。また、リーダーは後継者―つまりグループのゴールを分かち合える人々―を生み出すことが出来るかどうかによって、その成否が決まります。そういう意味で、リーダーとは助け手です。
スーザン・ハント 
おすすめ本
「つのぶえ社出版の本の紹介」
217ff6fb.jpg 








「緑のまきば」
吉岡 繁著
(元神戸改革派神学校校長)
「あとがき」より
…。学徒出陣、友人の死、…。それが私のその後の人生の出発点であり、常に立ち帰るべき原点ということでしょう。…。生涯求道者と自称しています。ここで取り上げた問題の多くは、家での対話から生まれたものです。家では勿論日常茶飯事からいろいろのレベルの会話がありますが夫婦が最も熱くなって論じ合う会話の一端がここに反映されています。
定価 2000円 

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「聖霊とその働き」
エドウイン・H・パーマー著
鈴木英昭訳
「著者のことば」より
…。近年になって、御霊の働きについて短時間で学ぶ傾向が一層強まっている。しかしその学びもおもに、クリスチャン生活における御霊の働きを分析するということに向けられている。つまり、再生と聖化に向けられていて、他の面における御霊の広範囲な働きが無視されている。本書はクリスチャン生活以外の面の聖霊について新しい聖書研究が必要なこと、こうした理由から書かれている。
定価 1500円
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「十戒と主の祈り」
鈴木英昭著
 「著者のことば」
…。神の言葉としての聖書の真理は、永遠に変わりませんが、変わり続ける複雑な時代の問題に対して聖書を適用するためには、聖書そのものの理解とともに、生活にかかわる問題として捉えてはじめて、それが可能になります。それを一冊にまとめてみました。
定価 1800円
おすすめ本
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われらの教会と伝道
C.ジョン・ミラー著
鈴木英昭訳
キリスト者なら、誰もが伝道の大切さを知っている。しかし、実際は、その困難さに打ち負かされてしまっている。著者は改めて伝道の喜びを取り戻すために、私たちの内的欠陥を取り除き、具体的な対応策を信仰の成長と共に考えさせてくれます。個人で、グループのテキストにしてみませんか。
定価 1000円
おすすめ本

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さんびか物語
ポーリン・マカルピン著
著者の言葉
讃美歌はクリスチャンにとって、1つの大きな宝物といえます。教会で神様を礼拝する時にも、家庭礼拝の時にも、友との親しい交わりの時にも、そして、悲しい時、うれしい時などに讃美歌が歌える特権は、本当に素晴しいことでございます。しかし、讃美歌の本当のメッセージを知るためには、主イエス・キリストと父なる神様への信仰、み霊なる神様への信頼が必要であります。また、作曲者の願い、讃美歌の歌詞の背景にあるもの、その土台である神様のみ言葉の聖書に触れ、教えられることも大切であります。ここには皆様が広く愛唱されている50曲を選びました。
定価 3000円

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