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2023年7月号  №193 号 通巻877号
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 (ひとみs-IMG_4355.jpg)
携帯を見ていた娘が、突然、泣きながら外へ飛び出して行きました。大分時間が経ってから眼を腫らして、帰ってきました。それから数日の間に何時もの娘に戻っていたので安心していたところ、娘から友だちの携帯のことを話し出しました。家が壊れたため、横浜のおばあちゃんのところへ行き、そこの中学校に入りましたが、初めは福島からの転校生として迎えてくれたが、最近は、変な言葉、標準語を喋らないとわかんないといわれたり、汚い言葉で笑われたり、田舎者扱いされて悔しい。おばあちゃんはそのうち慣れるよ、と言うだけ。そんな嫌がらせを毎日受けていて、死にたいとメールにあったのだそうです。わたしのことばは変なのかな・・・と思うようになったら、誰とも口をききたくない、家はないけど福島に帰りたいと言う内容だそうです。私も東京に就職した時、電話ノイローゼになりました。私は福島弁が大好きです。この福島弁は山や川や田圃がくれたもので、人々の心が込められていて大好きです。
今は娘が夢中になってメール交換している姿が、少し大人になったみたいで、愛らしく、いとおしくてなりません。
                    福島県 K・Kさん
                  
よく「時間薬」などと言ってきましたし、そのことも事実ですが、逆の場合は「時間はより悲しみを深める」のも事実です。周りはだんだん落ち着いてきましたが、悲しみに悲しみが折り重なってきます。無事を感謝した時もありましたが、今は、生きるのが辛く感じてしまいます。み言葉が心に響いてきません。祈りは愚痴に代わっています。このような状態からの脱出も「時間」薬なのでしょうか。どの位の時間、何か召される時までの時間のように思えてしまいます。疲れきった妻の後ろ姿に、これからの不安を思わされます。感謝なことは、二人で、聖書を読み、祈る時が慰めであり、恵みの時になりました。私たちに信仰を下さった神様に感謝しています。
                    宮城県  G・Nさん 
 
月日の経つのは早いものですが、私の中では止まっています。頑固者で、短気で、怒りっぽくて、何でこんな人と結婚したんだろうと、勧めてくれた人を恨んだりしながら過ごした結婚生活37年、信仰生活40年でしたが、4年ほど前に主人が大きな病気になり、退院後は自宅療養という名の生活になりました。淋しそうに、無念そうに外を見つめる主人の顔には、我がままな面影はありません。ある時、ぽつりと俺も聖書の話が知りたいなあ、と言いました。思いがけない言葉に耳を疑いまして、今、何ていったのと聞き返したほどです。主人は、ぶっきら棒なことばで、聖書の話しが知りたいと言いました。嬉しくて嬉しく涙が止まりませんでした。取り合えず手元に持っていた「つのぶえジャーナル」を読みながら、教会のことや、自分の今までのこと等話し合うようになりました。
一年ほど経ってから、牧師先生に月一度の家庭訪問のお願いを申し出て、快く引き受けてくださいました。少し緊張していた主人でしたが、回数を重ねる内に、いろいろ質問したり、自分を振り返ることを話し出していました。私の知らない苦しみを口にして、私も驚きました。集まりも一回から二回になり、教会の方や親しい方も参加するようになりました。願っていた家庭集会になっていました。
毎月送られてくる「つのぶえジャーナル」を何時も待ち焦がれていました。枕元で少しずつ読んであげました。ある時、洗礼は、礼拝に行かない者はダメかな・・・と言うのです。心の中で、洗礼を受けたいと思っているようで、牧師先生に相談させていただこうと思っています。今までの不満ばかしの私の気持ちは、主人のひと言で消えてしまい、今は、神様に感謝する日を、主人と共に送っています。洗礼のための学びを近い内にして下さるのを心待ちにしています。主人は、教会には一度も来たことはありませんが、今は、主人の分の週報を頂いています。
                   佐賀県 I・Sさん
 
コスモスの花の公園(わたしの勝手な命名)が見えました。秋の大きな花籠をプレゼントしてくれています。東北地方の震災地ではヒマワリが各地に植えられているニュースは沈みがちな気持ちを明るくしました。広々とした畑に誰が植えたのでしょう沢山のコスモスが咲いているのを偶然見ることが出来ました。1メートルもの背丈に見える花々。ガソリンスタンドの方に聞いたら、今年がはじめてだそうです。広々としたところに植えられた何万本もの花が、この台風12号が過ぎ去り一気に花が開いたのだそうです。爽やかな蒼空と秋風に揺れる花は、けなげにも見えます。近所の方でしょうか、ご家族で散策しておられる姿に、ほほえましい気持ちを頂きました。車で見た一瞬でしたが、帰宅しても心に残っています。
                     山口県 I・Tさん 
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書籍紹介
    8858e3b6.jpg
エネルギー技術の
 社会意思決定

日本評論社
ISBN978-4-535-55538-9
 定価(本体5200+税)
=推薦の言葉=
森田 朗
東京大学公共政策大学院長、法学政治学研究科・法学部教授

本書は、科学技術と公共政策という新しい研究分野を目指す人たちにまずお薦めしたい。豊富な事例研究は大変読み応えがあり、またそれぞれの事例が個性豊かに分析されている点も興味深い。一方で、学術的な分析枠組みもしっかりしており、著者たちの熱意がよみとれる。エネルギー技術という公共性の高い技術をめぐる社会意思決定は、本書の言うように、公共政策にとっても大きなチャレンジである。現実に、公共政策の意思決定に携わる政府や地方自治体のかたがたにも是非一読をお薦めしたい。」
 共著者・編者
鈴木達治郎
電力中央研究所社会経済研究所研究参事。東京大学公共政策大学院客員教授
城山英明
東京大学大学院法学政治学研究科教授
松本三和夫
東京大学大学院人文社会系研究科教授
青木一益
富山大学経済学部経営法学科准教授
上野貴弘
電力中央研究所社会経済研究所研究員
木村 宰
電力中央研究所社会経済研究所主任研究員
寿楽浩太
東京大学大学院学際情報学府博士課程
白取耕一郎
東京大学大学院法学政治学研究科博士課程
西出拓生
東京大学大学院人文社会系研究科博士課程
馬場健司
電力中央研究所社会経済研究所主任研究員
本藤祐樹
横浜国立大学大学院環境情報研究院准教授
おすすめ本

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教会における女性のリーダーシップ
スーザン・ハント
ペギー・ハチソン 共著
発行所 つのぶえ社
発 売 つのぶえ社
いのちのことば社
SBN4-264-01910-9 COO16
定価(本体1300円+税)
本書は、クリスチャンの女性が、教会において担うべき任務のために、自分たちの能力をどう自己理解し、焦点を合わせるべきかということについて記したものです。また、本書は、男性の指導的地位を正当化することや教会内の権威に関係する職務に女性を任職する問題について述べたものではありません。むしろわたしたちは、男性の指導的地位が受け入れられている教会のなかで、女性はどのような機能を果たすかという問題を創造的に検討したいと願っています。また、リーダーは後継者―つまりグループのゴールを分かち合える人々―を生み出すことが出来るかどうかによって、その成否が決まります。そういう意味で、リーダーとは助け手です。
スーザン・ハント 
おすすめ本
「つのぶえ社出版の本の紹介」
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「緑のまきば」
吉岡 繁著
(元神戸改革派神学校校長)
「あとがき」より
…。学徒出陣、友人の死、…。それが私のその後の人生の出発点であり、常に立ち帰るべき原点ということでしょう。…。生涯求道者と自称しています。ここで取り上げた問題の多くは、家での対話から生まれたものです。家では勿論日常茶飯事からいろいろのレベルの会話がありますが夫婦が最も熱くなって論じ合う会話の一端がここに反映されています。
定価 2000円 

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「聖霊とその働き」
エドウイン・H・パーマー著
鈴木英昭訳
「著者のことば」より
…。近年になって、御霊の働きについて短時間で学ぶ傾向が一層強まっている。しかしその学びもおもに、クリスチャン生活における御霊の働きを分析するということに向けられている。つまり、再生と聖化に向けられていて、他の面における御霊の広範囲な働きが無視されている。本書はクリスチャン生活以外の面の聖霊について新しい聖書研究が必要なこと、こうした理由から書かれている。
定価 1500円
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「十戒と主の祈り」
鈴木英昭著
 「著者のことば」
…。神の言葉としての聖書の真理は、永遠に変わりませんが、変わり続ける複雑な時代の問題に対して聖書を適用するためには、聖書そのものの理解とともに、生活にかかわる問題として捉えてはじめて、それが可能になります。それを一冊にまとめてみました。
定価 1800円
おすすめ本
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われらの教会と伝道
C.ジョン・ミラー著
鈴木英昭訳
キリスト者なら、誰もが伝道の大切さを知っている。しかし、実際は、その困難さに打ち負かされてしまっている。著者は改めて伝道の喜びを取り戻すために、私たちの内的欠陥を取り除き、具体的な対応策を信仰の成長と共に考えさせてくれます。個人で、グループのテキストにしてみませんか。
定価 1000円
おすすめ本

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さんびか物語
ポーリン・マカルピン著
著者の言葉
讃美歌はクリスチャンにとって、1つの大きな宝物といえます。教会で神様を礼拝する時にも、家庭礼拝の時にも、友との親しい交わりの時にも、そして、悲しい時、うれしい時などに讃美歌が歌える特権は、本当に素晴しいことでございます。しかし、讃美歌の本当のメッセージを知るためには、主イエス・キリストと父なる神様への信仰、み霊なる神様への信頼が必要であります。また、作曲者の願い、讃美歌の歌詞の背景にあるもの、その土台である神様のみ言葉の聖書に触れ、教えられることも大切であります。ここには皆様が広く愛唱されている50曲を選びました。
定価 3000円

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