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2023年7月号  №193 号 通巻877号
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f775457d.jpeg世田谷通信
 (111)
猫 草

人間はびっくりするほど毎日同じ行動を繰り返している・・。こんな文章を目にした。本当に。と思う。たぶん私の大半はルーティンワークだ。そして1週間、1ヶ月、1年間という単位でもそう。去年と同じ時期に髪を切りに行ったり、病院へ行ったりを繰り返していると思う。10年日記をつけていれば一目瞭然だろうが、よし今年こそ日記をつけましょう!と思うのが毎年だいたい1月で終わりだ。文具店で綺麗な日記帳が半額になるのがこの時期で、安さに惹かれつい買って、1,2週間でもう忘れ、後半11か月分が電話メモになるのも恒例。
たぶん、こういうことだから進歩も進化もないのだろう、よーし今年こそ資格に挑戦だ、と本屋さんで「漢検」だ「ペン字」だ「英会話」だ「中国語」だ、とテキストを買うのが毎年3月ごろ。新講座が始まるから、やってみたくなるのだ。そして自分の本棚の各種NHK講座4月号(だけ)をみて、いい加減にしようとしみじみする。
というわけで、いつもとちょっと違うことをしてみる。ハンドクリームの桜の香りが気に入ったので顔にも塗ってみた・・(ただの面倒くさがり?)そうしたらなんだか肌の調子がよいのである。そりゃ手と顔、どっちも同じ皮膚なのだし、むしろ手のほうが水仕事で酷使されている。それがしっとりするのだから顔に効かないわけがない・・とは後から思うこと。そんなことさえ「顔には美容液を塗らねば」の思い込みがいけないわけだ。もう今後はハンドクリーム一本で行こうと思う!ああ、なんて、ささやかな変化でしょう・・。
 そうはいっても、有無を言わせず変わっていく部分もある。毎年真っ白なハンカチのようなコブシの花を満開に咲かせていたご近所の家は更地になり、地面はアスファルトに覆われ、「予定地」の掲示とフェンスで囲われている。道路の建設とかで用地買収が本格的に始まったのだ。年末からあちらこちらの家が引っ越し、取り壊され、みるみるうちに空き地が増えた。毎日ひなたぼっこしていた白黒猫も、通りかかるときゃんきゃん吼えた小型犬ももういない。やたらと工事車両ばかりが目立つ。
 どうなっていくのだろう。便利に暮らしよくなる変化と素敵な明日が待っているのだろうか?それとも・・?自分は年年歳歳たいして代わり映えのしない日々を送っていても周囲はどんどん流れていく。毎年変わらず繰り返されてきた風景がひどく懐かしく思われるのである。
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書籍紹介
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エネルギー技術の
 社会意思決定

日本評論社
ISBN978-4-535-55538-9
 定価(本体5200+税)
=推薦の言葉=
森田 朗
東京大学公共政策大学院長、法学政治学研究科・法学部教授

本書は、科学技術と公共政策という新しい研究分野を目指す人たちにまずお薦めしたい。豊富な事例研究は大変読み応えがあり、またそれぞれの事例が個性豊かに分析されている点も興味深い。一方で、学術的な分析枠組みもしっかりしており、著者たちの熱意がよみとれる。エネルギー技術という公共性の高い技術をめぐる社会意思決定は、本書の言うように、公共政策にとっても大きなチャレンジである。現実に、公共政策の意思決定に携わる政府や地方自治体のかたがたにも是非一読をお薦めしたい。」
 共著者・編者
鈴木達治郎
電力中央研究所社会経済研究所研究参事。東京大学公共政策大学院客員教授
城山英明
東京大学大学院法学政治学研究科教授
松本三和夫
東京大学大学院人文社会系研究科教授
青木一益
富山大学経済学部経営法学科准教授
上野貴弘
電力中央研究所社会経済研究所研究員
木村 宰
電力中央研究所社会経済研究所主任研究員
寿楽浩太
東京大学大学院学際情報学府博士課程
白取耕一郎
東京大学大学院法学政治学研究科博士課程
西出拓生
東京大学大学院人文社会系研究科博士課程
馬場健司
電力中央研究所社会経済研究所主任研究員
本藤祐樹
横浜国立大学大学院環境情報研究院准教授
おすすめ本

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教会における女性のリーダーシップ
スーザン・ハント
ペギー・ハチソン 共著
発行所 つのぶえ社
発 売 つのぶえ社
いのちのことば社
SBN4-264-01910-9 COO16
定価(本体1300円+税)
本書は、クリスチャンの女性が、教会において担うべき任務のために、自分たちの能力をどう自己理解し、焦点を合わせるべきかということについて記したものです。また、本書は、男性の指導的地位を正当化することや教会内の権威に関係する職務に女性を任職する問題について述べたものではありません。むしろわたしたちは、男性の指導的地位が受け入れられている教会のなかで、女性はどのような機能を果たすかという問題を創造的に検討したいと願っています。また、リーダーは後継者―つまりグループのゴールを分かち合える人々―を生み出すことが出来るかどうかによって、その成否が決まります。そういう意味で、リーダーとは助け手です。
スーザン・ハント 
おすすめ本
「つのぶえ社出版の本の紹介」
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「緑のまきば」
吉岡 繁著
(元神戸改革派神学校校長)
「あとがき」より
…。学徒出陣、友人の死、…。それが私のその後の人生の出発点であり、常に立ち帰るべき原点ということでしょう。…。生涯求道者と自称しています。ここで取り上げた問題の多くは、家での対話から生まれたものです。家では勿論日常茶飯事からいろいろのレベルの会話がありますが夫婦が最も熱くなって論じ合う会話の一端がここに反映されています。
定価 2000円 

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「聖霊とその働き」
エドウイン・H・パーマー著
鈴木英昭訳
「著者のことば」より
…。近年になって、御霊の働きについて短時間で学ぶ傾向が一層強まっている。しかしその学びもおもに、クリスチャン生活における御霊の働きを分析するということに向けられている。つまり、再生と聖化に向けられていて、他の面における御霊の広範囲な働きが無視されている。本書はクリスチャン生活以外の面の聖霊について新しい聖書研究が必要なこと、こうした理由から書かれている。
定価 1500円
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「十戒と主の祈り」
鈴木英昭著
 「著者のことば」
…。神の言葉としての聖書の真理は、永遠に変わりませんが、変わり続ける複雑な時代の問題に対して聖書を適用するためには、聖書そのものの理解とともに、生活にかかわる問題として捉えてはじめて、それが可能になります。それを一冊にまとめてみました。
定価 1800円
おすすめ本
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われらの教会と伝道
C.ジョン・ミラー著
鈴木英昭訳
キリスト者なら、誰もが伝道の大切さを知っている。しかし、実際は、その困難さに打ち負かされてしまっている。著者は改めて伝道の喜びを取り戻すために、私たちの内的欠陥を取り除き、具体的な対応策を信仰の成長と共に考えさせてくれます。個人で、グループのテキストにしてみませんか。
定価 1000円
おすすめ本

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さんびか物語
ポーリン・マカルピン著
著者の言葉
讃美歌はクリスチャンにとって、1つの大きな宝物といえます。教会で神様を礼拝する時にも、家庭礼拝の時にも、友との親しい交わりの時にも、そして、悲しい時、うれしい時などに讃美歌が歌える特権は、本当に素晴しいことでございます。しかし、讃美歌の本当のメッセージを知るためには、主イエス・キリストと父なる神様への信仰、み霊なる神様への信頼が必要であります。また、作曲者の願い、讃美歌の歌詞の背景にあるもの、その土台である神様のみ言葉の聖書に触れ、教えられることも大切であります。ここには皆様が広く愛唱されている50曲を選びました。
定価 3000円

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