忍者ブログ
2023年7月号  №193 号 通巻877号
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

 

  その愛のゆえに

   =時々の記=

    (104)

10月9日
 昨夜は皆既月食を見ることができました。満月から少しずつ欠けて行き、暗闇になると、星が一層輝いて見えました。月の灯がなくなるととても神秘的でもあり、さびしくもありました。一時間ほど経過するとまた大きなまあるい月が東の空高くに出てきて、月の灯りに有難さを感じました。ノーベル物理学賞受賞が決まり、新聞やテレビの報道を賑わせています。日本人が3人。すごい快挙ですね。
優秀な方たちの研究の成果によって私たちの暮らしが、医療が進んできているのだと実感いたしました。
 昨日、教え子が美術大を出たのだが仕事がないので、一枚千円で似顔絵を描かせてほしいといってきました。快く描いてもらいました。15分足らずで描きあげたのにはびっくりいたしました。私の特徴をよくとらえて描きあげてくれました。絵の具代だよと言ってプラス500円差し上げました。今の時代にこれだけでは生活が成り立たないでしょうが、何とか気持ちだけでも支援していきたいと後姿を眺めながらエールを送り続けました。

10月14日

 ノーベル平和賞に17歳の少女が選ばれましたので、とてもびっくりしています。
マララさんの演説された‘一人のこどもと一人の先生、一冊の本、一本のペンが世界を変えることができる’との名言が多くの人々を感動させたと今日の新聞に載っていました。身の危険が及ぶことを心配しつつ、これからのマララさんの世界平和への貢献が期待されます。
 三つ栗の輝く頭出しにけり。
 渓流に紅葉の見えて平家住む。
 そこここに大木殖えぬ鄙の秋。
 猪荒らしでこぼこなれど草を刈る。
 乳牛の仔達の食める草紅葉。     馬場路哉
10月25日

 主人は痛風が改善されないので、昨日は診療所で痛み止めと予防薬をもらって帰りました。痛みが発症してしまったら、予防薬は痛みが治まるまで服用してはいけないとのことです。杖を支えによろよろ歩きですが歩くことができるということはとっても感謝なことです。

10月29日

 昨夜から準備し、灯油をストーブに補給し、今朝はストーブのぬくもりなしには朝の準備はできませんでした。一気に初冬の寒さです。日中は気温が上がりお日様の当たるところで犬たちと日向ぼこをして高い空を見入っていました。もう喪中はがきが届きました。それも、月ヶ瀬小学校で初めての担任をした教え子が亡くなったという知らせです。44歳の若さです。びっくりいたしました。私よりも早く亡くなるなんて・・・。とても悲しく、何をするにもその子たちと過ごした時のことが思い出されて、手につきません。私の家にも遊びに来てくれたことが印象に残っているクラスです。月ヶ瀬小学校はその頃文部省指定の体力つくり指定研究校でした。朝から全校生でリズム運動、棒体操に励み元気いっぱいの学級でした。お昼休みには縄跳びで遊びました。机に向かっているより外で飛び回っている時間の方が多いようにさえ感じられる日々でした。
 そんな元気な子供たちの一人がもう亡くなったなんて信じられません。悲しい一日でした。

10月30日

  二上(ふたかみ)の山の間を鳥渡る。
 秋草の穂波の丘となりにけり。
 紫苑晴雲一つ無く微風あり。
 芦原の穂の柔らかく日を弾く。
 小鳥来て美しきかな朝の声。    馬場路哉
 主人の痛風の痛みがようやく治まってきて、杖なしで歩けるようになりました。でも予防のための薬を飲み続けなければなりません。改善策として食事療法、投薬療法の二本立てで進めて行かなければなりません。

11月3日

 毎年のことですが、今年も心を込めて、昨日、アメリカに居られるゴダート先生にクリスマスカードをお送りいたしました。84歳になられる先生が今もお花屋さんでお仕事をされながら、礼拝生活を続けておられること。お若いときに日本伝道に尽くされた先生の熱い信仰に心打たれるのです。岐阜、名古屋の青年たちだけでなく上野まで来てくださって伝道をしてくださった遠い日の思い出は私の脳裏にしっかり焼き付いています。先生のお美しい賛美の歌声。神様をほめたたえるお声でした。南長老教会から日本伝道に携わってくださった先生方に心から感謝するものです。「ジャーナル」にはその先生方の熱い信仰の思いが反映されていますから。感謝しています。

11月6日

 116日は私の誕生日でもあり、父の亡くなった日でもあります。66歳になります。これからの一日、一日を大切に過ごしたいと願っています。あっという間に高齢者と呼ばれ、その名の通り何をするにもテンポが遅くなり、記憶が途切れます。それをありのまま受け入れて行くことが大切なのかもしれません。
 それにしても日が暮れるのが早くなってきました。まだ5時過ぎといいますのにあたりは暗くなってきています。ちょうどこの時刻になると裏山からぴーよー、ぴーよーという鳴き声が聞こえてきます。何の鳴き声だろうと主人にたずねましたら、鹿の鳴き声だというのです。かなり大きな声ですからきっと家のすぐそばまで来ているのでしょう。お腹がすいているのかもしれません。寂しげな悲しげな声です。あたり一面野生の動物たちが近づいてきて食べ物を探しているようです。生き延びるために、危険を冒してまでも人家に近づいてくるのです。来年のカレンダーがもう郵便局から頂きました。早いですね。

       馬場暁美 

    (上野緑ヶ丘教会員)

 

PR
この記事にコメントする
お名前
タイトル
文字色
メールアドレス
URL
コメント
パスワード   Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
ブログ内検索
カウンター
★ごあんない★
毎月第一日更新
お便り・ご感想はこちらへ
お便り・ご感想くださる方は下記のメールフォームか住所へお願いいたします。お便りは「つのぶえジャーナル」の管理人のみ閲覧になっています。*印は必須です。入力ください。
〒465-0065 名古屋市名東区梅森坂4-101-22-207
緑を大切に!
お気持ち一つで!
守ろう自然、育てよう支援の輪を!
書籍紹介
    8858e3b6.jpg
エネルギー技術の
 社会意思決定

日本評論社
ISBN978-4-535-55538-9
 定価(本体5200+税)
=推薦の言葉=
森田 朗
東京大学公共政策大学院長、法学政治学研究科・法学部教授

本書は、科学技術と公共政策という新しい研究分野を目指す人たちにまずお薦めしたい。豊富な事例研究は大変読み応えがあり、またそれぞれの事例が個性豊かに分析されている点も興味深い。一方で、学術的な分析枠組みもしっかりしており、著者たちの熱意がよみとれる。エネルギー技術という公共性の高い技術をめぐる社会意思決定は、本書の言うように、公共政策にとっても大きなチャレンジである。現実に、公共政策の意思決定に携わる政府や地方自治体のかたがたにも是非一読をお薦めしたい。」
 共著者・編者
鈴木達治郎
電力中央研究所社会経済研究所研究参事。東京大学公共政策大学院客員教授
城山英明
東京大学大学院法学政治学研究科教授
松本三和夫
東京大学大学院人文社会系研究科教授
青木一益
富山大学経済学部経営法学科准教授
上野貴弘
電力中央研究所社会経済研究所研究員
木村 宰
電力中央研究所社会経済研究所主任研究員
寿楽浩太
東京大学大学院学際情報学府博士課程
白取耕一郎
東京大学大学院法学政治学研究科博士課程
西出拓生
東京大学大学院人文社会系研究科博士課程
馬場健司
電力中央研究所社会経済研究所主任研究員
本藤祐樹
横浜国立大学大学院環境情報研究院准教授
おすすめ本

      d6b7b262.jpg
教会における女性のリーダーシップ
スーザン・ハント
ペギー・ハチソン 共著
発行所 つのぶえ社
発 売 つのぶえ社
いのちのことば社
SBN4-264-01910-9 COO16
定価(本体1300円+税)
本書は、クリスチャンの女性が、教会において担うべき任務のために、自分たちの能力をどう自己理解し、焦点を合わせるべきかということについて記したものです。また、本書は、男性の指導的地位を正当化することや教会内の権威に関係する職務に女性を任職する問題について述べたものではありません。むしろわたしたちは、男性の指導的地位が受け入れられている教会のなかで、女性はどのような機能を果たすかという問題を創造的に検討したいと願っています。また、リーダーは後継者―つまりグループのゴールを分かち合える人々―を生み出すことが出来るかどうかによって、その成否が決まります。そういう意味で、リーダーとは助け手です。
スーザン・ハント 
おすすめ本
「つのぶえ社出版の本の紹介」
217ff6fb.jpg 








「緑のまきば」
吉岡 繁著
(元神戸改革派神学校校長)
「あとがき」より
…。学徒出陣、友人の死、…。それが私のその後の人生の出発点であり、常に立ち帰るべき原点ということでしょう。…。生涯求道者と自称しています。ここで取り上げた問題の多くは、家での対話から生まれたものです。家では勿論日常茶飯事からいろいろのレベルの会話がありますが夫婦が最も熱くなって論じ合う会話の一端がここに反映されています。
定価 2000円 

b997b4d0.jpg
 









「聖霊とその働き」
エドウイン・H・パーマー著
鈴木英昭訳
「著者のことば」より
…。近年になって、御霊の働きについて短時間で学ぶ傾向が一層強まっている。しかしその学びもおもに、クリスチャン生活における御霊の働きを分析するということに向けられている。つまり、再生と聖化に向けられていて、他の面における御霊の広範囲な働きが無視されている。本書はクリスチャン生活以外の面の聖霊について新しい聖書研究が必要なこと、こうした理由から書かれている。
定価 1500円
 a0528a6b.jpg









「十戒と主の祈り」
鈴木英昭著
 「著者のことば」
…。神の言葉としての聖書の真理は、永遠に変わりませんが、変わり続ける複雑な時代の問題に対して聖書を適用するためには、聖書そのものの理解とともに、生活にかかわる問題として捉えてはじめて、それが可能になります。それを一冊にまとめてみました。
定価 1800円
おすすめ本
4008bd9e.jpg
われらの教会と伝道
C.ジョン・ミラー著
鈴木英昭訳
キリスト者なら、誰もが伝道の大切さを知っている。しかし、実際は、その困難さに打ち負かされてしまっている。著者は改めて伝道の喜びを取り戻すために、私たちの内的欠陥を取り除き、具体的な対応策を信仰の成長と共に考えさせてくれます。個人で、グループのテキストにしてみませんか。
定価 1000円
おすすめ本

0eb70a0b.jpg








さんびか物語
ポーリン・マカルピン著
著者の言葉
讃美歌はクリスチャンにとって、1つの大きな宝物といえます。教会で神様を礼拝する時にも、家庭礼拝の時にも、友との親しい交わりの時にも、そして、悲しい時、うれしい時などに讃美歌が歌える特権は、本当に素晴しいことでございます。しかし、讃美歌の本当のメッセージを知るためには、主イエス・キリストと父なる神様への信仰、み霊なる神様への信頼が必要であります。また、作曲者の願い、讃美歌の歌詞の背景にあるもの、その土台である神様のみ言葉の聖書に触れ、教えられることも大切であります。ここには皆様が広く愛唱されている50曲を選びました。
定価 3000円

Copyright © [   つのぶえジャーナル ] All rights reserved.
Special Template : シンプルなブログテンプレートなら - Design up blog
Special Thanks : 忍者ブログ
Commercial message : [PR]