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2023年7月号  №193 号 通巻877号
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  その愛のゆえに

   =時々の記=

      (120)

2月18日

 「今日一日を頑張る」。とても励まされる良いお言葉ですね。私たち、特に主人にとって、健康で何の病もない方たちと比べて、一日がとても大切なものになっているように感じます。「今日一日」を頑張りきることができればとても感謝なことですと主人がこのように言っていました。みな健康な者も病ある者も、人生には限りがある。しかしイエス様を信じる者たちには、永遠の命がある。このことを信じて生きるときに希望が出てくると。
 そのように言い切ることができる心境に感謝です。イエス様のよみがえりの事実を信じる者たちにとって、この世の限りある命は恐れることがない者となりますね。

2月20日

こちらはとても気持ちの良いお天気になりました。主人はリハビリに頑張っています。午後からは二人で台所に立って夕ご飯の準備にかかります。毎日決まった三度の食事の準備がとても大変だというのがようやくわかってくれたようで、とても協力的です。助かっています。よろよろしながら、二人で一人前とまでいかないですがの、毎日です。

2月21日

タンポポが、春を先取りしていましたが、三日程前からやっとイヌフグリが野原にいっぱい青色の花を付け始め、春がやってきたんだなと感じさせられました。これでも例年に比べると一と月は早いようです。昨日は礼拝の帰りに月ヶ瀬の梅を見てきました。ほとんどの梅がその三分の二程花を咲かせていました。多くの人たちで賑わっていましたので、車で通りすぎただけにしました。奈良市内からも観光客用に臨時バスが運行されていました。関西では月ヶ瀬の梅はこれほどに有名なのです。

そうそう、朝一番に鶯の鳴き声を聞いて何だかとてもほのぼのと嬉しくなりました。その帰り、路の端っこには萌木色のフキノトウが二つ並んで出ていました。命あるものたちの生命力を強く感じました。冬の間、じっと耐えて、寒さに負けずに土の中や、山の中で栄養を蓄えて、春の訪れを待っていたのですね

2月24日

お日様は少し顔を出してはくれたものの、一日曇り空。その上雪が舞うほどの寒さになりました。それでも今日は家の竹藪からちっきょ、ちっきょと鳥の鳴き声がするのです。主人になんていう鳥なのだろうとたずねると、鶯の鳴き声だというのです。小鳴きといって、まだごく最初の鳴き声のことを言うそうです。こんな我が家の竹藪にまで鶯が春の訪れを伝えに来てくれたのかと思うと胸がいっぱいになりました。小さな小鳥たちや、野の生き物が精一杯生き抜いているんですね。

 春眠の豊かさ祈り捧げけり。
 日当たれば雑木の白く山笑ふ。
 蕗のとう野山は愈(いよよ)復活す。
 宇陀の野の棕櫚(しゅろ)堅固なり右近の忌。
 春の空こそ御国なれ晴れ渡る。      馬場路哉

3月7日

こちらはとても暖かくなっています。先日まだ蕾だったフキノトウはもうグーンと大きくなってびっくりです。
 穏やかな信徒の声やイースター。
 み許しを祈りし人の絵踏かな。
 津の海は大反射盤春日濃し。
 聖書手にチャペルを出でて卒業す。
 主の近く侍らむ人やイースター。     馬場路哉
 3月8日

奈良では東大寺のお水取りが12日に最終日を迎えます。お水取りが終わって初めて、春の暖かさが本格的になるといわれています。昔の人は節目節目で季節を感じ取っていたのですね。今年はイースターが三月下旬ですから少し早くやってくるのですが、墓前礼拝もコートなしで大丈夫かもしれませんね。
 イースターを迎える時期になるとやはり母のことを強く思い出します。母が最も好んでいたのがこのイースターだったからです。日曜学校ではイースターの讃美歌をよく教えてくれたのでした。つくしの様にすくすくと主エスの子供よ伸びていけや、山も野辺も空もなどなど。懐かしい思い出がよみがえってきます。

瞭然と春めく山河色と音。
樫の木の多き在所に風光る。
一望す布引の山梅匂ふ。
牡丹雪猿入る森の出で湯かな。    馬場路哉

馬場暁美

「上野緑ヶ丘教会会員」

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書籍紹介
    8858e3b6.jpg
エネルギー技術の
 社会意思決定

日本評論社
ISBN978-4-535-55538-9
 定価(本体5200+税)
=推薦の言葉=
森田 朗
東京大学公共政策大学院長、法学政治学研究科・法学部教授

本書は、科学技術と公共政策という新しい研究分野を目指す人たちにまずお薦めしたい。豊富な事例研究は大変読み応えがあり、またそれぞれの事例が個性豊かに分析されている点も興味深い。一方で、学術的な分析枠組みもしっかりしており、著者たちの熱意がよみとれる。エネルギー技術という公共性の高い技術をめぐる社会意思決定は、本書の言うように、公共政策にとっても大きなチャレンジである。現実に、公共政策の意思決定に携わる政府や地方自治体のかたがたにも是非一読をお薦めしたい。」
 共著者・編者
鈴木達治郎
電力中央研究所社会経済研究所研究参事。東京大学公共政策大学院客員教授
城山英明
東京大学大学院法学政治学研究科教授
松本三和夫
東京大学大学院人文社会系研究科教授
青木一益
富山大学経済学部経営法学科准教授
上野貴弘
電力中央研究所社会経済研究所研究員
木村 宰
電力中央研究所社会経済研究所主任研究員
寿楽浩太
東京大学大学院学際情報学府博士課程
白取耕一郎
東京大学大学院法学政治学研究科博士課程
西出拓生
東京大学大学院人文社会系研究科博士課程
馬場健司
電力中央研究所社会経済研究所主任研究員
本藤祐樹
横浜国立大学大学院環境情報研究院准教授
おすすめ本

      d6b7b262.jpg
教会における女性のリーダーシップ
スーザン・ハント
ペギー・ハチソン 共著
発行所 つのぶえ社
発 売 つのぶえ社
いのちのことば社
SBN4-264-01910-9 COO16
定価(本体1300円+税)
本書は、クリスチャンの女性が、教会において担うべき任務のために、自分たちの能力をどう自己理解し、焦点を合わせるべきかということについて記したものです。また、本書は、男性の指導的地位を正当化することや教会内の権威に関係する職務に女性を任職する問題について述べたものではありません。むしろわたしたちは、男性の指導的地位が受け入れられている教会のなかで、女性はどのような機能を果たすかという問題を創造的に検討したいと願っています。また、リーダーは後継者―つまりグループのゴールを分かち合える人々―を生み出すことが出来るかどうかによって、その成否が決まります。そういう意味で、リーダーとは助け手です。
スーザン・ハント 
おすすめ本
「つのぶえ社出版の本の紹介」
217ff6fb.jpg 








「緑のまきば」
吉岡 繁著
(元神戸改革派神学校校長)
「あとがき」より
…。学徒出陣、友人の死、…。それが私のその後の人生の出発点であり、常に立ち帰るべき原点ということでしょう。…。生涯求道者と自称しています。ここで取り上げた問題の多くは、家での対話から生まれたものです。家では勿論日常茶飯事からいろいろのレベルの会話がありますが夫婦が最も熱くなって論じ合う会話の一端がここに反映されています。
定価 2000円 

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「聖霊とその働き」
エドウイン・H・パーマー著
鈴木英昭訳
「著者のことば」より
…。近年になって、御霊の働きについて短時間で学ぶ傾向が一層強まっている。しかしその学びもおもに、クリスチャン生活における御霊の働きを分析するということに向けられている。つまり、再生と聖化に向けられていて、他の面における御霊の広範囲な働きが無視されている。本書はクリスチャン生活以外の面の聖霊について新しい聖書研究が必要なこと、こうした理由から書かれている。
定価 1500円
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「十戒と主の祈り」
鈴木英昭著
 「著者のことば」
…。神の言葉としての聖書の真理は、永遠に変わりませんが、変わり続ける複雑な時代の問題に対して聖書を適用するためには、聖書そのものの理解とともに、生活にかかわる問題として捉えてはじめて、それが可能になります。それを一冊にまとめてみました。
定価 1800円
おすすめ本
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われらの教会と伝道
C.ジョン・ミラー著
鈴木英昭訳
キリスト者なら、誰もが伝道の大切さを知っている。しかし、実際は、その困難さに打ち負かされてしまっている。著者は改めて伝道の喜びを取り戻すために、私たちの内的欠陥を取り除き、具体的な対応策を信仰の成長と共に考えさせてくれます。個人で、グループのテキストにしてみませんか。
定価 1000円
おすすめ本

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さんびか物語
ポーリン・マカルピン著
著者の言葉
讃美歌はクリスチャンにとって、1つの大きな宝物といえます。教会で神様を礼拝する時にも、家庭礼拝の時にも、友との親しい交わりの時にも、そして、悲しい時、うれしい時などに讃美歌が歌える特権は、本当に素晴しいことでございます。しかし、讃美歌の本当のメッセージを知るためには、主イエス・キリストと父なる神様への信仰、み霊なる神様への信頼が必要であります。また、作曲者の願い、讃美歌の歌詞の背景にあるもの、その土台である神様のみ言葉の聖書に触れ、教えられることも大切であります。ここには皆様が広く愛唱されている50曲を選びました。
定価 3000円

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