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2023年7月号  №193 号 通巻877号
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 その愛のゆえに

   =時々の記=

    (125)

7月16日

殺風景な我が家の庭に毎年決まって花を咲かせてくれるのが朝顔です。せめて、この夏の暑さにめげずに朝起きた時に朝顔の花から元気をもらうために、毎年五月に種をまきます。小さな種が二か月余りで、花を咲かせてくれるのですからその成長の速さに感謝するものです。今は、青紫、白、濃いピンクの三種類が入れ替わり、立ち代り花をつけています。残念なことに開いた花は午前中で萎れてしまいます。それでも花たちから清々しさと元気をもらうのが楽しみで朝一番に花を見に行きます。支柱は家の裏山の細いアマゴ竹を使っています。一本一本が太さが違いますし、曲がっているものもありますが、すべてが自然のものですからぴったりと似合っているように思います。鉢も昔ながらの土から作ったものです。プラスチックと違って暑さに強いといわれていますが、この暑さでは、朝、夕二回の水やりを欠かすことはできません。
 庭の小さな野菜畑ではピーマン、ミニトマトが毎日、たくさん収穫できるようになり、楽しみです。ミニトマトは彩りを添えるのにとても便利な野菜です。
ピーマンは調理するのに手間がかかりますが、自分の家で採れたと思うと、いとおしく、毎日ピーマン、ミニトマトが食卓に出てきます。夏野菜の力強い恵みを頂いて、これから一層厳しくなってくる暑さを乗り切りたいものです。
7月23日

毎日、暑い日が続いています。こちらは、八月が近づいてくると、高齢者たちが競い合うように、家の周りの木の剪定をしたり、草刈り機で生い茂った草をきれいに刈り込んでいきます。みなさん、すでに70歳ははるかに超えておられますが、頑張っているのです。昔からの習慣で八月が来る前にそこいらをきれいに片づけておかなければという思いが強いのでしょう。主人もみなさんに刺激されて、今朝からは草刈りに励んでいました。これで蛇が近づきにくくなったかなとほっとしています。
 曲終わるかに亡くなりぬ戻り梅雨。(高知教会からの信友が6月に急に召されました)。
 薔薇散りて得も言われぬ香遺しけり。(同じ信友が召されたことをしのんで)
梅雨明けの青空永遠(とわ)の神秘とも。
 朝散歩かさかさふめる竹落ち葉。
 玉虫や望み確かに信じける。  馬場路哉
こうして、台所で座っていると、確かにコオロギが初めて鳴きました。裏山ではカナカナと寂しげに蝉が鳴き続けています。
8月2日

連日、猛暑が続いています。夕立もなく、農家さんたちは声をそろえて、一と雨ほしいな、と言っています。ちょっと油断していると農作物はあっという間に枯れてしまいますから。
 過疎の村一隅灯る蓮の花。
 老梅の枝天に伸ぶ茂りかな。
 計画を主は成させけり送り梅雨。
 梅雨明けや青空天の神秘とも。
 月下美人全てに時の有りといふ。    馬場路哉
8月6日

昨夜は一晩モモのことを考えると居ても立っても居られません。藪の中に入ってしまったら足の弱いモモですから出てくることができません。野生のイノシシが必ず出てきますから、モモはきっと噛みちぎられて死んでしまっているに違いないと思うと、とても辛くなりました。息子が慰めてくれたのは、犬も苦しんで死んでいく姿を見せるのもつらいもんだから、きっとモモはその姿を見せまいとして隠れてしまったんだと思う、と。
 役場からも何も連絡がありません。あきらめるしかないと思っていましたら、午前九時過ぎに電話が入りました。犬を探していませんか?と。黄色の首輪、青色のリード。モモに違いありません。親切な方でモモが田んぼに落ちて出てこられなくなっているのを発見してくれたようです。朝ご飯までしっかりいただいて無事に連れて帰ってきてくれました。首だけは水につかっていませんでしたが全身水につかっていたようです。左足が骨折しているのかパンパンに腫れて歩くことが思うようにいきません。獣医さんに電話して尋ねると、痛み止めと化のう止めで処理するしかありませんねと言われたのでモモは連れて行かないでお薬だけを頂きに行きました。少し痛みが和らいだのか落ち着いています。モモが帰ってきてくれてとても感謝でした。最後まで一緒だよと言い聞かせています。

8月11日

 このような猛暑の中、空を見上げると、赤とんぼが群がって飛び交っていました。暦の上ではもう秋ですから。オリンピック、残念なのは山に囲まれた我が家のテレビはNHKがうつりにくいのです。アンテナが電波をうまく受け止められなくなっているようです。ラジオに耳を傾けている毎日です。
 やや強き風に揺れもすラベンダー。
 土用波もたらす風の山を越ゆ。
 暑き日や神の忍耐説かれける。
 師の詠みし野菊の蕾刈らでおく。
 子ツバメの鳴き交わしをる気迫かな。  馬場路哉
ツバメたちは五羽だけを残して遠いフィリピンへ帰ってしまいました。
毎朝、電線に止まって挨拶を交わしていたので、さびしく感じます。
 馬場暁美

「上野緑ヶ丘教会会員」

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書籍紹介
    8858e3b6.jpg
エネルギー技術の
 社会意思決定

日本評論社
ISBN978-4-535-55538-9
 定価(本体5200+税)
=推薦の言葉=
森田 朗
東京大学公共政策大学院長、法学政治学研究科・法学部教授

本書は、科学技術と公共政策という新しい研究分野を目指す人たちにまずお薦めしたい。豊富な事例研究は大変読み応えがあり、またそれぞれの事例が個性豊かに分析されている点も興味深い。一方で、学術的な分析枠組みもしっかりしており、著者たちの熱意がよみとれる。エネルギー技術という公共性の高い技術をめぐる社会意思決定は、本書の言うように、公共政策にとっても大きなチャレンジである。現実に、公共政策の意思決定に携わる政府や地方自治体のかたがたにも是非一読をお薦めしたい。」
 共著者・編者
鈴木達治郎
電力中央研究所社会経済研究所研究参事。東京大学公共政策大学院客員教授
城山英明
東京大学大学院法学政治学研究科教授
松本三和夫
東京大学大学院人文社会系研究科教授
青木一益
富山大学経済学部経営法学科准教授
上野貴弘
電力中央研究所社会経済研究所研究員
木村 宰
電力中央研究所社会経済研究所主任研究員
寿楽浩太
東京大学大学院学際情報学府博士課程
白取耕一郎
東京大学大学院法学政治学研究科博士課程
西出拓生
東京大学大学院人文社会系研究科博士課程
馬場健司
電力中央研究所社会経済研究所主任研究員
本藤祐樹
横浜国立大学大学院環境情報研究院准教授
おすすめ本

      d6b7b262.jpg
教会における女性のリーダーシップ
スーザン・ハント
ペギー・ハチソン 共著
発行所 つのぶえ社
発 売 つのぶえ社
いのちのことば社
SBN4-264-01910-9 COO16
定価(本体1300円+税)
本書は、クリスチャンの女性が、教会において担うべき任務のために、自分たちの能力をどう自己理解し、焦点を合わせるべきかということについて記したものです。また、本書は、男性の指導的地位を正当化することや教会内の権威に関係する職務に女性を任職する問題について述べたものではありません。むしろわたしたちは、男性の指導的地位が受け入れられている教会のなかで、女性はどのような機能を果たすかという問題を創造的に検討したいと願っています。また、リーダーは後継者―つまりグループのゴールを分かち合える人々―を生み出すことが出来るかどうかによって、その成否が決まります。そういう意味で、リーダーとは助け手です。
スーザン・ハント 
おすすめ本
「つのぶえ社出版の本の紹介」
217ff6fb.jpg 








「緑のまきば」
吉岡 繁著
(元神戸改革派神学校校長)
「あとがき」より
…。学徒出陣、友人の死、…。それが私のその後の人生の出発点であり、常に立ち帰るべき原点ということでしょう。…。生涯求道者と自称しています。ここで取り上げた問題の多くは、家での対話から生まれたものです。家では勿論日常茶飯事からいろいろのレベルの会話がありますが夫婦が最も熱くなって論じ合う会話の一端がここに反映されています。
定価 2000円 

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「聖霊とその働き」
エドウイン・H・パーマー著
鈴木英昭訳
「著者のことば」より
…。近年になって、御霊の働きについて短時間で学ぶ傾向が一層強まっている。しかしその学びもおもに、クリスチャン生活における御霊の働きを分析するということに向けられている。つまり、再生と聖化に向けられていて、他の面における御霊の広範囲な働きが無視されている。本書はクリスチャン生活以外の面の聖霊について新しい聖書研究が必要なこと、こうした理由から書かれている。
定価 1500円
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「十戒と主の祈り」
鈴木英昭著
 「著者のことば」
…。神の言葉としての聖書の真理は、永遠に変わりませんが、変わり続ける複雑な時代の問題に対して聖書を適用するためには、聖書そのものの理解とともに、生活にかかわる問題として捉えてはじめて、それが可能になります。それを一冊にまとめてみました。
定価 1800円
おすすめ本
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われらの教会と伝道
C.ジョン・ミラー著
鈴木英昭訳
キリスト者なら、誰もが伝道の大切さを知っている。しかし、実際は、その困難さに打ち負かされてしまっている。著者は改めて伝道の喜びを取り戻すために、私たちの内的欠陥を取り除き、具体的な対応策を信仰の成長と共に考えさせてくれます。個人で、グループのテキストにしてみませんか。
定価 1000円
おすすめ本

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さんびか物語
ポーリン・マカルピン著
著者の言葉
讃美歌はクリスチャンにとって、1つの大きな宝物といえます。教会で神様を礼拝する時にも、家庭礼拝の時にも、友との親しい交わりの時にも、そして、悲しい時、うれしい時などに讃美歌が歌える特権は、本当に素晴しいことでございます。しかし、讃美歌の本当のメッセージを知るためには、主イエス・キリストと父なる神様への信仰、み霊なる神様への信頼が必要であります。また、作曲者の願い、讃美歌の歌詞の背景にあるもの、その土台である神様のみ言葉の聖書に触れ、教えられることも大切であります。ここには皆様が広く愛唱されている50曲を選びました。
定価 3000円

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