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2023年7月号  №193 号 通巻877号
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  その愛のゆえに

   =時々の記=

    (132)

2月15日

まだ、家の周りにはところどころに雪が残っていますし、屋根の陽の当たらないところには沢山の雪があります。たった三日間の雪でこの大変さです。雪国の方、鳥取の皆様や、日本海側の地方に住んでおられる方たちのために、お祈りします。こちらは野菜も雪にうずまってどこの直売所を訪ねても野菜がありません。雪が解けて暖かくなるまで野菜は一時お預けとなりそうです。
 主を崇め祈る教会寒の雨。
 短くも眠れて嬉し寒の明け。
 堅忍の日と思ひけり冴え返る。
 初雪や伊賀の田畑の眩しかる。
 残雪に透き通る空映りけり。     馬場路哉
雪の坂道で滑って転んで三日目になります。ようやく痛みが取れつつありますが、まだ元のようにテキパキ動けません。歳を考えて行動しなければと深く反省しています。

2月17日

「世田谷通信」で娘と毎月話題になります。娘はとても共感するところがあるようで、すべてにおいて勉強になるといっています。転んでから十日経過してようやく和らいできました。今朝からはほぼ元通りに動くことができるようになりました。家族から、雪の日に犬を二匹つれて、しかも坂道を下るなんて、よくそれだけですんだものだ、と言われています。

3月1日

こちらは朝は氷点下の寒さでしたが、午後からはずいぶん温かくなりました。

三月は春を告げてくれる月ですね。長い間待っていた春を・・・。厳しい寒さを乗り切ってたどり着いた三月。歳を重ねたせいでしょうか。何だか感慨深いものがあります。雪道で滑って転んだ痛みはまだ続いていますが、だんだん、我慢ができる範囲が増えてきたのは感謝です。最近は、朝の元気があるうちに夕方の準備をしています。すると今度はその疲れが出てしまい、今まで楽しみにしていたEテレでの放送に目を開けて見ているつもりなのですが、はっと思うと、違う番組にかわってしまっていることがしばしば・・・。すっかり、おばあさんになってしまいました。負けん気だけは強く、オルガンに向かって讃美歌を弾いて、一人で悦に入っている私です。

3月2日

雨の予報でしたが、朝だけで午後からは日差しもほんの少し出てきました。

この雨で温かさが増していくのでしょう。鶯がしきりに透き通った声を奏でています。もうあちこちから聞こえてきます。梅の花も八分咲きまでとなりました。今朝の散歩でお隣の花壇に植えられているチューリップの葉っぱがもう10センチほどになっていました。春はあちこちに命の躍動を届けてくれますね。待ちに待った春がやってきました。

 かしこまり福音を聞く老いの春。

良き色をちらばむるなり犬ふぐり。

丸顔の平安な雛目の細く。

翠緑のなみのうねりの春の川。

舞ふ雪のつきてをるかの梅の花。  馬場路哉

3月9日

 3月になって、着ぶくれを防ぐために一枚羽織るのを少なくしたのですが、やはりまた元の冬用の着ぶくれに戻っています。それほどに、朝、夕の冷え込みはまだ厳しいものがあります。それでも、自然界はこの寒さにめげずに、春の訪れを知らせてくれるのです。鶯はもう、あちこちできれいな透き通った声を響かせていますし、沈丁花は薫り高くピンク、白が競い合うように咲き出しました。

庭からは、ほのかな梅の香りが漂い、沈丁花の甘酸っぱいきつい香りが勢いを増しています。こうして家に居ながらにして梅を眺めて季節を感じることができるささやかな幸せに感謝しながら、毎日、単純な家事に励んでいます。

寒空や時違ざる梅の花。

この青や神の御手なる春の空。

田舎なる礼拝堂に春日濃し。

山の気の胸に漲る弥生かな。

安かれと主は言われをりイースター。  馬場路哉

3月。新しいスタートを切る準備の時でもあり、一緒に過ごした友との別れの時でもあり、喜びあり、寂しさありの複雑な月ですね。

    馬場暁美

「上野緑ヶ丘教会会員」 

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書籍紹介
    8858e3b6.jpg
エネルギー技術の
 社会意思決定

日本評論社
ISBN978-4-535-55538-9
 定価(本体5200+税)
=推薦の言葉=
森田 朗
東京大学公共政策大学院長、法学政治学研究科・法学部教授

本書は、科学技術と公共政策という新しい研究分野を目指す人たちにまずお薦めしたい。豊富な事例研究は大変読み応えがあり、またそれぞれの事例が個性豊かに分析されている点も興味深い。一方で、学術的な分析枠組みもしっかりしており、著者たちの熱意がよみとれる。エネルギー技術という公共性の高い技術をめぐる社会意思決定は、本書の言うように、公共政策にとっても大きなチャレンジである。現実に、公共政策の意思決定に携わる政府や地方自治体のかたがたにも是非一読をお薦めしたい。」
 共著者・編者
鈴木達治郎
電力中央研究所社会経済研究所研究参事。東京大学公共政策大学院客員教授
城山英明
東京大学大学院法学政治学研究科教授
松本三和夫
東京大学大学院人文社会系研究科教授
青木一益
富山大学経済学部経営法学科准教授
上野貴弘
電力中央研究所社会経済研究所研究員
木村 宰
電力中央研究所社会経済研究所主任研究員
寿楽浩太
東京大学大学院学際情報学府博士課程
白取耕一郎
東京大学大学院法学政治学研究科博士課程
西出拓生
東京大学大学院人文社会系研究科博士課程
馬場健司
電力中央研究所社会経済研究所主任研究員
本藤祐樹
横浜国立大学大学院環境情報研究院准教授
おすすめ本

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教会における女性のリーダーシップ
スーザン・ハント
ペギー・ハチソン 共著
発行所 つのぶえ社
発 売 つのぶえ社
いのちのことば社
SBN4-264-01910-9 COO16
定価(本体1300円+税)
本書は、クリスチャンの女性が、教会において担うべき任務のために、自分たちの能力をどう自己理解し、焦点を合わせるべきかということについて記したものです。また、本書は、男性の指導的地位を正当化することや教会内の権威に関係する職務に女性を任職する問題について述べたものではありません。むしろわたしたちは、男性の指導的地位が受け入れられている教会のなかで、女性はどのような機能を果たすかという問題を創造的に検討したいと願っています。また、リーダーは後継者―つまりグループのゴールを分かち合える人々―を生み出すことが出来るかどうかによって、その成否が決まります。そういう意味で、リーダーとは助け手です。
スーザン・ハント 
おすすめ本
「つのぶえ社出版の本の紹介」
217ff6fb.jpg 








「緑のまきば」
吉岡 繁著
(元神戸改革派神学校校長)
「あとがき」より
…。学徒出陣、友人の死、…。それが私のその後の人生の出発点であり、常に立ち帰るべき原点ということでしょう。…。生涯求道者と自称しています。ここで取り上げた問題の多くは、家での対話から生まれたものです。家では勿論日常茶飯事からいろいろのレベルの会話がありますが夫婦が最も熱くなって論じ合う会話の一端がここに反映されています。
定価 2000円 

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「聖霊とその働き」
エドウイン・H・パーマー著
鈴木英昭訳
「著者のことば」より
…。近年になって、御霊の働きについて短時間で学ぶ傾向が一層強まっている。しかしその学びもおもに、クリスチャン生活における御霊の働きを分析するということに向けられている。つまり、再生と聖化に向けられていて、他の面における御霊の広範囲な働きが無視されている。本書はクリスチャン生活以外の面の聖霊について新しい聖書研究が必要なこと、こうした理由から書かれている。
定価 1500円
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「十戒と主の祈り」
鈴木英昭著
 「著者のことば」
…。神の言葉としての聖書の真理は、永遠に変わりませんが、変わり続ける複雑な時代の問題に対して聖書を適用するためには、聖書そのものの理解とともに、生活にかかわる問題として捉えてはじめて、それが可能になります。それを一冊にまとめてみました。
定価 1800円
おすすめ本
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われらの教会と伝道
C.ジョン・ミラー著
鈴木英昭訳
キリスト者なら、誰もが伝道の大切さを知っている。しかし、実際は、その困難さに打ち負かされてしまっている。著者は改めて伝道の喜びを取り戻すために、私たちの内的欠陥を取り除き、具体的な対応策を信仰の成長と共に考えさせてくれます。個人で、グループのテキストにしてみませんか。
定価 1000円
おすすめ本

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さんびか物語
ポーリン・マカルピン著
著者の言葉
讃美歌はクリスチャンにとって、1つの大きな宝物といえます。教会で神様を礼拝する時にも、家庭礼拝の時にも、友との親しい交わりの時にも、そして、悲しい時、うれしい時などに讃美歌が歌える特権は、本当に素晴しいことでございます。しかし、讃美歌の本当のメッセージを知るためには、主イエス・キリストと父なる神様への信仰、み霊なる神様への信頼が必要であります。また、作曲者の願い、讃美歌の歌詞の背景にあるもの、その土台である神様のみ言葉の聖書に触れ、教えられることも大切であります。ここには皆様が広く愛唱されている50曲を選びました。
定価 3000円

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