2018年8 月 月号 №131 通巻818 号
 

 その愛のゆえに

   =時々の記=

    (145)

3月14日

 遠くから見ると土手の一部が薄紫色になっているのです。春の訪れを告げてくれる雑草でも、とても小さな可愛い花ですが土手の一部を埋め尽くして花盛りとなっていました。あまり可愛くてしばらくの間見入りました。そして糸株だけ手に持って帰り家のガラスの器に浮かべました。ちょっとしたごちそうですね。

急な気温の変化に対応しかねておりますがセーターなしで散歩に出かけることができるなんて、うれしい限りです。明日からは大きめの帽子が必要かなと思うほどに陽射しがきつく感じました。

3月15日

 気温が上昇して少し動くだけで汗ばみます。とても気持ちがよい一日なので、本当に久しぶり、お布団を干しました。太陽のにおいがいっぱいで、ふっくらと軽くなりました。ようやくお布団を干す気分になりました。犬たちの布団も干しました。歩くことができない犬たちのために補助具を思いつきました。後ろ足が全く使えないので、後ろ足の前の胴体に手ぬぐいを二本つないで犬の胴体を固定してみました。前足で何とか歩くことができていますので、しっかり後ろ足を手ぬぐいで引き上げて、前足はリードで首輪を引っ張ってやると、ほんの数メートルですが、庭を歩くことができます。梅の香りや、沈丁花の香りを少しでも嗅がせてあげようとの、私の配慮です。数分間ですが、一日に三回ぐらいは外に出ることができるようになりました。最後まで飼い主として悔いが残らないように精いっぱいやれることはしたいのです。

3月20日

ツバメがこの雨と寒さにびっくりして、我が家の玄関から一歩も外に出ていません。日本へやってくるのが少し早すぎたとびっくりしているようです。明日もまた冷たい雨との予報です。寒さ暑さも彼岸までと言われていますから、そろそろ安定した暖かさが続くのでしょうか。

絶壁の梅林にある茶店かな。

頼山陽月ヶ瀬の梅読みにける。

笹鳴きや青きたかむら辺りより。

梅白し春か高きをトビ舞ひぬ。

十字架にこそ幸あれとイースター。  馬場路哉

4月4日

四月の明るい陽射しがいっぱいに家の玄関に入ってきます。

そのような中、一晩中、声を上げて苦しんだモモが先ほど、4月4日、午前9時30分に私の目の前で苦しみながら息を引き取りました。あまりにも苦しむので、“神様どうぞ、この苦しみを和らげてください”と祈りつつ、モモが好きだった庭の椿の花の下へ抱っこして連れて行ってあげたり、朝、起きてからモモが好きだったことを思い出して試みましたが、苦しいので、ただ、もがくだけでした。

私が台所の炊事場で後片付けをしていると急に静かになりました。振り返ると、モモが手を高く空に向けてあげているのです。可愛いい瞳をパッチリ開けています。体はまだ暖かいのですが、心音がありません。“モモの体を暖かいタオルできれいに拭いてあげました。そしてお花の柄がとても美しいタオルケットを体にかけてやると、先ほどまでの苦しみから解放されて、今まさに天国へ走って行っているようです。

本当に長い間、一緒に仲良く生活してきたので、モモには感謝の思いがいっぱいです。本当にありがとう。モモ・・・。賢いモモがいなくなったら、私は急に認知が入ってしまいそうなほど頼っていました。ありがとう。モモ。感謝しています。

4月5日

 尊いお慰め、お励まし、ありがとうございます。昨日は夢中でしたが、一日経つと、またいつもいるところにいないモモの姿が思い出されます。悲しいですが、たくさんの良い思い出を作ってくれたことにありがとうとお礼を言っています。

モモの死を悼んで。

犬の死になぜ泣かされぬ春の夜。

苦しみて死にたる犬や花吹雪。

西行の夢果たす犬花散りぬ。

犬、17年椿の下に葬しけり。

幻の賢い犬や春の星。     馬場路哉

4月6日

 桜の後には山つつじが清楚な中に、美しい青紫色でハットさせられました。春爛漫です。どこを歩いていても小さな花に出会います。今日は初夏に咲く真っ白いシャガイモの花が咲いているのを見つけました。暖かいので季節を間違えたかのようです。今日は山添村では入学式が小学校で行われています。初めての学校生活で子供たちは緊張しきった顔でバスに乗っていました。山添村で今年一年生になるのは20人もいないというのです。高齢化社会の見本のような村に住んでいる私です。

草萌や大地に張れる根の強し。

信徒たち、墓に集へば花吹雪。

梅と棕櫚、古木並びぬ過疎の村。

坂道に転がってをる落ち椿。

慰霊碑や花の吹雪ける川堤。    馬場路哉

明日は山添村の老人会の一日旅行だそうです。私たちは二人とも老人会には入っていませんので、そのようなお付き合いはありませんから、気楽です。隣り近所の付き合いだけでも大変な村ですから、削れるところは思い切って削っています。

馬場暁美

「上野緑ヶ丘教会会員」 

 

 

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書籍紹介
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エネルギー技術の
 社会意思決定

日本評論社
ISBN978-4-535-55538-9
 定価(本体5200+税)
=推薦の言葉=
森田 朗
東京大学公共政策大学院長、法学政治学研究科・法学部教授

本書は、科学技術と公共政策という新しい研究分野を目指す人たちにまずお薦めしたい。豊富な事例研究は大変読み応えがあり、またそれぞれの事例が個性豊かに分析されている点も興味深い。一方で、学術的な分析枠組みもしっかりしており、著者たちの熱意がよみとれる。エネルギー技術という公共性の高い技術をめぐる社会意思決定は、本書の言うように、公共政策にとっても大きなチャレンジである。現実に、公共政策の意思決定に携わる政府や地方自治体のかたがたにも是非一読をお薦めしたい。」
 共著者・編者
鈴木達治郎
電力中央研究所社会経済研究所研究参事。東京大学公共政策大学院客員教授
城山英明
東京大学大学院法学政治学研究科教授
松本三和夫
東京大学大学院人文社会系研究科教授
青木一益
富山大学経済学部経営法学科准教授
上野貴弘
電力中央研究所社会経済研究所研究員
木村 宰
電力中央研究所社会経済研究所主任研究員
寿楽浩太
東京大学大学院学際情報学府博士課程
白取耕一郎
東京大学大学院法学政治学研究科博士課程
西出拓生
東京大学大学院人文社会系研究科博士課程
馬場健司
電力中央研究所社会経済研究所主任研究員
本藤祐樹
横浜国立大学大学院環境情報研究院准教授
おすすめ本

      d6b7b262.jpg
教会における女性のリーダーシップ
スーザン・ハント
ペギー・ハチソン 共著
発行所 つのぶえ社
発 売 つのぶえ社
いのちのことば社
SBN4-264-01910-9 COO16
定価(本体1300円+税)
本書は、クリスチャンの女性が、教会において担うべき任務のために、自分たちの能力をどう自己理解し、焦点を合わせるべきかということについて記したものです。また、本書は、男性の指導的地位を正当化することや教会内の権威に関係する職務に女性を任職する問題について述べたものではありません。むしろわたしたちは、男性の指導的地位が受け入れられている教会のなかで、女性はどのような機能を果たすかという問題を創造的に検討したいと願っています。また、リーダーは後継者―つまりグループのゴールを分かち合える人々―を生み出すことが出来るかどうかによって、その成否が決まります。そういう意味で、リーダーとは助け手です。
スーザン・ハント 
おすすめ本
「つのぶえ社出版の本の紹介」
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エドウイン・H・パーマー著
鈴木英昭訳
「著者のことば」より
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定価 1500円
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「十戒と主の祈り」
鈴木英昭著
 「著者のことば」
…。神の言葉としての聖書の真理は、永遠に変わりませんが、変わり続ける複雑な時代の問題に対して聖書を適用するためには、聖書そのものの理解とともに、生活にかかわる問題として捉えてはじめて、それが可能になります。それを一冊にまとめてみました。
定価 1800円
おすすめ本
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われらの教会と伝道
C.ジョン・ミラー著
鈴木英昭訳
キリスト者なら、誰もが伝道の大切さを知っている。しかし、実際は、その困難さに打ち負かされてしまっている。著者は改めて伝道の喜びを取り戻すために、私たちの内的欠陥を取り除き、具体的な対応策を信仰の成長と共に考えさせてくれます。個人で、グループのテキストにしてみませんか。
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おすすめ本

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讃美歌はクリスチャンにとって、1つの大きな宝物といえます。教会で神様を礼拝する時にも、家庭礼拝の時にも、友との親しい交わりの時にも、そして、悲しい時、うれしい時などに讃美歌が歌える特権は、本当に素晴しいことでございます。しかし、讃美歌の本当のメッセージを知るためには、主イエス・キリストと父なる神様への信仰、み霊なる神様への信頼が必要であります。また、作曲者の願い、讃美歌の歌詞の背景にあるもの、その土台である神様のみ言葉の聖書に触れ、教えられることも大切であります。ここには皆様が広く愛唱されている50曲を選びました。
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