2018年7 月 月号 №130 通巻817号 号
 

 その愛のゆえに

   =時々の記=

    (146)

4月17日

予報通り、雨になりました。小さな花たちは雨をもらって、少しうれしいような冷たいような表情をして咲き続けてくれています。珍しいシャガの花が今年はずいぶん早く庭の隅っこに咲き始めて、そのすがすがしさにまるで初夏を思い起こさせられています。

倒木を抱きながらも山笑ふ。

瀬波立ち渕緑なす宇陀の春。

伊勢近き川緩やかに風光る。

湖のさざ波弾く春日かな。

車椅子夫が押したりイースター。    馬場路哉

この頃の朝5時はもう明るくなり始めていますので、とてもうれしくなります。

昨夕はフクロウが裏山にやってきて“大丈夫かい”と声をかけてくれました。

4月20日

 今日は25度まで気温が上がりました。一気に暑くなってきましたので、ストーブを片付けようか迷っています。まだしばらく朝、夕は寒い日があるかもしれないので、慌てません。私の苦手なのは、蟻んこと蚊です。まだこちらは出てきませんが、そろそろ蚊取り線香の準備が必要になってきますね。お隣のハナミズキが今満開です。主人は三日前に畑仕事をしていて、立ち上がろうとした瞬間、ギクッと腰を痛めました。杖を片手に腰を二つ折りにして今は歩いています。でも歩くことができるので感謝です。

4月30日

 田んぼでは田植えの真っ最中、また新茶の時期が早まってトラックの荷台に一杯乗せて新茶工場へ運ばれていくのに散歩していると出会います。まだ八十八夜になっていないのに、今年はいつもの年よりも早いようです。すっかり緑滴る季節に移り替わりました。

伊賀盆地、澄み渡る灯や春夕。

波立つる浅瀬荒瀬や春の川。

花つくり好む媼や花ミモザ。

新入生、足取り軽く門を入る。

桜見ず、ひたすら郵便配達す。     馬場路哉

5月に明日から入ります。今月は主人の定期精密検査が三重大病院であります。

12年目になります。よくここまで・・・と検査のたびに思います。

5月3日

 昨日、横浜の姉と電話で近況を話し合いました。モモが最後にとても苦しんで息を引き取ったことを伝えましたら、田舎でお隣が離れているからそうやって最後まで家で見てあげられたんだねという。私にとしては当たり前のことと考えていたことが、それはとても都会では考えられないことだというのです。少しでも犬の声が聞こえたり、騒がしいことが起きたりすると、とてもマンションではやっていけないので、動物でも人間でも人の迷惑になるほどの騒がしくになると施設に預けなければならないのだというのです。その話を聞いてびっくりいたしました。お互いにもう70の大台に乗っていますから仕方がありませんね。故障が出てくるのは当たり前ですね。と。

5月8日

先ほどのニュースで沖縄が梅雨入りしたとか。早いですね。まだ5月ですのに梅雨とは。昨日宝塚にお住いのTさんからお電話をいただきました。とても懐かしく楽しくお話しできました。いつもこの5月になると上野緑が丘教会の創設期を思い出します。Tさんご一家とのお交わりはその頃にさかのぼるのです。もうTさんのことを知る方は誰もいなくなった上野緑が丘教会です。

伊賀盆地灯り初むころ春惜しむ。

暮れ残る庭に一株雪柳。

タンポポの咲き満るなり犬の葉か。(モモのお墓の周り。)

春昼や老シスターの話聞く。    馬場路哉

511

5月12日は母の日ですね。いつまでたっても母との思い出は尽きません。昨日、一緒に住んでいる息子から母の日のプレゼントが届きました。割り当てられて仕方がなくのプレゼントなのでしょうが、やはり覚えてもらっていたことに感謝し、うれしくなりました。ささやかなことであってもその気持ちを伝えることは大切ですね。

私は、学生時代にポーリン・マカルピン先生から、母の日がどうしてできたかを教えていただきました。

アメリカの牧師さんがその婦人が毎週信徒のために尽くしているのをねぎらうために一年に一度、5月の第二日曜日だけはゆっくりさせてあげようと、この日を母の日として定めて、家から出ている子供たちを呼び寄せて、母である婦人に家族がそろって感謝の気持ちを伝える日になったと教えていただきました。

その後、マカルピン先生は510番の讃美歌を金城の生徒皆で賛美しましょうと呼び掛けて、200名近くの寮生は故郷の母のことを思い出しながら涙して賛美をしたのを思い出すのです。

この素晴らしい尊いお話はしっかりと私の胸に刻み込まれています。

515

 お祈りに支えられて12年目を迎える今日の検査結果も異常なしと言っていただきました。心から感謝しながら名阪国道を山添村に向かってひたすら帰ってきました。検査はおよそ30分でしたが、それから待つこと3時間半余り。待っている間の緊張感はいつまでたっても嫌な思いになります。やっと名前が呼ばれたのが2時過ぎでした。ドキドキしながら診察室のドアを開けました。今回も異常ありませんよ、と息子よりも若い先生から言っていただき、ほっと胸をなでおろしました。帰りの車の中では、この年も二度の検査はうんざりするね。でも検査をすることによって異常が発見されるのだから、やはり早期発見、早期治療を目指して検査を受け続けることの大切さを痛感いたしました。

大きな病院なので、患者さんの人数も多くて、今日だけで私たちが帰るころで876人の方が来ておられました。多くの方が苦しみを抱えながら、祈るような面持ちで待合室で待っておられます。今日、私の隣に座った方は“どこからきているのですか?”とたずねるので“奈良県の山添村です”と答えると“私は奈良の御杖村です”と。そこで意気投合してしまいました。波多野郵便局がありますね。そこはとても感じがよかったのです、とびっくりするようなお話です。実は主人はそこの郵便局に勤めていました、という話になり検査室でもとても仲良しになることができました。

 裏山からは二日前からホトトギスがとても甲高いきれいな響きでさえずり始めました。“卯の花のにおう垣根のホトトギス早も来鳴きて”のように、卯の花が咲き始めて、ホトトギスが啼き出して、初夏そのものですが、気温が違います。夏の暑さです。明日からは曇り空で、ムシムシ、ジメジメの気候になるとの予報です。梅雨の走りですね。

馬場暁美

「上野緑ヶ丘教会会員」 

 

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電力中央研究所社会経済研究所研究参事。東京大学公共政策大学院客員教授
城山英明
東京大学大学院法学政治学研究科教授
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青木一益
富山大学経済学部経営法学科准教授
上野貴弘
電力中央研究所社会経済研究所研究員
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電力中央研究所社会経済研究所主任研究員
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東京大学大学院学際情報学府博士課程
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東京大学大学院法学政治学研究科博士課程
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横浜国立大学大学院環境情報研究院准教授
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発行所 つのぶえ社
発 売 つのぶえ社
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SBN4-264-01910-9 COO16
定価(本体1300円+税)
本書は、クリスチャンの女性が、教会において担うべき任務のために、自分たちの能力をどう自己理解し、焦点を合わせるべきかということについて記したものです。また、本書は、男性の指導的地位を正当化することや教会内の権威に関係する職務に女性を任職する問題について述べたものではありません。むしろわたしたちは、男性の指導的地位が受け入れられている教会のなかで、女性はどのような機能を果たすかという問題を創造的に検討したいと願っています。また、リーダーは後継者―つまりグループのゴールを分かち合える人々―を生み出すことが出来るかどうかによって、その成否が決まります。そういう意味で、リーダーとは助け手です。
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 「著者のことば」
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