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2023年7月号  №193 号 通巻877号
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 『その愛のゆえに』

   =時々の記=

    (155)

113

庭の梅のつぼみは昨日よりもさらに大きく膨らみ、花になると真っ白の梅なのですが、つぼみはまるで赤い花が咲くかのように濃いピンクです。鼻を近づけると、なんだかよい香りがしてきそうです。

二上の山より朝日冬紅葉。

数々の祝福を謝す大晦日。

聖霊の導き待てる去年今年。

第九聴きまもなく覚ゆ淑気かな。

永遠に川の流れる淑気かな。     馬場路哉

昨日のことです。主人に一通のはがきが来ました。それには、このようなことが書かれていました。“あなたの俳句の作品はとても良いものです。それらを集めて俳句集を作りたいと思います”というものです。この言葉に乗ってはいけないといって主人はすぐにそのはがきを廃棄しました。「つのぶえジャーナル」に載せていただけることが一番の喜びであり感謝なのですから。ほかにも新聞社からも誘いがあります。オレオレ詐欺のようなものですから気を付けないとと言っています。

117

 外へ出るととてもきつい風に吹き飛ばされそうになりましたが、お日様は明るく照り春の兆しを感じました。散歩の途中でお隣の方と出会いました。風がきついのに帽子もかぶらずにすごいな、と言われました。帽子をかぶらなくても寒さをそれほど感じずに散歩を終えられるからです。

青空に梅のつぼみの赤と白。

嬰児の泣き叫ぶなり日脚伸ぶ。

初時雨信楽の山隠しつつ。

聖餐を受くやおりしも寒の入り。

海岸のハクアのビルへ旅始め。    馬場路哉

122

 毎日歩いている散歩道に昨日から黄色い梅が咲き始めました。蝋梅という品種です。一番に咲く梅の花として親しまれているものです。今日は昨日よりも一段と花の数が増えています。冷たい風に揺れながらも“春ですよ”と呼び掛けてくれています。先日見つけたフキノトウも青い小さなはっぱをたくさんつけて芽を出し始めました。このほろ苦さが春を感じさせてくれるのですね。

杉ヒノキ枝打ちされて山眠る。

堤防は良き散歩道山眠る。

蝋梅や卒寿の夫婦働きぬ。   馬場路哉

128

散歩に出かけようかと思いながら郵便受けを見に行きますと、もうジャーナルが届けられていました。うれしくなって、散歩を後回しにして、ジャーナルを読むのを優先しました。今月もヤマト便さんが気を使ってくれたのでしょうか。早く届けていただいて感謝です。

ジャーナルを読ませていただいていると、あちこちでフキノトウの収穫とか、つくしが出始めたとか、びっくりですね。日本列島は南北に長いのですからまだ冬の真最中の雪国の方たちもおられれば、春を感じられる方たちもおられるのですね。ジャーナルを読ませていただいていると、家に居ながらにして全国へ出かけているようでとても楽しくなります。

底冷えの伊賀に十字架掲げ建立。

押され行く、車椅子なる毛糸帽。

過疎なれど斯く(かく)賑わひの藪椿。

読みもする、カルヴイニズムや冬籠り。

大霜や三輪山と田の引き締まる。    

粉雪やただ、診察の順を待つ。

大木となりし橡(くぬぎ)の山眠る。

橋の上に消防車止め出初式。

枇杷の花数多付きをる良き窪地。    馬場路哉

26

 京都の方ですが、十何年も前からお会いしていませんのに、今日電話が入りました。そしてどうしても今月中にお会いしたいとの電話です。びっくりいたしました。すでに年賀状もやり取りしていません。お世話になった方ですから、むげにお断りすることもできません。2月25日月曜日にJR奈良駅で待ち合わせをすることにいたしました。何かが起きたのだとお察しいたします。誰かとどうしても話をしたいという切実な願いなのですから。私にできることを精いっぱいしたいと思います。

底冷えの伊賀の教会祈りけり。

早春や賛美歌の声そろひける。

主てふ字殊に大きく筆始め。(今年度の標語聖句を書き終えた時のこと。)

鳥達の飛び立ちにけり春隣。

料峭(りょうしょう)に耐えてリハビリ続けなむ。  馬場路哉

私は左股関節の痛みで、歩いていたり、立っていると突然足の力ががくんと抜けてよろけるようになってしまいました。

馬場暁美

「上野緑ヶ丘教会会員」 


 写真・・・バラ記念会堂  石の礼拝堂
      バラ宣教師祈祷場、神奈川の一本杉 

  

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書籍紹介
    8858e3b6.jpg
エネルギー技術の
 社会意思決定

日本評論社
ISBN978-4-535-55538-9
 定価(本体5200+税)
=推薦の言葉=
森田 朗
東京大学公共政策大学院長、法学政治学研究科・法学部教授

本書は、科学技術と公共政策という新しい研究分野を目指す人たちにまずお薦めしたい。豊富な事例研究は大変読み応えがあり、またそれぞれの事例が個性豊かに分析されている点も興味深い。一方で、学術的な分析枠組みもしっかりしており、著者たちの熱意がよみとれる。エネルギー技術という公共性の高い技術をめぐる社会意思決定は、本書の言うように、公共政策にとっても大きなチャレンジである。現実に、公共政策の意思決定に携わる政府や地方自治体のかたがたにも是非一読をお薦めしたい。」
 共著者・編者
鈴木達治郎
電力中央研究所社会経済研究所研究参事。東京大学公共政策大学院客員教授
城山英明
東京大学大学院法学政治学研究科教授
松本三和夫
東京大学大学院人文社会系研究科教授
青木一益
富山大学経済学部経営法学科准教授
上野貴弘
電力中央研究所社会経済研究所研究員
木村 宰
電力中央研究所社会経済研究所主任研究員
寿楽浩太
東京大学大学院学際情報学府博士課程
白取耕一郎
東京大学大学院法学政治学研究科博士課程
西出拓生
東京大学大学院人文社会系研究科博士課程
馬場健司
電力中央研究所社会経済研究所主任研究員
本藤祐樹
横浜国立大学大学院環境情報研究院准教授
おすすめ本

      d6b7b262.jpg
教会における女性のリーダーシップ
スーザン・ハント
ペギー・ハチソン 共著
発行所 つのぶえ社
発 売 つのぶえ社
いのちのことば社
SBN4-264-01910-9 COO16
定価(本体1300円+税)
本書は、クリスチャンの女性が、教会において担うべき任務のために、自分たちの能力をどう自己理解し、焦点を合わせるべきかということについて記したものです。また、本書は、男性の指導的地位を正当化することや教会内の権威に関係する職務に女性を任職する問題について述べたものではありません。むしろわたしたちは、男性の指導的地位が受け入れられている教会のなかで、女性はどのような機能を果たすかという問題を創造的に検討したいと願っています。また、リーダーは後継者―つまりグループのゴールを分かち合える人々―を生み出すことが出来るかどうかによって、その成否が決まります。そういう意味で、リーダーとは助け手です。
スーザン・ハント 
おすすめ本
「つのぶえ社出版の本の紹介」
217ff6fb.jpg 








「緑のまきば」
吉岡 繁著
(元神戸改革派神学校校長)
「あとがき」より
…。学徒出陣、友人の死、…。それが私のその後の人生の出発点であり、常に立ち帰るべき原点ということでしょう。…。生涯求道者と自称しています。ここで取り上げた問題の多くは、家での対話から生まれたものです。家では勿論日常茶飯事からいろいろのレベルの会話がありますが夫婦が最も熱くなって論じ合う会話の一端がここに反映されています。
定価 2000円 

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「聖霊とその働き」
エドウイン・H・パーマー著
鈴木英昭訳
「著者のことば」より
…。近年になって、御霊の働きについて短時間で学ぶ傾向が一層強まっている。しかしその学びもおもに、クリスチャン生活における御霊の働きを分析するということに向けられている。つまり、再生と聖化に向けられていて、他の面における御霊の広範囲な働きが無視されている。本書はクリスチャン生活以外の面の聖霊について新しい聖書研究が必要なこと、こうした理由から書かれている。
定価 1500円
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「十戒と主の祈り」
鈴木英昭著
 「著者のことば」
…。神の言葉としての聖書の真理は、永遠に変わりませんが、変わり続ける複雑な時代の問題に対して聖書を適用するためには、聖書そのものの理解とともに、生活にかかわる問題として捉えてはじめて、それが可能になります。それを一冊にまとめてみました。
定価 1800円
おすすめ本
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われらの教会と伝道
C.ジョン・ミラー著
鈴木英昭訳
キリスト者なら、誰もが伝道の大切さを知っている。しかし、実際は、その困難さに打ち負かされてしまっている。著者は改めて伝道の喜びを取り戻すために、私たちの内的欠陥を取り除き、具体的な対応策を信仰の成長と共に考えさせてくれます。個人で、グループのテキストにしてみませんか。
定価 1000円
おすすめ本

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さんびか物語
ポーリン・マカルピン著
著者の言葉
讃美歌はクリスチャンにとって、1つの大きな宝物といえます。教会で神様を礼拝する時にも、家庭礼拝の時にも、友との親しい交わりの時にも、そして、悲しい時、うれしい時などに讃美歌が歌える特権は、本当に素晴しいことでございます。しかし、讃美歌の本当のメッセージを知るためには、主イエス・キリストと父なる神様への信仰、み霊なる神様への信頼が必要であります。また、作曲者の願い、讃美歌の歌詞の背景にあるもの、その土台である神様のみ言葉の聖書に触れ、教えられることも大切であります。ここには皆様が広く愛唱されている50曲を選びました。
定価 3000円

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