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2023年7月号  №193 号 通巻877号
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 『その愛のゆえに』

   =時々の記= 

    (184)

 

5月25日

 朝から青空です。気持ちの良い一日となりそうです。

それに今朝、息子は少し興奮した様子で次のように宣言しました。

世界中のワクチン開発のために長年にわたって開発してきた地道な努力が実を結び、コロナに打ち勝つことができる日がやってきたというのです。ワクチンを接種することによって病原菌に対する抗体を体の中で作ることができるようになるのだそうです。そのようなワクチン、薬を開発するために多くのマウスは犠牲になり、また研究員もあまりにも果てしない厳しい研究の道に疲れ、病で倒れていってしまうことが現実です。息子もそのうちの一人ですが。今、こうして各製薬会社が大量に全世界へ向けて送り出しているのです。今こそ、多くの研究者が勝利の喜びを分かち合っていることだろうと言って、郵便の配達の仕事に出かけました。その一言を聞いて、私たちまでもがうれしくなりました。多くの犠牲を払ってようやくたどり着いてワクチンなのですから。

古屋敷涼しくもあり、雪の下。

長雨もどこ吹く風の朝ツバメ。

夕去りて都忘れの端正に。(主人の母が大切にしていたものです。)

夕空を眺むる散歩聖五月。

良き色のありて高原藤掛かる。  馬塲路哉

上野市民病院で定期健診を受けてきた主人は神様の憐れみによって異常なしといっていただきました。14年目になります。心から感謝して今生きています。

 

5月27日

 ケンケンとキジの出で立ち目立ちけり。

けしの花混じる草原刈りにけり。

とある町血のいろなして夕焼けす。

薄曇りしみじみと沁む若葉なる。  馬塲路哉

朝から非常に激しい雨に見舞われましたが、今は小雨になりほっとしているところです。あちこちのお花畑のお花が夏の花に入れ替わっています。洋花のようで名前でわかりませんがとてもかわいらしい花で、白とピンクが入り混じっています。野生の花では卯の花が滴るかのように路にまではみ出て白い小さな花をたくさんつけています。ミカンの花や、八朔の花も白い小さな花をつけてよい香りを放っています。

 

6月4日

 小雨になった時もありましたが、また降り出しています。前線を低気圧が刺激しているようです。ツバメたちはさすがにこの雨には困ったようで、家の玄関先で朝からピーピーとにぎやかにしています。二番目の雛たちが戻り、我が家の庭は何匹ものツバメたちの遊び場になっています。遠いフィリピンからきてくれているのですから、この時ぐらいは玄関を夜も少し開け放ってツバメが出入りしやすいように配慮しています。生き物たちと一緒にいるだけで心和むのです。不思議ですね。猫がいなくなってからはどうも夜中にネズミが出入りしているようです。ネズミと蛇は苦手な私です。

雪の下すがすがし刈り古屋敷。

子ツバメの餌に喜ぶ声揃ふ。

三重奏安らかにして五月の夜。

ワクチンの接種会場つつじ咲く。  馬塲路哉

 

6月11日

 くもり空の朝でした。雨が降るかと思っていたら晴れてきました。風がすがすがしく吹き続けています。体感的には気持ちの良い気候です。新聞のコラムに載っていたことですが、人間は大自然の中に入ると心が癒されて安定してくると。

まさにここ山添村は自然の中にあります。朝早くからツバメが声を響かせ、午後にはホトトギスや時季外れの鶯が声を響かせてくれるのです。

入りたる女性の訃報梅雨寒し。(金城高校での信友です。)

竹落ち葉利休白茶と眺めけり。

天国を約巣説教聖五月。

山峡に光のさして明け易し。

今年また強さを見せて夏アザミ。  馬塲路哉。

アザミの凛とした姿には強さがあります。私もアザミのように一日頑張ろうと思わされています。

馬場暁美

「上野緑ケ丘教会会員」

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書籍紹介
    8858e3b6.jpg
エネルギー技術の
 社会意思決定

日本評論社
ISBN978-4-535-55538-9
 定価(本体5200+税)
=推薦の言葉=
森田 朗
東京大学公共政策大学院長、法学政治学研究科・法学部教授

本書は、科学技術と公共政策という新しい研究分野を目指す人たちにまずお薦めしたい。豊富な事例研究は大変読み応えがあり、またそれぞれの事例が個性豊かに分析されている点も興味深い。一方で、学術的な分析枠組みもしっかりしており、著者たちの熱意がよみとれる。エネルギー技術という公共性の高い技術をめぐる社会意思決定は、本書の言うように、公共政策にとっても大きなチャレンジである。現実に、公共政策の意思決定に携わる政府や地方自治体のかたがたにも是非一読をお薦めしたい。」
 共著者・編者
鈴木達治郎
電力中央研究所社会経済研究所研究参事。東京大学公共政策大学院客員教授
城山英明
東京大学大学院法学政治学研究科教授
松本三和夫
東京大学大学院人文社会系研究科教授
青木一益
富山大学経済学部経営法学科准教授
上野貴弘
電力中央研究所社会経済研究所研究員
木村 宰
電力中央研究所社会経済研究所主任研究員
寿楽浩太
東京大学大学院学際情報学府博士課程
白取耕一郎
東京大学大学院法学政治学研究科博士課程
西出拓生
東京大学大学院人文社会系研究科博士課程
馬場健司
電力中央研究所社会経済研究所主任研究員
本藤祐樹
横浜国立大学大学院環境情報研究院准教授
おすすめ本

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教会における女性のリーダーシップ
スーザン・ハント
ペギー・ハチソン 共著
発行所 つのぶえ社
発 売 つのぶえ社
いのちのことば社
SBN4-264-01910-9 COO16
定価(本体1300円+税)
本書は、クリスチャンの女性が、教会において担うべき任務のために、自分たちの能力をどう自己理解し、焦点を合わせるべきかということについて記したものです。また、本書は、男性の指導的地位を正当化することや教会内の権威に関係する職務に女性を任職する問題について述べたものではありません。むしろわたしたちは、男性の指導的地位が受け入れられている教会のなかで、女性はどのような機能を果たすかという問題を創造的に検討したいと願っています。また、リーダーは後継者―つまりグループのゴールを分かち合える人々―を生み出すことが出来るかどうかによって、その成否が決まります。そういう意味で、リーダーとは助け手です。
スーザン・ハント 
おすすめ本
「つのぶえ社出版の本の紹介」
217ff6fb.jpg 








「緑のまきば」
吉岡 繁著
(元神戸改革派神学校校長)
「あとがき」より
…。学徒出陣、友人の死、…。それが私のその後の人生の出発点であり、常に立ち帰るべき原点ということでしょう。…。生涯求道者と自称しています。ここで取り上げた問題の多くは、家での対話から生まれたものです。家では勿論日常茶飯事からいろいろのレベルの会話がありますが夫婦が最も熱くなって論じ合う会話の一端がここに反映されています。
定価 2000円 

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「聖霊とその働き」
エドウイン・H・パーマー著
鈴木英昭訳
「著者のことば」より
…。近年になって、御霊の働きについて短時間で学ぶ傾向が一層強まっている。しかしその学びもおもに、クリスチャン生活における御霊の働きを分析するということに向けられている。つまり、再生と聖化に向けられていて、他の面における御霊の広範囲な働きが無視されている。本書はクリスチャン生活以外の面の聖霊について新しい聖書研究が必要なこと、こうした理由から書かれている。
定価 1500円
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「十戒と主の祈り」
鈴木英昭著
 「著者のことば」
…。神の言葉としての聖書の真理は、永遠に変わりませんが、変わり続ける複雑な時代の問題に対して聖書を適用するためには、聖書そのものの理解とともに、生活にかかわる問題として捉えてはじめて、それが可能になります。それを一冊にまとめてみました。
定価 1800円
おすすめ本
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われらの教会と伝道
C.ジョン・ミラー著
鈴木英昭訳
キリスト者なら、誰もが伝道の大切さを知っている。しかし、実際は、その困難さに打ち負かされてしまっている。著者は改めて伝道の喜びを取り戻すために、私たちの内的欠陥を取り除き、具体的な対応策を信仰の成長と共に考えさせてくれます。個人で、グループのテキストにしてみませんか。
定価 1000円
おすすめ本

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さんびか物語
ポーリン・マカルピン著
著者の言葉
讃美歌はクリスチャンにとって、1つの大きな宝物といえます。教会で神様を礼拝する時にも、家庭礼拝の時にも、友との親しい交わりの時にも、そして、悲しい時、うれしい時などに讃美歌が歌える特権は、本当に素晴しいことでございます。しかし、讃美歌の本当のメッセージを知るためには、主イエス・キリストと父なる神様への信仰、み霊なる神様への信頼が必要であります。また、作曲者の願い、讃美歌の歌詞の背景にあるもの、その土台である神様のみ言葉の聖書に触れ、教えられることも大切であります。ここには皆様が広く愛唱されている50曲を選びました。
定価 3000円

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