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2023年7月号  №193 号 通巻877号
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「契約の継承」(53)
第7章 キリスト教教育のための方策
  神の契約にそって生き、そして教える
 
神学的な一貫性と組み立ての調和(3)
讃美せよ。畏れるな。(3)
 
ラッパを吹き鳴らす者、歌うたいたちが、まるでひとりででもあるかのよう
に一致して歌声を響かせ、主を賛美し、ほめたたえた。そして、ラッパとシ
ンバルとさまざまの楽器をかなでて声をあげ、「主はまことにいつくしみ深
い。その恵みはとこしえまで。」と主に向かって賛美した。そのとき、その
宮、すなわち主の宮は雲で満ちた。祭司たちは、その雲にさえぎられ、そこ
に立って仕えることができなかった。主の栄光が神の宮に満ちたからである。
 
 ヨシャパトの戦略は本当は奇想天外ではないのです。彼はおののきません…彼は讃美することが、神のみ前に近づく相応しい方法であることを歴史を通して知っているので、王の王を讃美して民を導きます。詩編の著者はそれを美しくうたっています。
 
  感謝しつつ、主の門に、賛美しつつ、その大庭に、はいれ。主に感謝し、御名
  をほめたたえよ。主はいつくしみ深くその恵みはとこしえまで、その真実は代
  々に至る。
                               詩編100篇4~5
 
 わたしはこの物語が好きです。話はますます良くなっていきます。ヨシャパトと彼の軍隊は進行中です。敵はもう見えません。しかし…
 
  彼らが喜びの声、賛美の声をあげ始めたとき、主は伏兵を設けて、ユダに攻
    めて来たアモン人、モアブ人、セイル山の人々を襲わせたので、彼らは打ち
    負かされた。アモン人とモアブ人はセイル山の住民に立ち向かい、これを聖
    絶し、根絶やしにしたが、セイルの住民を全滅させると、互いに力を出して
    滅ぼし合った。
                                    歴代誌下20・22~23
 
 神の契約の民は荒れ野を見渡せる山頂に来て大軍が見えるのを期待していましたが、「その地には、死体が横たわり、生き残った者は一人もなかった」(24節)
 話はなお更に良くなります。
 
   ヨシャパテとその民が分捕りをしに行くと、その所に、武具、死体、高価な
  器具を数多く見つけたので、これを負いきれないほど、はぎ取って、自分の
  ものとした。あまりにも多かったので、彼らはその分捕りに三日かかった。
                                            歴代誌下20・25
 
 610f2453.jpg人の目線による観点からは風変わりに見える人たちにもかかわらず、彼らは契約に基づいて考え祈り行動しました。自分たちの力によるのでなく、主にまったき信頼をおいて前進しました。そして戦利品を集めるのに、三日もかかりました。その地を祝福を意味するベラカの谷と呼ぶのは当然です。
スーザン・ハント著
WIC委員会訳
                   
 
 
 
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書籍紹介
    8858e3b6.jpg
エネルギー技術の
 社会意思決定

日本評論社
ISBN978-4-535-55538-9
 定価(本体5200+税)
=推薦の言葉=
森田 朗
東京大学公共政策大学院長、法学政治学研究科・法学部教授

本書は、科学技術と公共政策という新しい研究分野を目指す人たちにまずお薦めしたい。豊富な事例研究は大変読み応えがあり、またそれぞれの事例が個性豊かに分析されている点も興味深い。一方で、学術的な分析枠組みもしっかりしており、著者たちの熱意がよみとれる。エネルギー技術という公共性の高い技術をめぐる社会意思決定は、本書の言うように、公共政策にとっても大きなチャレンジである。現実に、公共政策の意思決定に携わる政府や地方自治体のかたがたにも是非一読をお薦めしたい。」
 共著者・編者
鈴木達治郎
電力中央研究所社会経済研究所研究参事。東京大学公共政策大学院客員教授
城山英明
東京大学大学院法学政治学研究科教授
松本三和夫
東京大学大学院人文社会系研究科教授
青木一益
富山大学経済学部経営法学科准教授
上野貴弘
電力中央研究所社会経済研究所研究員
木村 宰
電力中央研究所社会経済研究所主任研究員
寿楽浩太
東京大学大学院学際情報学府博士課程
白取耕一郎
東京大学大学院法学政治学研究科博士課程
西出拓生
東京大学大学院人文社会系研究科博士課程
馬場健司
電力中央研究所社会経済研究所主任研究員
本藤祐樹
横浜国立大学大学院環境情報研究院准教授
おすすめ本

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教会における女性のリーダーシップ
スーザン・ハント
ペギー・ハチソン 共著
発行所 つのぶえ社
発 売 つのぶえ社
いのちのことば社
SBN4-264-01910-9 COO16
定価(本体1300円+税)
本書は、クリスチャンの女性が、教会において担うべき任務のために、自分たちの能力をどう自己理解し、焦点を合わせるべきかということについて記したものです。また、本書は、男性の指導的地位を正当化することや教会内の権威に関係する職務に女性を任職する問題について述べたものではありません。むしろわたしたちは、男性の指導的地位が受け入れられている教会のなかで、女性はどのような機能を果たすかという問題を創造的に検討したいと願っています。また、リーダーは後継者―つまりグループのゴールを分かち合える人々―を生み出すことが出来るかどうかによって、その成否が決まります。そういう意味で、リーダーとは助け手です。
スーザン・ハント 
おすすめ本
「つのぶえ社出版の本の紹介」
217ff6fb.jpg 








「緑のまきば」
吉岡 繁著
(元神戸改革派神学校校長)
「あとがき」より
…。学徒出陣、友人の死、…。それが私のその後の人生の出発点であり、常に立ち帰るべき原点ということでしょう。…。生涯求道者と自称しています。ここで取り上げた問題の多くは、家での対話から生まれたものです。家では勿論日常茶飯事からいろいろのレベルの会話がありますが夫婦が最も熱くなって論じ合う会話の一端がここに反映されています。
定価 2000円 

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「聖霊とその働き」
エドウイン・H・パーマー著
鈴木英昭訳
「著者のことば」より
…。近年になって、御霊の働きについて短時間で学ぶ傾向が一層強まっている。しかしその学びもおもに、クリスチャン生活における御霊の働きを分析するということに向けられている。つまり、再生と聖化に向けられていて、他の面における御霊の広範囲な働きが無視されている。本書はクリスチャン生活以外の面の聖霊について新しい聖書研究が必要なこと、こうした理由から書かれている。
定価 1500円
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「十戒と主の祈り」
鈴木英昭著
 「著者のことば」
…。神の言葉としての聖書の真理は、永遠に変わりませんが、変わり続ける複雑な時代の問題に対して聖書を適用するためには、聖書そのものの理解とともに、生活にかかわる問題として捉えてはじめて、それが可能になります。それを一冊にまとめてみました。
定価 1800円
おすすめ本
4008bd9e.jpg
われらの教会と伝道
C.ジョン・ミラー著
鈴木英昭訳
キリスト者なら、誰もが伝道の大切さを知っている。しかし、実際は、その困難さに打ち負かされてしまっている。著者は改めて伝道の喜びを取り戻すために、私たちの内的欠陥を取り除き、具体的な対応策を信仰の成長と共に考えさせてくれます。個人で、グループのテキストにしてみませんか。
定価 1000円
おすすめ本

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さんびか物語
ポーリン・マカルピン著
著者の言葉
讃美歌はクリスチャンにとって、1つの大きな宝物といえます。教会で神様を礼拝する時にも、家庭礼拝の時にも、友との親しい交わりの時にも、そして、悲しい時、うれしい時などに讃美歌が歌える特権は、本当に素晴しいことでございます。しかし、讃美歌の本当のメッセージを知るためには、主イエス・キリストと父なる神様への信仰、み霊なる神様への信頼が必要であります。また、作曲者の願い、讃美歌の歌詞の背景にあるもの、その土台である神様のみ言葉の聖書に触れ、教えられることも大切であります。ここには皆様が広く愛唱されている50曲を選びました。
定価 3000円

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