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2023年7月号  №193 号 通巻877号
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 『その愛のゆえに』

   =時々の記= 

    (196)

6月10日

今は曇ってきましたが、よく晴れ上がって暑い一日となりました。毎朝、4時に起きて聖書の通読と俳句の勉強ができている主人の日課にも感謝します。

つばくらの鳴きだす頃に起きにけり。

井戸替えや透明の水まず汲みぬ。

山峡に研ぎ澄まされてホトトギス。

篠茂り荒畑すぐに変わりけり。

聖霊の働きを知る聖五月。   馬場路哉

明日は雨が降るという予報ですが、また草刈りの「出会い」です。大雨だったら、延期です。小雨でしたら合羽を着ての草刈りです。

6月12日

 田舎の暮らしには慣れてきましたが、夏になると毎週のように「出会い」があるので疲れてしまいます。今日はリサイクル。昨日は先日の「出会い」で終えられなかった場所を皆でしました。高い山肌の部分を草刈りするのですが、その下は池です。みなさんスパイクのついた靴を履いて踏ん張っておられます。主人は足が悪いので違うところに回してもらいました。私たち女性は草刈りの後の掃除です。雨の降る前でしたので重みは感じましたが何とか時間内に終えることができました。家に帰るとぐったり、二人ともダウンしてしまいました。

聖霊の働きを知る聖五月。

旧友と労り会へる夏日かな。

明け易し妙なる鳥の音を聞きぬ。

硝子戸の白きヤモリを見て眠る。   馬場路哉

6月21日

我が家のくちなしの花が6年がかりで今年ようやく見事な花をたくさん咲かせてくれています。ほのかな甘い香りがお花に近づくにつれて漂ってきます。もうだめかと何度もあきらめていましたが、今年は冬から春にかけての葉っぱの勢いが違いました。ひょっとしてと期待を込めて消毒をしたり、虫を駆除したりと手入れを丁寧にしてきました。

するとびっくりです。つぼみが10個もついているのです。そしてあくる日にはその蕾たちがいっせいに花を咲かせてこの梅雨のうっとおしい季節を癒してくれています。主人は眼科へ出かけています。

早朝の祈り捧ぐや時鳥。

またたびや奥の花火の倉庫あり。

どくだみは十字架をもって天をさす。

井戸替えや日陰反射す虹色に。

草刈りの出会い必死や過疎の村。  馬場路哉

伊賀市内では眼科の専門医が2人しかおられません。それで朝9時前に医院に出かけても30名が待っているというのです。帰宅できるのは午後をかなり過ぎてからになります。白内障の手術になるかも分かりません。

6月24日

 フェーン現象というものなのでしょうか。南風が吹き荒れて洗濯物があちこちへ飛んでしまいました。またその影響で暑さがぐんぐん上がっています。室内で30,5度もあります。この夏一番ですね。これからこのように暑い日が続くのでしょうね。

草刈りの休むや茅花流しなる。

お互いに闘病すなり夏見舞い。

猫の子のおっとりとして抱かれぬ。

高くまで飛翔学ぶや夕ツバメ。

先生につつがあるとや青芭蕉。  馬場路哉

 

7月7日

 こちらは何とか雨が降らずに一日過ぎました。でも、この暑さに体力がついていきません。散歩は朝に出かけようと思うのですが、ぎらぎら光るお日様を見るととても散歩する気になれません。お隣の96歳になられる方(先日救急搬送された方)のお家にお見舞いに行ってきました。ご本人とはお会いできませんが、一人でお母様の介護をされている娘さんとしばらくの間お話しできました。病院への入院は免れたがやはり、体調が弱っているのが気になるといっておられました。とにかく体の体温調節ができなくなっているというのです。この暑いのに寒いからと毛布を重ねてみたり、食欲があまりないので心配されていました。ほんの10分ほどでしたが、“お疲れが出ませんように。”とお言葉を添えて帰りました。娘さん一人ですので誰にも相談できないのでとても喜んでくれました。

熱中症割くや朝の間草を刈る。(主人は朝6時過ぎから草刈りをしています。)

夕つばめ飛翔訓練とも見ゆる。

かの皐月絞るるまでの色あひよ。

一休みすれば老鶯鳴きにけり。

疾く起きて鳴きかはしをるツバメたち。  馬場路哉

7月15日

 今日散歩の折に近所の方から質問がありました。“統一教会ってキリスト教がもとなんだってね。” “ひどい宗教やね。”

私はすぐに否定しました。あれは悪徳商法集団で、エホバの証人も同じですとお伝えしました。このようなことに対しては曖昧は許されません。そう信じています。

草刈ってすっきりしたる広場かな。

梅雨腫れや良き絵葉書の到着す。

草刈るやリハビリの意図無くは梨し。

岩の上定家かづらの花散りぬ。

白鷺のたむろす朝の名張川。  馬場路哉

 

馬場暁美

上野緑ケ丘教会会員

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書籍紹介
    8858e3b6.jpg
エネルギー技術の
 社会意思決定

日本評論社
ISBN978-4-535-55538-9
 定価(本体5200+税)
=推薦の言葉=
森田 朗
東京大学公共政策大学院長、法学政治学研究科・法学部教授

本書は、科学技術と公共政策という新しい研究分野を目指す人たちにまずお薦めしたい。豊富な事例研究は大変読み応えがあり、またそれぞれの事例が個性豊かに分析されている点も興味深い。一方で、学術的な分析枠組みもしっかりしており、著者たちの熱意がよみとれる。エネルギー技術という公共性の高い技術をめぐる社会意思決定は、本書の言うように、公共政策にとっても大きなチャレンジである。現実に、公共政策の意思決定に携わる政府や地方自治体のかたがたにも是非一読をお薦めしたい。」
 共著者・編者
鈴木達治郎
電力中央研究所社会経済研究所研究参事。東京大学公共政策大学院客員教授
城山英明
東京大学大学院法学政治学研究科教授
松本三和夫
東京大学大学院人文社会系研究科教授
青木一益
富山大学経済学部経営法学科准教授
上野貴弘
電力中央研究所社会経済研究所研究員
木村 宰
電力中央研究所社会経済研究所主任研究員
寿楽浩太
東京大学大学院学際情報学府博士課程
白取耕一郎
東京大学大学院法学政治学研究科博士課程
西出拓生
東京大学大学院人文社会系研究科博士課程
馬場健司
電力中央研究所社会経済研究所主任研究員
本藤祐樹
横浜国立大学大学院環境情報研究院准教授
おすすめ本

      d6b7b262.jpg
教会における女性のリーダーシップ
スーザン・ハント
ペギー・ハチソン 共著
発行所 つのぶえ社
発 売 つのぶえ社
いのちのことば社
SBN4-264-01910-9 COO16
定価(本体1300円+税)
本書は、クリスチャンの女性が、教会において担うべき任務のために、自分たちの能力をどう自己理解し、焦点を合わせるべきかということについて記したものです。また、本書は、男性の指導的地位を正当化することや教会内の権威に関係する職務に女性を任職する問題について述べたものではありません。むしろわたしたちは、男性の指導的地位が受け入れられている教会のなかで、女性はどのような機能を果たすかという問題を創造的に検討したいと願っています。また、リーダーは後継者―つまりグループのゴールを分かち合える人々―を生み出すことが出来るかどうかによって、その成否が決まります。そういう意味で、リーダーとは助け手です。
スーザン・ハント 
おすすめ本
「つのぶえ社出版の本の紹介」
217ff6fb.jpg 








「緑のまきば」
吉岡 繁著
(元神戸改革派神学校校長)
「あとがき」より
…。学徒出陣、友人の死、…。それが私のその後の人生の出発点であり、常に立ち帰るべき原点ということでしょう。…。生涯求道者と自称しています。ここで取り上げた問題の多くは、家での対話から生まれたものです。家では勿論日常茶飯事からいろいろのレベルの会話がありますが夫婦が最も熱くなって論じ合う会話の一端がここに反映されています。
定価 2000円 

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「聖霊とその働き」
エドウイン・H・パーマー著
鈴木英昭訳
「著者のことば」より
…。近年になって、御霊の働きについて短時間で学ぶ傾向が一層強まっている。しかしその学びもおもに、クリスチャン生活における御霊の働きを分析するということに向けられている。つまり、再生と聖化に向けられていて、他の面における御霊の広範囲な働きが無視されている。本書はクリスチャン生活以外の面の聖霊について新しい聖書研究が必要なこと、こうした理由から書かれている。
定価 1500円
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「十戒と主の祈り」
鈴木英昭著
 「著者のことば」
…。神の言葉としての聖書の真理は、永遠に変わりませんが、変わり続ける複雑な時代の問題に対して聖書を適用するためには、聖書そのものの理解とともに、生活にかかわる問題として捉えてはじめて、それが可能になります。それを一冊にまとめてみました。
定価 1800円
おすすめ本
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われらの教会と伝道
C.ジョン・ミラー著
鈴木英昭訳
キリスト者なら、誰もが伝道の大切さを知っている。しかし、実際は、その困難さに打ち負かされてしまっている。著者は改めて伝道の喜びを取り戻すために、私たちの内的欠陥を取り除き、具体的な対応策を信仰の成長と共に考えさせてくれます。個人で、グループのテキストにしてみませんか。
定価 1000円
おすすめ本

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さんびか物語
ポーリン・マカルピン著
著者の言葉
讃美歌はクリスチャンにとって、1つの大きな宝物といえます。教会で神様を礼拝する時にも、家庭礼拝の時にも、友との親しい交わりの時にも、そして、悲しい時、うれしい時などに讃美歌が歌える特権は、本当に素晴しいことでございます。しかし、讃美歌の本当のメッセージを知るためには、主イエス・キリストと父なる神様への信仰、み霊なる神様への信頼が必要であります。また、作曲者の願い、讃美歌の歌詞の背景にあるもの、その土台である神様のみ言葉の聖書に触れ、教えられることも大切であります。ここには皆様が広く愛唱されている50曲を選びました。
定価 3000円

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