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2023年7月号  №193 号 通巻877号
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 『その愛のゆえに』

   =時々の記= 

    (200)

   

9月15日

 今朝は思い切って朝散歩に出かけてみました。辺りには誰も歩いている方は見受けられませんでしたが、するとこの暑さの中、小さな秋をあちこちで見つけることができて感激しています。薄紫色のヌスビトハギ、ススキ、ツユクサ、ピンクのコスモス(これはおうちでしっかり手入れをされているものですから見事でした。)などなど。こんな暑さの中にあっても秋を教えてくれているのです。

今日、主人が散歩していると、60代後半の女性が話しかけてきてくれたそうです。その方は畑の手入れで草を毎日引いて手入れをしているというのです。その方曰く。今年ほど暑い夏は経験したことがないほどの暑さだと。9月になってもさっぱり涼しくならないのでしんどいですね、とのこと。このような農家のベテランさんがそう言われているのだから私たちがしんどく感じるのは当たり前、毎日体が重くて、動きが鈍くなってきている私たちです。

  山離れ雲一つなき望(もち)の月。

平らかな神野山見ゆブドウ園、(神野山は標高660メートルもある山です)

               馬場路哉

9月26日

 昨日は私が室内で座っている状態から立とうとした瞬間、何かに引っかかってとんでもないところへ転がってしまいました。今日は主人が朝からめまいを起こして暫く安静を保っていると何とか歩くことができるようになりました。もう何が起きても不思議ではない私たちです。

夕空やツバメ帰りてぽっかりと。

白鷺の数多の浅瀬豊かなる。

塀越しに風船かづら垂るるなり。  馬場路哉

子供たちが幼かったころは神野山へよく登りました。大きな石がごろごろしていて足もとをしっかり見て歩かせないといけないので大変でしたが、頂上へ登って辺りを見渡すと素晴らしいパノラマです。東には伊賀盆地が西には奈良盆地が見渡せるのです。羊たちが放牧されていてとてものどかなのです。今でも小学生の良き遠足の場所になっています。

10月5日

 本日、10月号をお届けいただいて私も印刷されたジャーナル派で気に入っています。今度、診療所の先生に一部をコピーして持っていくつもりです。今日は体の話ではなくジャーナルの話を診察の代わりにできてとても気分爽快です。名古屋の信仰の友達ってあなたと同じ年ですか、とまで尋ねられたので、いいえ大先輩です。80歳を過ぎても気力と頭脳の明晰さは衰えておられません。だから私のまずいコラムでもとてもよく推敲してくださって月刊誌が届くのが楽しみなのです、というと先生は“すごい方があなたにはお友達としているんやな。”と感心です。感謝です。

  門先の野菊は刈らで愛でにけり。

家を守る媼一人に紫おん立つ。  馬場路哉

10月7日

 今日は晴れると聞いていましたがあまりすっきり致しません。明日からまた雨とか。散歩に出かけるとどのお家も洗濯物が山のように干されています。お隣に住む93歳のお兄さんのお世話に来ている妹さんと出会いました。とてもきれいにケトウの花を咲かせておられるので癒されることをお伝えいたしました。93歳の方の奥様はケトウが大好きだったので、お世話に来ている方が一生懸命に花を咲かせているとお話してくれました。奥様はもう点滴のみの生活だそうです。

皆がその同じ道を行くわけですが、神様を信じている私たちに不安はありますが、神様に守られていることを確信していますから、すべてをお委ねしていくことができて感謝です。

賛美歌で楽に眠りぬ秋の夜。

おきつもの名張の山の秋時雨。

秋嶺の彼方の雲の夕焼けす。  馬場路哉

寒くなってきたので俳句が作りやすくなったのか、今週もまた出て行きました。たくさん載せていただいて心から喜んでおります。ジャーナルに載せていただくのがとても励みになっているようです。

10月10日

 昨日に比べると小糠雨ですが、うっとおしい秋雨です。

超エムとすおとぎ峠の野菊かも

腕利きの調理師死すや秋の風。

怪獣と見え葛高くよじ登る。

ケトウを咲かせて媼施設へと

筋肉の衰へどうのと敬老日。  馬場路哉

秋から冬への移り変わりですね。

 

馬場暁美

上野緑ケ丘教会会員

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書籍紹介
    8858e3b6.jpg
エネルギー技術の
 社会意思決定

日本評論社
ISBN978-4-535-55538-9
 定価(本体5200+税)
=推薦の言葉=
森田 朗
東京大学公共政策大学院長、法学政治学研究科・法学部教授

本書は、科学技術と公共政策という新しい研究分野を目指す人たちにまずお薦めしたい。豊富な事例研究は大変読み応えがあり、またそれぞれの事例が個性豊かに分析されている点も興味深い。一方で、学術的な分析枠組みもしっかりしており、著者たちの熱意がよみとれる。エネルギー技術という公共性の高い技術をめぐる社会意思決定は、本書の言うように、公共政策にとっても大きなチャレンジである。現実に、公共政策の意思決定に携わる政府や地方自治体のかたがたにも是非一読をお薦めしたい。」
 共著者・編者
鈴木達治郎
電力中央研究所社会経済研究所研究参事。東京大学公共政策大学院客員教授
城山英明
東京大学大学院法学政治学研究科教授
松本三和夫
東京大学大学院人文社会系研究科教授
青木一益
富山大学経済学部経営法学科准教授
上野貴弘
電力中央研究所社会経済研究所研究員
木村 宰
電力中央研究所社会経済研究所主任研究員
寿楽浩太
東京大学大学院学際情報学府博士課程
白取耕一郎
東京大学大学院法学政治学研究科博士課程
西出拓生
東京大学大学院人文社会系研究科博士課程
馬場健司
電力中央研究所社会経済研究所主任研究員
本藤祐樹
横浜国立大学大学院環境情報研究院准教授
おすすめ本

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教会における女性のリーダーシップ
スーザン・ハント
ペギー・ハチソン 共著
発行所 つのぶえ社
発 売 つのぶえ社
いのちのことば社
SBN4-264-01910-9 COO16
定価(本体1300円+税)
本書は、クリスチャンの女性が、教会において担うべき任務のために、自分たちの能力をどう自己理解し、焦点を合わせるべきかということについて記したものです。また、本書は、男性の指導的地位を正当化することや教会内の権威に関係する職務に女性を任職する問題について述べたものではありません。むしろわたしたちは、男性の指導的地位が受け入れられている教会のなかで、女性はどのような機能を果たすかという問題を創造的に検討したいと願っています。また、リーダーは後継者―つまりグループのゴールを分かち合える人々―を生み出すことが出来るかどうかによって、その成否が決まります。そういう意味で、リーダーとは助け手です。
スーザン・ハント 
おすすめ本
「つのぶえ社出版の本の紹介」
217ff6fb.jpg 








「緑のまきば」
吉岡 繁著
(元神戸改革派神学校校長)
「あとがき」より
…。学徒出陣、友人の死、…。それが私のその後の人生の出発点であり、常に立ち帰るべき原点ということでしょう。…。生涯求道者と自称しています。ここで取り上げた問題の多くは、家での対話から生まれたものです。家では勿論日常茶飯事からいろいろのレベルの会話がありますが夫婦が最も熱くなって論じ合う会話の一端がここに反映されています。
定価 2000円 

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「聖霊とその働き」
エドウイン・H・パーマー著
鈴木英昭訳
「著者のことば」より
…。近年になって、御霊の働きについて短時間で学ぶ傾向が一層強まっている。しかしその学びもおもに、クリスチャン生活における御霊の働きを分析するということに向けられている。つまり、再生と聖化に向けられていて、他の面における御霊の広範囲な働きが無視されている。本書はクリスチャン生活以外の面の聖霊について新しい聖書研究が必要なこと、こうした理由から書かれている。
定価 1500円
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「十戒と主の祈り」
鈴木英昭著
 「著者のことば」
…。神の言葉としての聖書の真理は、永遠に変わりませんが、変わり続ける複雑な時代の問題に対して聖書を適用するためには、聖書そのものの理解とともに、生活にかかわる問題として捉えてはじめて、それが可能になります。それを一冊にまとめてみました。
定価 1800円
おすすめ本
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われらの教会と伝道
C.ジョン・ミラー著
鈴木英昭訳
キリスト者なら、誰もが伝道の大切さを知っている。しかし、実際は、その困難さに打ち負かされてしまっている。著者は改めて伝道の喜びを取り戻すために、私たちの内的欠陥を取り除き、具体的な対応策を信仰の成長と共に考えさせてくれます。個人で、グループのテキストにしてみませんか。
定価 1000円
おすすめ本

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さんびか物語
ポーリン・マカルピン著
著者の言葉
讃美歌はクリスチャンにとって、1つの大きな宝物といえます。教会で神様を礼拝する時にも、家庭礼拝の時にも、友との親しい交わりの時にも、そして、悲しい時、うれしい時などに讃美歌が歌える特権は、本当に素晴しいことでございます。しかし、讃美歌の本当のメッセージを知るためには、主イエス・キリストと父なる神様への信仰、み霊なる神様への信頼が必要であります。また、作曲者の願い、讃美歌の歌詞の背景にあるもの、その土台である神様のみ言葉の聖書に触れ、教えられることも大切であります。ここには皆様が広く愛唱されている50曲を選びました。
定価 3000円

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