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2023年7月号  №193 号 通巻877号
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  その愛のゆえに
  =時々の記=1bf88974.jpg
   (37)
2月16日
今朝はまた真冬の冷え込みでした。それでも、先日のあたたかさで、春を感じたのか、鶯がひと鳴きしました。あれ、どこにいるんだろうと思って、空を見上げましたが、みあたりませんでした。今日の冷え込みで、また、木の幹の巣穴の中で一休みしていることでしょう。昨日、テレビで認知症のことが放映されていました。二人で顔を見合わせながら、私たちはもうすでに、認知症が出ているねと話していました。先ほどのことを忘れていたり、漢字が出てこなかったり、人の名前が思い出せなかったりです。でも、これが当たり前のように思います。だって、年をとって来ているんですものね。
水仙の 香り車中に 満つるなり
御言葉を 聴きし平安 寒の明け
春光や 力みなぎる 犬の顔
 
先日、お伝えした、ムクちゃんは、今朝、散歩に出掛けようとして、倒れ、そのまま天国へ、行ってしまいました。ムクちゃんのこどもたちが、泣きべそ暁美を泣くんじゃない。
希望を持って生きるんですよ、と励ましてくれます。余計、悲しくなります。
 
3月2日
今朝は、少し肌寒く感じられましたが、やはり3月ですね。鶯は、ぎこちなく鳴きはじめています。土手には、たんぽぽが黄色の花を咲かせはじめています。明日は、いよいよ、三重大病院の検査の日です。いつものことながら、気分は、すぐれません。主人も、いらいらするのか、さっさと、どこかへ、歩きに行ってしまいました。ガン患者とその家族は、絶えず、転移、再発の不安にさらされ、生き続けなければならないのですね。信仰はどこへいったのでしょう。昨日の礼拝で、信仰によって、神の子とされ、救われると教え、導かれたにも関わらず、この弱さです。すべてを委ねて生きていくことが出来たら、なんと幸いなことでしょう。
 
3月3日
今日の検査では、異常なしと言っていただけました。本当に待合室で待っている間、不安と恐怖にさらされある人は、涙をながしながら待っていますし、ある人は、一生懸命、体験記なるものを読んで、時に涙し、時に気丈に振舞っていました。私はやはり、「つのぶえジャーナル」を何度も読み返しては、心を落ち着かせていました。水野源三さんのことを思い出していました。あんな苦しみにあっても、神様を見上げて生きていける人は、まことのキリスト者だと。そうなりたいと願いつつ、何時名前が呼ばれるかとどきどきしながら、そして、最後には、なんていわれようと動じることのない者にさせてください、と祈っていました。
でも、やはりほっとしました。イースターも嬉しい気持ちで迎えられる。神様、感謝します。この者たちのために祈ってくださっている方のお祈りに支えられ、心から感謝いたします。有難うございました。次は、6月16日に、CT、MRIの検査です。それまで、しばらく、ほっとです。
伊賀盆地 春夕焼けに 雲を見ず
山の端を 明るく登る 春の月
轟轟と(ろうろうと) 谷をわたれる 春一番  
春光や 女教師の 証し聴く
白梅の ひしめく蕾 あかあかと   馬場路哉
 
主人も私もやはり、昨夜は、よくねむることができました。いつもより、30分もゆっくりしていました。
今日、これから、祈祷会に行きます。次々と起こってくる問題、会員の方のために、祈ってまいります。私たち信友は、祈り合うことで、互いに枝として、強めあい、高めあうことができますから、やはり感謝なことです。
 
3月8日
昨日、3月号の、「つのぶえジャーナル」が届きました。今月号は、多くの方のメールが寄せられ、今の世の中の経済状況の悪さからくる、内定を取り消された方のこと、とても強められました。これしかないのでなく、苦境の中で、いろいろな方面に目を向け、道を切り開くことの大切さを教えられました。葡萄つくり頑張ってください。「つのぶえジャーナル」は、とても広い範囲で読まれていると思います。加納さんが言っておられるように、中味が濃いですから、とても、楽しくもあり、知識もゆたかにさせてもらっています。有難うございます。世田谷通信を読んでいて、息子のことを思い出していました。
サッカーに明け暮れた高校時代、日曜日もなく、練習の連続でしたが、皆、卒業のとき、顔を涙で、グシャグシシャにして、つらかったこと、しんどかったこと、を思い出しあって、別れをおしんでいました。そこで培った精神は、勉強に勝るものがあると思われます。沖縄での生活、大変だろうけど、がんばるんだよ、と一層息子への思いが強くなりました。祈っているから。仕事に、集中するんだよとエールを送りたいです。「つのぶえジャーナル」のお陰で、ボケかけた頭が、少し回転してくれます。
 
3月14日
今朝はまた、春の嵐です。激しい雨と風にすでに見ごろを終えた梅は、花吹雪となって、散っていきます。3月は、また、別れの月でもあります。教会でも、解雇された方がふるさとへ帰っていかれます。寂しいですね。今の経済不況で、多くの方が職を失い、高校生で授業料が払えなくて中退したり、卒業証書をもらえなかったりと悲惨なニュースばかりが耳に入ってきます。どうぞ、道を整えられて、歩むことができますように。と祈るものです。
教会の 十字架高く 風光る
伊賀なれや 城を遠くに 耕しぬ
川の岩 黒光りして 春の雨
今日よりは 日の出の早く 弥生きぬ
桃色の花生けられて 弥生きぬ     馬場路哉
 
                   馬場暁美
                  (上野緑ヶ丘教会員)
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書籍紹介
    8858e3b6.jpg
エネルギー技術の
 社会意思決定

日本評論社
ISBN978-4-535-55538-9
 定価(本体5200+税)
=推薦の言葉=
森田 朗
東京大学公共政策大学院長、法学政治学研究科・法学部教授

本書は、科学技術と公共政策という新しい研究分野を目指す人たちにまずお薦めしたい。豊富な事例研究は大変読み応えがあり、またそれぞれの事例が個性豊かに分析されている点も興味深い。一方で、学術的な分析枠組みもしっかりしており、著者たちの熱意がよみとれる。エネルギー技術という公共性の高い技術をめぐる社会意思決定は、本書の言うように、公共政策にとっても大きなチャレンジである。現実に、公共政策の意思決定に携わる政府や地方自治体のかたがたにも是非一読をお薦めしたい。」
 共著者・編者
鈴木達治郎
電力中央研究所社会経済研究所研究参事。東京大学公共政策大学院客員教授
城山英明
東京大学大学院法学政治学研究科教授
松本三和夫
東京大学大学院人文社会系研究科教授
青木一益
富山大学経済学部経営法学科准教授
上野貴弘
電力中央研究所社会経済研究所研究員
木村 宰
電力中央研究所社会経済研究所主任研究員
寿楽浩太
東京大学大学院学際情報学府博士課程
白取耕一郎
東京大学大学院法学政治学研究科博士課程
西出拓生
東京大学大学院人文社会系研究科博士課程
馬場健司
電力中央研究所社会経済研究所主任研究員
本藤祐樹
横浜国立大学大学院環境情報研究院准教授
おすすめ本

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教会における女性のリーダーシップ
スーザン・ハント
ペギー・ハチソン 共著
発行所 つのぶえ社
発 売 つのぶえ社
いのちのことば社
SBN4-264-01910-9 COO16
定価(本体1300円+税)
本書は、クリスチャンの女性が、教会において担うべき任務のために、自分たちの能力をどう自己理解し、焦点を合わせるべきかということについて記したものです。また、本書は、男性の指導的地位を正当化することや教会内の権威に関係する職務に女性を任職する問題について述べたものではありません。むしろわたしたちは、男性の指導的地位が受け入れられている教会のなかで、女性はどのような機能を果たすかという問題を創造的に検討したいと願っています。また、リーダーは後継者―つまりグループのゴールを分かち合える人々―を生み出すことが出来るかどうかによって、その成否が決まります。そういう意味で、リーダーとは助け手です。
スーザン・ハント 
おすすめ本
「つのぶえ社出版の本の紹介」
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「緑のまきば」
吉岡 繁著
(元神戸改革派神学校校長)
「あとがき」より
…。学徒出陣、友人の死、…。それが私のその後の人生の出発点であり、常に立ち帰るべき原点ということでしょう。…。生涯求道者と自称しています。ここで取り上げた問題の多くは、家での対話から生まれたものです。家では勿論日常茶飯事からいろいろのレベルの会話がありますが夫婦が最も熱くなって論じ合う会話の一端がここに反映されています。
定価 2000円 

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「聖霊とその働き」
エドウイン・H・パーマー著
鈴木英昭訳
「著者のことば」より
…。近年になって、御霊の働きについて短時間で学ぶ傾向が一層強まっている。しかしその学びもおもに、クリスチャン生活における御霊の働きを分析するということに向けられている。つまり、再生と聖化に向けられていて、他の面における御霊の広範囲な働きが無視されている。本書はクリスチャン生活以外の面の聖霊について新しい聖書研究が必要なこと、こうした理由から書かれている。
定価 1500円
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「十戒と主の祈り」
鈴木英昭著
 「著者のことば」
…。神の言葉としての聖書の真理は、永遠に変わりませんが、変わり続ける複雑な時代の問題に対して聖書を適用するためには、聖書そのものの理解とともに、生活にかかわる問題として捉えてはじめて、それが可能になります。それを一冊にまとめてみました。
定価 1800円
おすすめ本
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われらの教会と伝道
C.ジョン・ミラー著
鈴木英昭訳
キリスト者なら、誰もが伝道の大切さを知っている。しかし、実際は、その困難さに打ち負かされてしまっている。著者は改めて伝道の喜びを取り戻すために、私たちの内的欠陥を取り除き、具体的な対応策を信仰の成長と共に考えさせてくれます。個人で、グループのテキストにしてみませんか。
定価 1000円
おすすめ本

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さんびか物語
ポーリン・マカルピン著
著者の言葉
讃美歌はクリスチャンにとって、1つの大きな宝物といえます。教会で神様を礼拝する時にも、家庭礼拝の時にも、友との親しい交わりの時にも、そして、悲しい時、うれしい時などに讃美歌が歌える特権は、本当に素晴しいことでございます。しかし、讃美歌の本当のメッセージを知るためには、主イエス・キリストと父なる神様への信仰、み霊なる神様への信頼が必要であります。また、作曲者の願い、讃美歌の歌詞の背景にあるもの、その土台である神様のみ言葉の聖書に触れ、教えられることも大切であります。ここには皆様が広く愛唱されている50曲を選びました。
定価 3000円

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