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2023年7月号  №193 号 通巻877号
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  その愛のゆえに
  =時々の記=
    (40
 
5月17日
こちらも昨日、今日と肌寒く、また、4月に着ていた服をとりだしています。お茶は、忙しいときには、番茶で済ませていますが、やはり、ほっとひといき入れたいときは、緑茶ですね。お送りしたお茶は、義父が、無農薬のお茶として、こだわっているものです。
体調を崩し、もう、お茶刈りは、とても出来ない体になってしまいましたが、ありがたいことに、近くの方が、刈ってくれるらしいです。馬場家も、昔は、お茶を刈って、自分の家で、蒸し上げ、薫り高いお茶を作っていましたが、もう20年も前に、すべて辞めてしまいました。今、その茶畑は、うっそうとした、竹林に変わっています。惜しい気もしますが、仕方ありません。誰も、お茶を刈ることができないのですから。お茶を刈ったあとは、見事な山並みのようです。職人の技ですね。空気と水が美しい間は、山添のお茶は、受け継がれていくことでしょう。自然の恵みに感謝したいですね。でも、今年のお茶は、冬の異常気象、春先のアンバランスな陽気のため、あまりよいものが取れないと嘆いておられました。
人間が、傲慢になると、自然も、だめになってしまうのですね。いつも、全能なる神様を恐れて、生きて行きたいものです。
 
5月20日
昨日、奈良県退職女教師の会の総会が橿原市で開かれましたので、行ってきました。
総会では、86歳の学園理事長さんのお話しに、しばし、耳をかたむけました。創設時はたった3名だった生徒が、今は高校、大学、幼稚園を有する大きな学園に成長したこと。ここまで行き着くための、並々ならぬ努力をお聞きし、どこでも創設者は、命がけで生き抜いてこられたことを感じ、生き様には、やはり心打たれるものがありました。
母校の金城学院にしても、ランドルフ先生は、病にかかりながらも、名古屋の女子教育に情熱を注ぎ、3名の生徒のために、英語教育を徹底したと聞いたことがあります。それは、厳しい教育だったとか。どこでもいえることでしょうが、建学の精神が、受け継がれている学校は、少なくなっているのでしょうか。
雉(きじ)飛びぬ 谷の空気を 震わせて
炉の掃除 奉仕の出来る 五月かな
伊賀広し 風になびける 植田かな     馬場路哉8aa5fad5.jpg
 
 昨日の疲れがまだ残っていますが今から、祈祷会へ行ってきます。教会は、今、高齢の方が体調を崩し、また若い方が、心の病で苦しんでいます。私たちのために祈ってくださった方々が弱っています。そのためにこころを合わせて、祈ることの大切さを感じています。
 
5月22日
インフルエンザの影響が奈良でも出てきました。お年寄りよりも、若い方が発症率が高いようですが、なぜ、このようによい季節にインフルエンザが流行しているのか、素人の私には、さっぱりわかりません。
我が家の小さな畑で、主人が、ナス、トマトの苗を買ってきて、3本づつ植えました。食べるまで、成長してくれるか心配です。
カラスが、肥料を目当てにか、畑に3羽もいました。苗もつつかれているかもしれません。どこの家も、防御の網を張っていますから我が家の畑は、ねらわれているのでしょう。主人はまた三重大病院行きです。検査が続くので、本当にうんざりです。主人は、もっとつらいでしょうね。祈り深くなります。体調を整えて、一日一日、生かされていることに、感謝し、検査の日と結果の出る日を、待ちます。
 
5月27日
朝4時ころから、ホトトギスの鳴き声で目をさましました。ホトトギスの鳴き声は、やはり、初夏のすがすがしさがでていますね。私は、ホトトギスの晴れやかな声が好きです。元気を出すんだよと励ましてくれているようです。
最近は、主人も一緒に犬の散歩に出かけられるようになりました。足が8割りほど元に戻って来たと言って喜んでいますが何も自覚症状が出ないのが、この病の恐ろしいところです。同じ様に三重大病院で入院していた方(山添村)が、最近次々二人亡くなられました。次は、と考えると、いても立ってもいられなくなりますが、神様の御心のままにしてください、と祈る事ができる強い信仰を持ちたいものです。
見上げもす 直ぐなクヌギの 若葉なる
老鶯や 月ヶ瀬巡る 湖に
近隣に 石楠花(しゃくなげ)ありて 遠出せず    馬場路哉
 
昨日、河合の伝道所を開設してくださった方のお嫁さんが亡くなられました。Tさんといいます。お家をすべて開放してくださり、福音宣教のために、ご家族そろって力をあわせてくださいました。父と軽四のクウぺに乗って、毎週土曜日、Tさんのお宅で礼拝を捧げたことが懐かしく思い出され、よく、あのような田舎で、キリストの十字架を掲げて、村人を呼び集め、集会を快く受けてくださったものと感謝で胸がいっぱいになりました。
 
5月30日
昨日は、牧師先生と一緒に母の見舞いに行ってきました。家に帰りたい、帰りたい、とせがんでいましたが、先生に聖書を読んで頂き、お祈りをしていただきましたら、ありがとう、と言ってくれました。何か大きな不安を抱いているようですが、やはり、神様の言葉は、心を静かにさせてくれて帰り際には、にこっと微笑んで、ありがとう、また来てやと言って、別れることができました。牧師先生の祈りは、病めるものに、力を与えてくれるものですね。
 
6月2日
いよいよ6月のスタートです。梅雨に入る前なのでしょうか。晴れの日がしばらく続くということです。きょうは、おもいきり、大物の洗濯をすませました。すがすがしい気持ちです。
私にとって、主人の母も、また実の母も、ともに尊敬に値する人生を歩んできたように思われます。ですから、母を見舞うとき、斉藤幸子も見舞ってあげたくなります。ところが、嫁にきて、馬場暁美となった今、どうしても幸子の見舞いには、行きづらくなってしまいます。母幸子は、忍耐の人ですから、いつも、置かれた場に感謝し、周りのものを慰め続けてくれています。私が見舞いにいかなくても、父なる神様に委ねきって、生きていますから、多分平安な日々だと思います。
このごろは、耳が聞こえにくくなり、電話でも話しが出来なくなってしまいました。
会いに行ってあげられないのは、申しわけないのですが、きっと、忙しくしているのは、元気なこと、と私を責めるようなことは少しも考えずに、許していてくれることでしょう。幸いにも、母幸子は、兄が世話をしてくれていますから感謝しています。
雨となり 畑に止め置く 茶刈り機
薫風や 幼子は 歌、うたいだす       馬場路哉
 
来週は、三重大病院での検査です。でも私も主人も、最近は、あまり、おどおどしないように、心がけています。みな、いつか必ず死ぬ。キリスト者は、その死に恐れるのでなく、いつも復活の初穂となられたイエス様に希望を抱いて、歩んでいけるのですから。
 
6月9日
昨日、無事、検査だけ済ませました。たくさんの方が次々と検査を受けにきていました。一日がかりですから、お弁当を持って行きました。私は、検査を受けているわけでもなし、往復運転するわけでもなし、ただ横で本を読みながら、待っているだけでしたが、疲れ果てました。夜は、怖い夢にうなされました。やはり、検査を受けたとなると、結果が気になるものです。結果が来週なので、そのことが私の頭からはなれず、苦しんでいるのでしょう。
休みては また練習す 薄暑かな
なぞへ畑 蜜柑の花の 匂い来る
山峡や 葉裏を白く 南吹く
北向きの 土手に固まる 雪の下    馬場路哉
 
6月16日
お祈りに支えられて、今回も異常なしと言っていただけました。今、帰ってきたところです。犬たちもよかったね、とともに喜んでくれました。本当に皆様の熱い祈りとお励ましに支えられてここまで歩んでくることが出来ました。昨夜は、あまり良く眠ることができなかった信仰の弱いものですが、今日はほっとして、テンションが上がり気味です。嬉しいです。今年の草刈りは、すべて主人が草刈機で仕上げてくれそうです。感謝して。
 
                  (上野緑ヶ丘教会員)
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書籍紹介
    8858e3b6.jpg
エネルギー技術の
 社会意思決定

日本評論社
ISBN978-4-535-55538-9
 定価(本体5200+税)
=推薦の言葉=
森田 朗
東京大学公共政策大学院長、法学政治学研究科・法学部教授

本書は、科学技術と公共政策という新しい研究分野を目指す人たちにまずお薦めしたい。豊富な事例研究は大変読み応えがあり、またそれぞれの事例が個性豊かに分析されている点も興味深い。一方で、学術的な分析枠組みもしっかりしており、著者たちの熱意がよみとれる。エネルギー技術という公共性の高い技術をめぐる社会意思決定は、本書の言うように、公共政策にとっても大きなチャレンジである。現実に、公共政策の意思決定に携わる政府や地方自治体のかたがたにも是非一読をお薦めしたい。」
 共著者・編者
鈴木達治郎
電力中央研究所社会経済研究所研究参事。東京大学公共政策大学院客員教授
城山英明
東京大学大学院法学政治学研究科教授
松本三和夫
東京大学大学院人文社会系研究科教授
青木一益
富山大学経済学部経営法学科准教授
上野貴弘
電力中央研究所社会経済研究所研究員
木村 宰
電力中央研究所社会経済研究所主任研究員
寿楽浩太
東京大学大学院学際情報学府博士課程
白取耕一郎
東京大学大学院法学政治学研究科博士課程
西出拓生
東京大学大学院人文社会系研究科博士課程
馬場健司
電力中央研究所社会経済研究所主任研究員
本藤祐樹
横浜国立大学大学院環境情報研究院准教授
おすすめ本

      d6b7b262.jpg
教会における女性のリーダーシップ
スーザン・ハント
ペギー・ハチソン 共著
発行所 つのぶえ社
発 売 つのぶえ社
いのちのことば社
SBN4-264-01910-9 COO16
定価(本体1300円+税)
本書は、クリスチャンの女性が、教会において担うべき任務のために、自分たちの能力をどう自己理解し、焦点を合わせるべきかということについて記したものです。また、本書は、男性の指導的地位を正当化することや教会内の権威に関係する職務に女性を任職する問題について述べたものではありません。むしろわたしたちは、男性の指導的地位が受け入れられている教会のなかで、女性はどのような機能を果たすかという問題を創造的に検討したいと願っています。また、リーダーは後継者―つまりグループのゴールを分かち合える人々―を生み出すことが出来るかどうかによって、その成否が決まります。そういう意味で、リーダーとは助け手です。
スーザン・ハント 
おすすめ本
「つのぶえ社出版の本の紹介」
217ff6fb.jpg 








「緑のまきば」
吉岡 繁著
(元神戸改革派神学校校長)
「あとがき」より
…。学徒出陣、友人の死、…。それが私のその後の人生の出発点であり、常に立ち帰るべき原点ということでしょう。…。生涯求道者と自称しています。ここで取り上げた問題の多くは、家での対話から生まれたものです。家では勿論日常茶飯事からいろいろのレベルの会話がありますが夫婦が最も熱くなって論じ合う会話の一端がここに反映されています。
定価 2000円 

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「聖霊とその働き」
エドウイン・H・パーマー著
鈴木英昭訳
「著者のことば」より
…。近年になって、御霊の働きについて短時間で学ぶ傾向が一層強まっている。しかしその学びもおもに、クリスチャン生活における御霊の働きを分析するということに向けられている。つまり、再生と聖化に向けられていて、他の面における御霊の広範囲な働きが無視されている。本書はクリスチャン生活以外の面の聖霊について新しい聖書研究が必要なこと、こうした理由から書かれている。
定価 1500円
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「十戒と主の祈り」
鈴木英昭著
 「著者のことば」
…。神の言葉としての聖書の真理は、永遠に変わりませんが、変わり続ける複雑な時代の問題に対して聖書を適用するためには、聖書そのものの理解とともに、生活にかかわる問題として捉えてはじめて、それが可能になります。それを一冊にまとめてみました。
定価 1800円
おすすめ本
4008bd9e.jpg
われらの教会と伝道
C.ジョン・ミラー著
鈴木英昭訳
キリスト者なら、誰もが伝道の大切さを知っている。しかし、実際は、その困難さに打ち負かされてしまっている。著者は改めて伝道の喜びを取り戻すために、私たちの内的欠陥を取り除き、具体的な対応策を信仰の成長と共に考えさせてくれます。個人で、グループのテキストにしてみませんか。
定価 1000円
おすすめ本

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さんびか物語
ポーリン・マカルピン著
著者の言葉
讃美歌はクリスチャンにとって、1つの大きな宝物といえます。教会で神様を礼拝する時にも、家庭礼拝の時にも、友との親しい交わりの時にも、そして、悲しい時、うれしい時などに讃美歌が歌える特権は、本当に素晴しいことでございます。しかし、讃美歌の本当のメッセージを知るためには、主イエス・キリストと父なる神様への信仰、み霊なる神様への信頼が必要であります。また、作曲者の願い、讃美歌の歌詞の背景にあるもの、その土台である神様のみ言葉の聖書に触れ、教えられることも大切であります。ここには皆様が広く愛唱されている50曲を選びました。
定価 3000円

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