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2023年7月号  №193 号 通巻877号
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 「ローマ人への手紙」研究 (72)s-s-IMG_0145.jpg
 第45課 異邦人の召命とユダヤ人の拒否
       9章1~11章36節(続)
C 福音による救いと言う方法の単純さと適切さ
       10章1~10節(続き)
 
告白の他に、信仰が要求されています。すなわち、「自分の心で、神が死人の中よりイエスをよみがえらせたと信じる」ことが求められています。私たちは単にキリストを一人の人格として信じ、また、私たちの罪のために苦しみを受けられたと信じるのみでなく、特に、神が彼を死人の中からよみがえらせたという信仰を持たなければならないのです。キリストが肉体をもってよみがえられたことを信じる信仰は、実は他のすべてを含んでいる信仰にほかなりません。
それは、キリストは御自身がそうであると主張されたすべてであったし、また今もそうであること、また、聖書の中に提示されている正にその通りであることを信じる内容の信仰なのです。死人の中からよみがえらせることによって、父なる神は、キリストのなさったすべての贖いの業を確認し、承認されたのです。キリストのよみがえりを信じない者は、実は彼が救い主であることを信じない者に他ならないのです。
 
現代における宗教指導者たちの中に、人格に対する信仰と教理に対する信仰とを、相互に対立するものとして強調する人がいます。彼らは、人格に対する信仰(すなわち、キリストの贖い、よみがえりを信じること)よりもはるかに優れたことであり、より重要なことであると主張します。
このような歪んだ主張は表面上敬虔そうな響きを持っています。そして多くの人々が、まことしやかなこの表現に惑わされています。このように区別することは、要するに、贖いやキリストのよみがえりを否定することの巧妙な偽装に他なりません。「人格としてもキリストに対する信頼は、キリストについての教理を信頼することよりもはるかに重要である」という人たちは、実は、「教理は真理ではないので、受け入れることは出来ない。しかし、私たちはキリスト者であると呼ばれたい」と言っているのと同じです。このような形の否定は、現代の不信仰の詭弁的な陰険さに他なりません。
 
実際において、キリストについての教理を信じることなしに、人格としてのキリストを信じることは全く不可能なことです。イエス・キリストと私たちとは20世紀以上も離れています。私たちはキリストの時代に生きた人たちと同じような仕方で、キリストと直接の接触を持つことは出来ません。ガリラヤやユダヤの路上で、キリストと顔を会わせて接することなど望むべくもないことです。そのようなことは不可能です。
それでは、どのようにして、私たちはキリストに接することが出来るのでしょうか。ただ聖書の中で、私たちに提供されているキリストに関する真理によってのみ、それは可能となるのです。キリストについての真理こそ、私たちがキリストに接触することができる唯一の方法なのです。
「神はキリストを死人の中からよみがえらせた」という言葉を含めて、幾つかの決定的な叙述(真理、あるいは教理)を信じることなしには、キリストを信じることは出来ないのです。キリスト教は曖昧模糊とした神秘主義のようなものではなく、キリストについての聖書の教理を信頼することによって、歴史のキリストに接することになるのです。
 
 
 J.G.ヴォス著
 玉木  鎮訳
 (日本キリスト改革派引退教師)
 
 
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書籍紹介
    8858e3b6.jpg
エネルギー技術の
 社会意思決定

日本評論社
ISBN978-4-535-55538-9
 定価(本体5200+税)
=推薦の言葉=
森田 朗
東京大学公共政策大学院長、法学政治学研究科・法学部教授

本書は、科学技術と公共政策という新しい研究分野を目指す人たちにまずお薦めしたい。豊富な事例研究は大変読み応えがあり、またそれぞれの事例が個性豊かに分析されている点も興味深い。一方で、学術的な分析枠組みもしっかりしており、著者たちの熱意がよみとれる。エネルギー技術という公共性の高い技術をめぐる社会意思決定は、本書の言うように、公共政策にとっても大きなチャレンジである。現実に、公共政策の意思決定に携わる政府や地方自治体のかたがたにも是非一読をお薦めしたい。」
 共著者・編者
鈴木達治郎
電力中央研究所社会経済研究所研究参事。東京大学公共政策大学院客員教授
城山英明
東京大学大学院法学政治学研究科教授
松本三和夫
東京大学大学院人文社会系研究科教授
青木一益
富山大学経済学部経営法学科准教授
上野貴弘
電力中央研究所社会経済研究所研究員
木村 宰
電力中央研究所社会経済研究所主任研究員
寿楽浩太
東京大学大学院学際情報学府博士課程
白取耕一郎
東京大学大学院法学政治学研究科博士課程
西出拓生
東京大学大学院人文社会系研究科博士課程
馬場健司
電力中央研究所社会経済研究所主任研究員
本藤祐樹
横浜国立大学大学院環境情報研究院准教授
おすすめ本

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教会における女性のリーダーシップ
スーザン・ハント
ペギー・ハチソン 共著
発行所 つのぶえ社
発 売 つのぶえ社
いのちのことば社
SBN4-264-01910-9 COO16
定価(本体1300円+税)
本書は、クリスチャンの女性が、教会において担うべき任務のために、自分たちの能力をどう自己理解し、焦点を合わせるべきかということについて記したものです。また、本書は、男性の指導的地位を正当化することや教会内の権威に関係する職務に女性を任職する問題について述べたものではありません。むしろわたしたちは、男性の指導的地位が受け入れられている教会のなかで、女性はどのような機能を果たすかという問題を創造的に検討したいと願っています。また、リーダーは後継者―つまりグループのゴールを分かち合える人々―を生み出すことが出来るかどうかによって、その成否が決まります。そういう意味で、リーダーとは助け手です。
スーザン・ハント 
おすすめ本
「つのぶえ社出版の本の紹介」
217ff6fb.jpg 








「緑のまきば」
吉岡 繁著
(元神戸改革派神学校校長)
「あとがき」より
…。学徒出陣、友人の死、…。それが私のその後の人生の出発点であり、常に立ち帰るべき原点ということでしょう。…。生涯求道者と自称しています。ここで取り上げた問題の多くは、家での対話から生まれたものです。家では勿論日常茶飯事からいろいろのレベルの会話がありますが夫婦が最も熱くなって論じ合う会話の一端がここに反映されています。
定価 2000円 

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「聖霊とその働き」
エドウイン・H・パーマー著
鈴木英昭訳
「著者のことば」より
…。近年になって、御霊の働きについて短時間で学ぶ傾向が一層強まっている。しかしその学びもおもに、クリスチャン生活における御霊の働きを分析するということに向けられている。つまり、再生と聖化に向けられていて、他の面における御霊の広範囲な働きが無視されている。本書はクリスチャン生活以外の面の聖霊について新しい聖書研究が必要なこと、こうした理由から書かれている。
定価 1500円
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「十戒と主の祈り」
鈴木英昭著
 「著者のことば」
…。神の言葉としての聖書の真理は、永遠に変わりませんが、変わり続ける複雑な時代の問題に対して聖書を適用するためには、聖書そのものの理解とともに、生活にかかわる問題として捉えてはじめて、それが可能になります。それを一冊にまとめてみました。
定価 1800円
おすすめ本
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われらの教会と伝道
C.ジョン・ミラー著
鈴木英昭訳
キリスト者なら、誰もが伝道の大切さを知っている。しかし、実際は、その困難さに打ち負かされてしまっている。著者は改めて伝道の喜びを取り戻すために、私たちの内的欠陥を取り除き、具体的な対応策を信仰の成長と共に考えさせてくれます。個人で、グループのテキストにしてみませんか。
定価 1000円
おすすめ本

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さんびか物語
ポーリン・マカルピン著
著者の言葉
讃美歌はクリスチャンにとって、1つの大きな宝物といえます。教会で神様を礼拝する時にも、家庭礼拝の時にも、友との親しい交わりの時にも、そして、悲しい時、うれしい時などに讃美歌が歌える特権は、本当に素晴しいことでございます。しかし、讃美歌の本当のメッセージを知るためには、主イエス・キリストと父なる神様への信仰、み霊なる神様への信頼が必要であります。また、作曲者の願い、讃美歌の歌詞の背景にあるもの、その土台である神様のみ言葉の聖書に触れ、教えられることも大切であります。ここには皆様が広く愛唱されている50曲を選びました。
定価 3000円

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