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2023年7月号  №193 号 通巻877号
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   自閉症者のひとりごと5a7fb143.jpg
(43)
 
10月18日
母とのわだかまりは溶けたわけではありません。辛い育ちをしてきた母が、わたしの育ち方が歪んでいるのは当然なわけで、それをズバッと母に言うのはせんない気がして言えなかったのです。本当は気付いて欲しかった。けれど、それによって母が深く傷付いてしまったら・・・それを引き受けるだけの強さが、わたしにはないのです。でも、これから、母とは少しでも近い関係を築いていきたいのです。
 
10月20日
昨日からの神経痛が、今日はひどくなって朝から寝ています。耐えるしかありません。 こんな日もあるさ・・・。 依存症だ。何が満たされないのか。何を甘ったれているのだ。昨日の過食で具合が悪い。アルコールはAA で、タバコは薬で何とか止まっている。止まっているだけだ。根本的には何も解決になっていない。依存症者の会にも通わなければならないのか? 認めて、信じて、おまかせ出来ないのだ。自分ではどうにもならないのにどうにかしようともがくくせに、神様の御手に委ねることを拒んでいる。 霊的に成長したい。
 
10月23日
自我を手放すことを、自覚していることが、解決の道だと思っています。自我が無くなるわけではありませんが、きっと自我が少なくなると恵みが増え、天秤ばかりの上下の繰り返しをしでも、自然に恵みが多くなっているのだと思います。信仰書を書いている人や学者さんは、我が強そうですね。それをきっと、個性とか言うのでしょうね。むかし流行った「ノンポリ」だって、「ノンポリ」と言う自我・スタイルですものね。
ところで、「つのぶえジャーナル」の中身が濃いですね。楽しみに待っている人たちの多いのは、よくわかります。
 
11月5日
今年のクリスマスはどのように過ごすのか、はっきりしていません。我が家にはドアの上を見上げると、年中かかっているリースがあります。今年もまたちっちゃい電飾を壁にかけ、人形をテレビの回りいっぱい飾るのだろうなぁ。今はスピーカーの上にハロウィーンのペーパークラフトがのっかっています。全て主人の仕業。わたしはそういう演出は嫌い。最近の教会の門のクリスマスの飾り(力作なんだけど)は、なんか変です。教会なんだから、サンタは関係ないじゃん。まだ降誕劇の人形のほうがまだましでないかえ、って感じです。

 
11月8日
依存状態に陥っているときの感覚、それは無。それが至福なのだ。自分がなくなってしまうこと、自己否定(宗教・哲学ではなく)の極み。しかし、わたしは現実に生きているわけだから、もう自己否定は許されない。楽しいこともやりきれないことも、いろいろなことを引き受けていかなければならない。イエスは重荷を下ろせと言ってくださる。また、わたしの軛は軽いからそれに繋がれとも。わたしにはまだその声に従えていないけれど、いつかそれが分かる日が来ると思う。わたしは生きていかねばならないのだ。生かされている限り。
 
 加納さおり 
 
s-IMG_0083.jpg「Tさん通信」
 
T きょうは、元気?
O うん元気 あんたは?
T あかん、死んでる(落ち込んでいる
O だから、最近静かなんやね
T うん
   O 人にはいろんな時が必要なんやて、その時に学ぶことも多いし、その時にしかできないこと
             も あるし
T そうかなぁ
O だからこそ、こうして話せるようになったやん
T そうやなぁ、そやなかったら、こもってるもんなぁ
        アル中になっているかもねぇ
O だったら、私ら畑依存症やなぁ 畑が、あるから出ることがあり、話すことがあるもんね
T そうやなぁ、よかったなぁ、出るところがあって
         O  そんじゃあね、はようご飯食べて畑に行かんと、たまねぎ500本植えな あかんねん 
T そう、私は今日内視鏡したし、ゆっくりするわ
O 私、歯医者行って来た
T じゃあね

 ご近所のお姉さん(農婦)と話すことができました。お姉さんは、お母さんの介護を15年くらいされていたらしく、勤めもし、50歳からいとこの畑を借りて(400坪位)、ブルーベリーやイチジクなどを作られています。猿といのししとの知恵比べをしながら 作っておられるとか・・・。私が、畑を借りて野菜を作るまで、話をすることはなかった人です。畑を始めて関係が広がり、鬱のしんどさをわかりあえる人が、できたことは、私には良かったことです。
 
 
 
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緑を大切に!
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書籍紹介
    8858e3b6.jpg
エネルギー技術の
 社会意思決定

日本評論社
ISBN978-4-535-55538-9
 定価(本体5200+税)
=推薦の言葉=
森田 朗
東京大学公共政策大学院長、法学政治学研究科・法学部教授

本書は、科学技術と公共政策という新しい研究分野を目指す人たちにまずお薦めしたい。豊富な事例研究は大変読み応えがあり、またそれぞれの事例が個性豊かに分析されている点も興味深い。一方で、学術的な分析枠組みもしっかりしており、著者たちの熱意がよみとれる。エネルギー技術という公共性の高い技術をめぐる社会意思決定は、本書の言うように、公共政策にとっても大きなチャレンジである。現実に、公共政策の意思決定に携わる政府や地方自治体のかたがたにも是非一読をお薦めしたい。」
 共著者・編者
鈴木達治郎
電力中央研究所社会経済研究所研究参事。東京大学公共政策大学院客員教授
城山英明
東京大学大学院法学政治学研究科教授
松本三和夫
東京大学大学院人文社会系研究科教授
青木一益
富山大学経済学部経営法学科准教授
上野貴弘
電力中央研究所社会経済研究所研究員
木村 宰
電力中央研究所社会経済研究所主任研究員
寿楽浩太
東京大学大学院学際情報学府博士課程
白取耕一郎
東京大学大学院法学政治学研究科博士課程
西出拓生
東京大学大学院人文社会系研究科博士課程
馬場健司
電力中央研究所社会経済研究所主任研究員
本藤祐樹
横浜国立大学大学院環境情報研究院准教授
おすすめ本

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教会における女性のリーダーシップ
スーザン・ハント
ペギー・ハチソン 共著
発行所 つのぶえ社
発 売 つのぶえ社
いのちのことば社
SBN4-264-01910-9 COO16
定価(本体1300円+税)
本書は、クリスチャンの女性が、教会において担うべき任務のために、自分たちの能力をどう自己理解し、焦点を合わせるべきかということについて記したものです。また、本書は、男性の指導的地位を正当化することや教会内の権威に関係する職務に女性を任職する問題について述べたものではありません。むしろわたしたちは、男性の指導的地位が受け入れられている教会のなかで、女性はどのような機能を果たすかという問題を創造的に検討したいと願っています。また、リーダーは後継者―つまりグループのゴールを分かち合える人々―を生み出すことが出来るかどうかによって、その成否が決まります。そういう意味で、リーダーとは助け手です。
スーザン・ハント 
おすすめ本
「つのぶえ社出版の本の紹介」
217ff6fb.jpg 








「緑のまきば」
吉岡 繁著
(元神戸改革派神学校校長)
「あとがき」より
…。学徒出陣、友人の死、…。それが私のその後の人生の出発点であり、常に立ち帰るべき原点ということでしょう。…。生涯求道者と自称しています。ここで取り上げた問題の多くは、家での対話から生まれたものです。家では勿論日常茶飯事からいろいろのレベルの会話がありますが夫婦が最も熱くなって論じ合う会話の一端がここに反映されています。
定価 2000円 

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「聖霊とその働き」
エドウイン・H・パーマー著
鈴木英昭訳
「著者のことば」より
…。近年になって、御霊の働きについて短時間で学ぶ傾向が一層強まっている。しかしその学びもおもに、クリスチャン生活における御霊の働きを分析するということに向けられている。つまり、再生と聖化に向けられていて、他の面における御霊の広範囲な働きが無視されている。本書はクリスチャン生活以外の面の聖霊について新しい聖書研究が必要なこと、こうした理由から書かれている。
定価 1500円
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「十戒と主の祈り」
鈴木英昭著
 「著者のことば」
…。神の言葉としての聖書の真理は、永遠に変わりませんが、変わり続ける複雑な時代の問題に対して聖書を適用するためには、聖書そのものの理解とともに、生活にかかわる問題として捉えてはじめて、それが可能になります。それを一冊にまとめてみました。
定価 1800円
おすすめ本
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われらの教会と伝道
C.ジョン・ミラー著
鈴木英昭訳
キリスト者なら、誰もが伝道の大切さを知っている。しかし、実際は、その困難さに打ち負かされてしまっている。著者は改めて伝道の喜びを取り戻すために、私たちの内的欠陥を取り除き、具体的な対応策を信仰の成長と共に考えさせてくれます。個人で、グループのテキストにしてみませんか。
定価 1000円
おすすめ本

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さんびか物語
ポーリン・マカルピン著
著者の言葉
讃美歌はクリスチャンにとって、1つの大きな宝物といえます。教会で神様を礼拝する時にも、家庭礼拝の時にも、友との親しい交わりの時にも、そして、悲しい時、うれしい時などに讃美歌が歌える特権は、本当に素晴しいことでございます。しかし、讃美歌の本当のメッセージを知るためには、主イエス・キリストと父なる神様への信仰、み霊なる神様への信頼が必要であります。また、作曲者の願い、讃美歌の歌詞の背景にあるもの、その土台である神様のみ言葉の聖書に触れ、教えられることも大切であります。ここには皆様が広く愛唱されている50曲を選びました。
定価 3000円

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