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2023年7月号  №193 号 通巻877号
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  その愛のゆえに
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   =時々の記=
    (58)
 
11月19日
老若の喜ぶバザー文化の日
病得て一筋となる菊作り
萩の実のズボンの裾に数多(あまた)付く
秋川の瀬音盆地にしずもりぬ        馬場路哉
朝の冷え込みは、厳しくなってきました。5時に起床していたのも、15分遅らせています。暗闇に電灯を持って出掛けるのは、野生の動物にあったとき、危険だからです。犬たちとの散歩を終えるころ、ようやく暖かくなりだします。
 
11月30日        
一日はやいのですが、カレンダーを12月にかえました。今年も、いろいろ苦しみ、試練の一年でしたが、このように、試練にあいながらも、生かされていることに、感謝いたします。外は寒い、冷たい風が吹き荒れています。源三さんの詩集の中にあるように、病の苦しみにまけず、イエス様が、この世にお生まれになったクリスマスを家族で、静かに、お祝いしたいものです。
外に出る入院患者小春の日
山峡や漆紅葉の先駆けぬ          馬場路哉
主人は、肩こりがひどい、中途失明され友人のところに、マッサージに行っています。その方は、大学在学中に失明され、一時、自暴自棄になられ、何度も、死を考えことがあるという。お互い、病の種類は違っても、若い頃、思いもしない出来事に出くわしたとき、相当、悩み続けたことでしょう。主人に希望の光を下さったのは聖書であり、その方を救ったのはクラッシック音楽だったということです。今は、本にも興味をもたれ、録音テープの朗読を聞いているそうです。そのような理由で、二人は、気が合うようです。
 
12月1日 
 十二月号のジャーナルが待ち遠しく、一日に何度も、ポストを開けにいっています。
神様の大いなる愛が満ち溢れたジャーナルは、まさに、多くの病める方、教会に行けなくなったお年寄りの方、日々忙しくされている方に、ほっとするひと時を与えられていることでしょう。昨日、北海道の叔父(父の一番したの弟)から、電話がありました。もう雪が積もって、とても冷え込んでいるとか。寒さの厳しいなかで生活している方たちは、地味ですが、生き抜く力強さを感じることができます。「今月のことば」は、パソコンからプリントして、部屋に掲げていつも読めるように、そして、士気を高めることができるようにと活用させていただいています。
 
12月3日
今朝は、12月にしては暖かな朝でした。何時ものように冬衣装で、散歩に出かけたら、汗ばみました。12月に入って、家の天井や、窓ガラスを見る、汚れのひどさに、仰天しています。わたしたちの心の中は、見ることができませんが、この一年でたくさんの汚れた思いで、満たすのでなく、ミセス・マカルピン先生が言っておられるように、乾くことのない、いのちの水で、あふれ出る素直な、気持ちで、心の中を満たしたいものです。
娘から、「世田谷通信」を読んで、小さな生き物でも、一緒に生活していたものが、いなくなると、とてもさびしくなるもので、息子さんがたいせつに、最後の、穴を掘ってあげたところを読むと、我が家の愛犬たちも、また、いつか別れなければならない日が来るのだなあと、悲しくなりましたが、たくさんの思い出も、一緒に出来たのだからと、気持ちをきりかえようと、務めています。
驚いたことに、我が家の隣りの家に、クリスマスのイルミネイションが飾られていました。ちょっと不思議な気持ちにさせられました。
 
12月6日
犬たちの誘導に任せて、霜柱を踏みながらの散歩でした。これから、少し暖かさがましてくるのでしょうが、今はまだパソコンのタッチも指先きが冷えてきます。
長編の小説借りる冬支度
蜘蛛の糸ちらちら光る冬入日
手作りのこんにゃく買ひておでんとす    馬場路哉
 
12月10日
12月もはや10日が過ぎ去りました。寒さが一段と厳しくなってきました。今、朝の散歩には、月灯りがまったくありません。それは、上弦の三日月だからです。その暗闇の中、懐中電灯のあかりは、あまり明るくし過ぎると野生のイノシシや、狸などが光に向かってきますので、ほんのり照らす程度にして、注意深く散歩に出掛けています。今朝は、冬だというのに珍しくムササビに出合いました。犬の一匹が勇敢にも、ムササビに飛びかかろうとしました。ムササビには、羽根がついているので、犬の追いかけにも、びくともせず、隙間を狙って、空高くに、飛んでいきました。ムササビは、独特の鳴き声を放って、ほかの群に、注意しろ犬がいるぞ、とでもいうように、逃げて行ってくれました。
日の入りの山を移りし冬至前
二羽の鴛(おし)水尾を広げて来たりけり
風よけの中で子供らあそびけり
マラソンの紅葉の山のすそに伸ぶ      馬場路哉
明日は、山添のマラソン大会が開催されます。子供たちが小さかったころには、一緒に走ったものですが、今は坂をゆっくり上るだけでも、息がきれかかります。
今年もクリスマスは、我が家ではささやかなファミリークリスマスとなりそうです。
 
 
馬場暁美
                  (上野緑ヶ丘教会員)
 
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書籍紹介
    8858e3b6.jpg
エネルギー技術の
 社会意思決定

日本評論社
ISBN978-4-535-55538-9
 定価(本体5200+税)
=推薦の言葉=
森田 朗
東京大学公共政策大学院長、法学政治学研究科・法学部教授

本書は、科学技術と公共政策という新しい研究分野を目指す人たちにまずお薦めしたい。豊富な事例研究は大変読み応えがあり、またそれぞれの事例が個性豊かに分析されている点も興味深い。一方で、学術的な分析枠組みもしっかりしており、著者たちの熱意がよみとれる。エネルギー技術という公共性の高い技術をめぐる社会意思決定は、本書の言うように、公共政策にとっても大きなチャレンジである。現実に、公共政策の意思決定に携わる政府や地方自治体のかたがたにも是非一読をお薦めしたい。」
 共著者・編者
鈴木達治郎
電力中央研究所社会経済研究所研究参事。東京大学公共政策大学院客員教授
城山英明
東京大学大学院法学政治学研究科教授
松本三和夫
東京大学大学院人文社会系研究科教授
青木一益
富山大学経済学部経営法学科准教授
上野貴弘
電力中央研究所社会経済研究所研究員
木村 宰
電力中央研究所社会経済研究所主任研究員
寿楽浩太
東京大学大学院学際情報学府博士課程
白取耕一郎
東京大学大学院法学政治学研究科博士課程
西出拓生
東京大学大学院人文社会系研究科博士課程
馬場健司
電力中央研究所社会経済研究所主任研究員
本藤祐樹
横浜国立大学大学院環境情報研究院准教授
おすすめ本

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教会における女性のリーダーシップ
スーザン・ハント
ペギー・ハチソン 共著
発行所 つのぶえ社
発 売 つのぶえ社
いのちのことば社
SBN4-264-01910-9 COO16
定価(本体1300円+税)
本書は、クリスチャンの女性が、教会において担うべき任務のために、自分たちの能力をどう自己理解し、焦点を合わせるべきかということについて記したものです。また、本書は、男性の指導的地位を正当化することや教会内の権威に関係する職務に女性を任職する問題について述べたものではありません。むしろわたしたちは、男性の指導的地位が受け入れられている教会のなかで、女性はどのような機能を果たすかという問題を創造的に検討したいと願っています。また、リーダーは後継者―つまりグループのゴールを分かち合える人々―を生み出すことが出来るかどうかによって、その成否が決まります。そういう意味で、リーダーとは助け手です。
スーザン・ハント 
おすすめ本
「つのぶえ社出版の本の紹介」
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「緑のまきば」
吉岡 繁著
(元神戸改革派神学校校長)
「あとがき」より
…。学徒出陣、友人の死、…。それが私のその後の人生の出発点であり、常に立ち帰るべき原点ということでしょう。…。生涯求道者と自称しています。ここで取り上げた問題の多くは、家での対話から生まれたものです。家では勿論日常茶飯事からいろいろのレベルの会話がありますが夫婦が最も熱くなって論じ合う会話の一端がここに反映されています。
定価 2000円 

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「聖霊とその働き」
エドウイン・H・パーマー著
鈴木英昭訳
「著者のことば」より
…。近年になって、御霊の働きについて短時間で学ぶ傾向が一層強まっている。しかしその学びもおもに、クリスチャン生活における御霊の働きを分析するということに向けられている。つまり、再生と聖化に向けられていて、他の面における御霊の広範囲な働きが無視されている。本書はクリスチャン生活以外の面の聖霊について新しい聖書研究が必要なこと、こうした理由から書かれている。
定価 1500円
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「十戒と主の祈り」
鈴木英昭著
 「著者のことば」
…。神の言葉としての聖書の真理は、永遠に変わりませんが、変わり続ける複雑な時代の問題に対して聖書を適用するためには、聖書そのものの理解とともに、生活にかかわる問題として捉えてはじめて、それが可能になります。それを一冊にまとめてみました。
定価 1800円
おすすめ本
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われらの教会と伝道
C.ジョン・ミラー著
鈴木英昭訳
キリスト者なら、誰もが伝道の大切さを知っている。しかし、実際は、その困難さに打ち負かされてしまっている。著者は改めて伝道の喜びを取り戻すために、私たちの内的欠陥を取り除き、具体的な対応策を信仰の成長と共に考えさせてくれます。個人で、グループのテキストにしてみませんか。
定価 1000円
おすすめ本

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さんびか物語
ポーリン・マカルピン著
著者の言葉
讃美歌はクリスチャンにとって、1つの大きな宝物といえます。教会で神様を礼拝する時にも、家庭礼拝の時にも、友との親しい交わりの時にも、そして、悲しい時、うれしい時などに讃美歌が歌える特権は、本当に素晴しいことでございます。しかし、讃美歌の本当のメッセージを知るためには、主イエス・キリストと父なる神様への信仰、み霊なる神様への信頼が必要であります。また、作曲者の願い、讃美歌の歌詞の背景にあるもの、その土台である神様のみ言葉の聖書に触れ、教えられることも大切であります。ここには皆様が広く愛唱されている50曲を選びました。
定価 3000円

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