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2023年7月号  №193 号 通巻877号
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 (89)
猫 草
 
事態の収束までまだまだ長い時間がかかる、と頭では分かっていても、気持ちが塞がりそうになる。今、小学生、中学生の子供たちの顔をみながら、この子たちが大人になるまでに自分にいったい何ができる?と日々自問自答している。前回、夏までに政策レベルでやらなければならないことを書いた。変電所の増強と北海道から東北への送電ラインの増強、この二つは手つかずのようだ。自家発電設備の増強と現在の発電所の稼働率向上、この二つは迅速に対応が進んでいる。家庭用蓄電池の普及促進、これは業務部門、家電レベルで進展しているように思う。
さて、人間社会の様々な努力や思惑と同時に季節は動く。桜が咲き、やがて梅雨がくる。梅雨が明ければ・・そう、今年の夏も猛暑になる。そして電力は夏のピーク需要に到底足りない。熱中症や腐敗による感染症多発への対策・・。自然は人を待ってはくれないことを痛感しつつ、以下はささやかながら個人レベルでやってみたことである。
1 南向きのすべての窓に遮光カーテンを追加。
2 窓ガラスには紫外線を遮る断熱シートを貼る。
3 アイスノンとネッククーラーを家族分準備。
4 コンテナと土、ベランダネットとゴーヤの種、これで緑のカーテンを作る。
5 雨どいの水を溜める「雨水タンク」を設置する。
いま設置予定の雨水タンクの容量は約風呂水一杯分の250リットル。世田谷区もそうだが、購入と設置費用に関して自治体の助成をうけられるところも多い。これらは来たるべき猛暑対策だ。夏がこんなに暑くなったのは温暖化の影響もあり、アスファルト舗装、住宅の気密性が上がったことも一因だ。道路や壁面温度が下がらないまま夜になり、寝苦しい熱帯夜になる。真夏の直射日光にさらされた車の中を想像すればわかるが、一度熱された空気は容易に下がらない。ではどうするか?家の開口部をカーテンやシート、植物などで覆い被せれば建物内部の温度上昇は緩やかになる。さらに夕方の打ち水も有効だ。外壁や植物、道路に散水すれば気化熱で温度は下がる。
しかし渇水になったら余計な水道水は使えない。そのために雨水タンクを設置して溜めておく。打ち水だけでなく、渇水時にはトイレなどの中水としても活用できるからだ。
爽やかな季節のうちに次への一手を考えて備えたい。季節はめぐり、時は移ろう。しかし人の暮らしは綿々と続く。続けていかなくてはならない。これ以上エネルギーを使わず、健康と生活を保ちつつ続けていく工夫、これまでの「当たり前」すべてを見直さなくては。
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書籍紹介
    8858e3b6.jpg
エネルギー技術の
 社会意思決定

日本評論社
ISBN978-4-535-55538-9
 定価(本体5200+税)
=推薦の言葉=
森田 朗
東京大学公共政策大学院長、法学政治学研究科・法学部教授

本書は、科学技術と公共政策という新しい研究分野を目指す人たちにまずお薦めしたい。豊富な事例研究は大変読み応えがあり、またそれぞれの事例が個性豊かに分析されている点も興味深い。一方で、学術的な分析枠組みもしっかりしており、著者たちの熱意がよみとれる。エネルギー技術という公共性の高い技術をめぐる社会意思決定は、本書の言うように、公共政策にとっても大きなチャレンジである。現実に、公共政策の意思決定に携わる政府や地方自治体のかたがたにも是非一読をお薦めしたい。」
 共著者・編者
鈴木達治郎
電力中央研究所社会経済研究所研究参事。東京大学公共政策大学院客員教授
城山英明
東京大学大学院法学政治学研究科教授
松本三和夫
東京大学大学院人文社会系研究科教授
青木一益
富山大学経済学部経営法学科准教授
上野貴弘
電力中央研究所社会経済研究所研究員
木村 宰
電力中央研究所社会経済研究所主任研究員
寿楽浩太
東京大学大学院学際情報学府博士課程
白取耕一郎
東京大学大学院法学政治学研究科博士課程
西出拓生
東京大学大学院人文社会系研究科博士課程
馬場健司
電力中央研究所社会経済研究所主任研究員
本藤祐樹
横浜国立大学大学院環境情報研究院准教授
おすすめ本

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教会における女性のリーダーシップ
スーザン・ハント
ペギー・ハチソン 共著
発行所 つのぶえ社
発 売 つのぶえ社
いのちのことば社
SBN4-264-01910-9 COO16
定価(本体1300円+税)
本書は、クリスチャンの女性が、教会において担うべき任務のために、自分たちの能力をどう自己理解し、焦点を合わせるべきかということについて記したものです。また、本書は、男性の指導的地位を正当化することや教会内の権威に関係する職務に女性を任職する問題について述べたものではありません。むしろわたしたちは、男性の指導的地位が受け入れられている教会のなかで、女性はどのような機能を果たすかという問題を創造的に検討したいと願っています。また、リーダーは後継者―つまりグループのゴールを分かち合える人々―を生み出すことが出来るかどうかによって、その成否が決まります。そういう意味で、リーダーとは助け手です。
スーザン・ハント 
おすすめ本
「つのぶえ社出版の本の紹介」
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「緑のまきば」
吉岡 繁著
(元神戸改革派神学校校長)
「あとがき」より
…。学徒出陣、友人の死、…。それが私のその後の人生の出発点であり、常に立ち帰るべき原点ということでしょう。…。生涯求道者と自称しています。ここで取り上げた問題の多くは、家での対話から生まれたものです。家では勿論日常茶飯事からいろいろのレベルの会話がありますが夫婦が最も熱くなって論じ合う会話の一端がここに反映されています。
定価 2000円 

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「聖霊とその働き」
エドウイン・H・パーマー著
鈴木英昭訳
「著者のことば」より
…。近年になって、御霊の働きについて短時間で学ぶ傾向が一層強まっている。しかしその学びもおもに、クリスチャン生活における御霊の働きを分析するということに向けられている。つまり、再生と聖化に向けられていて、他の面における御霊の広範囲な働きが無視されている。本書はクリスチャン生活以外の面の聖霊について新しい聖書研究が必要なこと、こうした理由から書かれている。
定価 1500円
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「十戒と主の祈り」
鈴木英昭著
 「著者のことば」
…。神の言葉としての聖書の真理は、永遠に変わりませんが、変わり続ける複雑な時代の問題に対して聖書を適用するためには、聖書そのものの理解とともに、生活にかかわる問題として捉えてはじめて、それが可能になります。それを一冊にまとめてみました。
定価 1800円
おすすめ本
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われらの教会と伝道
C.ジョン・ミラー著
鈴木英昭訳
キリスト者なら、誰もが伝道の大切さを知っている。しかし、実際は、その困難さに打ち負かされてしまっている。著者は改めて伝道の喜びを取り戻すために、私たちの内的欠陥を取り除き、具体的な対応策を信仰の成長と共に考えさせてくれます。個人で、グループのテキストにしてみませんか。
定価 1000円
おすすめ本

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さんびか物語
ポーリン・マカルピン著
著者の言葉
讃美歌はクリスチャンにとって、1つの大きな宝物といえます。教会で神様を礼拝する時にも、家庭礼拝の時にも、友との親しい交わりの時にも、そして、悲しい時、うれしい時などに讃美歌が歌える特権は、本当に素晴しいことでございます。しかし、讃美歌の本当のメッセージを知るためには、主イエス・キリストと父なる神様への信仰、み霊なる神様への信頼が必要であります。また、作曲者の願い、讃美歌の歌詞の背景にあるもの、その土台である神様のみ言葉の聖書に触れ、教えられることも大切であります。ここには皆様が広く愛唱されている50曲を選びました。
定価 3000円

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