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2023年7月号  №193 号 通巻877号
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  その愛のゆえにs-2011050408040000.jpg
   =時々の記=
    (63)
 
4月15日
こちら山添村も、薄日がさしています。午後からは雨の予報です。桜も、この雨で一斉に散り、葉桜となるのでしょう。山も芽吹き始めました。霞がかかっているようで、すっきり新芽を見届けることはできませんが、黄緑が多くなってきています。
ひとり生えのラッパ水仙が今年はイキイキと咲いています。突然亡くなってしまったエミリーにささげるのにぴったりです。エミリー、短い間だったけど、有難う。エミリーの遠慮深さを、わたしも学んで生きていきますよ。それと、何時も外出からかえってきたとき、笑顔で思い切りしっぽを振って迎えてくれたね。ほんとに有難う。お前の忠実さも決して忘れないよ。たくさんの良い思い出をありがとう。
この暖かい気持ちの良い季節を待たずに死んでしまったエミリーのことが今日は、むしょうに思い出されます。
犬の墓水仙その他手向けられ
美しき曙となりキジの鳴く。
玄関にちょっと声出す初ツバメ      馬場路哉
 
5月3日
連休で、横浜の姉が上野の母のお見舞いに来るという連絡がはいりましたが、今日ではないようで、予定がうまく行きません。
ウイルス感染したパソコンも修理してもらい感謝です。今の私は、パソコンがなければ孤立してしまいがちです。誰かと繋がっているというという感じで、感謝いたします。本当は、神様と繋がっているのですが・・・。
散歩こう犬に春眠覚まされぬ
花吹雪高速道を疾走す
名は知らずよきソプラノで囀りぬ
樫の葉のぱらぱら飛べる春疾風      馬場路哉
母は骨折したのですが、背骨の小骨であったようで、寝たきりにならず、ほっとしています。兄は、できるだけ自宅で介護をとがんばっていますが、あまり無理をすると、共倒れになるので、と話し合っています。
 
5月5日
大型連休も今日で終わり。私たちには、まったく縁のないお休みですが、普段頑張って、働いている方たちは、ゆっくりできたのではと思います。でも、この連休にも休むことができない方たちもいます。便利な世の中になって、スーパー、コンビニなど、また電気やガス、水道、交通関係の方々など、年中休みなしですから、そこで働いている方たちは、大変ですね。わたしたちは、もっぱら、犬たちの世話に明け暮れています。今、犬たちは、夏の毛に生え変わっていくので、毎日、ひとりずつ、ブラッシングをしていきますが大変なかさになります。これも、一人ずつに対してのスキンシップです。
一人ひとりの犬たちに、きょうも、一日、神様のお守りがありますように、と語りかけていきますと、かならず、うっくん、うっくんと言って答えてくれます。
きょうは、花曇りというのでしょうか。あまり、良いお天気ではありませんが、疲れた体をいやすには、このようなお天気はゆっくりできそうです。東北にも、ようやく春がおとずれていますね。強くたくましく咲いている、水仙の花の写真が涙をさそいます。
 
5月14日
上野の母の検査結果がこの火曜日に出ました。背骨の骨折の部分は、この年齢にしては不思議に、回復しているとのこと。もう、通院しなくてもよいとのことでした。神様の憐みと恵みによって生かされていると、こころから感謝いたしました。
この一週間は、天候が大変不順で、その上、激しい雨が降り続き、体がついていけませんでした。今朝は、ようやくカラッと晴れわたり、山の緑がとても美しく、清々しいです。
元気の良い村の方たちは、大きな音を立てて、草刈り機を動かしています。すごいパワーですね。
草の戸に始まる一日緑立つ
日当たりて無垢の白さの花水木
タンポポのわた幻の如くあり      馬場路哉
今年の夏も暑さがきびしいのでしょうが、被災地の方のことを考えると、一日一日生かされていることに感謝です。
 
馬場暁美
                  (上野緑ヶ丘教会員)
 
 
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書籍紹介
    8858e3b6.jpg
エネルギー技術の
 社会意思決定

日本評論社
ISBN978-4-535-55538-9
 定価(本体5200+税)
=推薦の言葉=
森田 朗
東京大学公共政策大学院長、法学政治学研究科・法学部教授

本書は、科学技術と公共政策という新しい研究分野を目指す人たちにまずお薦めしたい。豊富な事例研究は大変読み応えがあり、またそれぞれの事例が個性豊かに分析されている点も興味深い。一方で、学術的な分析枠組みもしっかりしており、著者たちの熱意がよみとれる。エネルギー技術という公共性の高い技術をめぐる社会意思決定は、本書の言うように、公共政策にとっても大きなチャレンジである。現実に、公共政策の意思決定に携わる政府や地方自治体のかたがたにも是非一読をお薦めしたい。」
 共著者・編者
鈴木達治郎
電力中央研究所社会経済研究所研究参事。東京大学公共政策大学院客員教授
城山英明
東京大学大学院法学政治学研究科教授
松本三和夫
東京大学大学院人文社会系研究科教授
青木一益
富山大学経済学部経営法学科准教授
上野貴弘
電力中央研究所社会経済研究所研究員
木村 宰
電力中央研究所社会経済研究所主任研究員
寿楽浩太
東京大学大学院学際情報学府博士課程
白取耕一郎
東京大学大学院法学政治学研究科博士課程
西出拓生
東京大学大学院人文社会系研究科博士課程
馬場健司
電力中央研究所社会経済研究所主任研究員
本藤祐樹
横浜国立大学大学院環境情報研究院准教授
おすすめ本

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教会における女性のリーダーシップ
スーザン・ハント
ペギー・ハチソン 共著
発行所 つのぶえ社
発 売 つのぶえ社
いのちのことば社
SBN4-264-01910-9 COO16
定価(本体1300円+税)
本書は、クリスチャンの女性が、教会において担うべき任務のために、自分たちの能力をどう自己理解し、焦点を合わせるべきかということについて記したものです。また、本書は、男性の指導的地位を正当化することや教会内の権威に関係する職務に女性を任職する問題について述べたものではありません。むしろわたしたちは、男性の指導的地位が受け入れられている教会のなかで、女性はどのような機能を果たすかという問題を創造的に検討したいと願っています。また、リーダーは後継者―つまりグループのゴールを分かち合える人々―を生み出すことが出来るかどうかによって、その成否が決まります。そういう意味で、リーダーとは助け手です。
スーザン・ハント 
おすすめ本
「つのぶえ社出版の本の紹介」
217ff6fb.jpg 








「緑のまきば」
吉岡 繁著
(元神戸改革派神学校校長)
「あとがき」より
…。学徒出陣、友人の死、…。それが私のその後の人生の出発点であり、常に立ち帰るべき原点ということでしょう。…。生涯求道者と自称しています。ここで取り上げた問題の多くは、家での対話から生まれたものです。家では勿論日常茶飯事からいろいろのレベルの会話がありますが夫婦が最も熱くなって論じ合う会話の一端がここに反映されています。
定価 2000円 

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「聖霊とその働き」
エドウイン・H・パーマー著
鈴木英昭訳
「著者のことば」より
…。近年になって、御霊の働きについて短時間で学ぶ傾向が一層強まっている。しかしその学びもおもに、クリスチャン生活における御霊の働きを分析するということに向けられている。つまり、再生と聖化に向けられていて、他の面における御霊の広範囲な働きが無視されている。本書はクリスチャン生活以外の面の聖霊について新しい聖書研究が必要なこと、こうした理由から書かれている。
定価 1500円
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「十戒と主の祈り」
鈴木英昭著
 「著者のことば」
…。神の言葉としての聖書の真理は、永遠に変わりませんが、変わり続ける複雑な時代の問題に対して聖書を適用するためには、聖書そのものの理解とともに、生活にかかわる問題として捉えてはじめて、それが可能になります。それを一冊にまとめてみました。
定価 1800円
おすすめ本
4008bd9e.jpg
われらの教会と伝道
C.ジョン・ミラー著
鈴木英昭訳
キリスト者なら、誰もが伝道の大切さを知っている。しかし、実際は、その困難さに打ち負かされてしまっている。著者は改めて伝道の喜びを取り戻すために、私たちの内的欠陥を取り除き、具体的な対応策を信仰の成長と共に考えさせてくれます。個人で、グループのテキストにしてみませんか。
定価 1000円
おすすめ本

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さんびか物語
ポーリン・マカルピン著
著者の言葉
讃美歌はクリスチャンにとって、1つの大きな宝物といえます。教会で神様を礼拝する時にも、家庭礼拝の時にも、友との親しい交わりの時にも、そして、悲しい時、うれしい時などに讃美歌が歌える特権は、本当に素晴しいことでございます。しかし、讃美歌の本当のメッセージを知るためには、主イエス・キリストと父なる神様への信仰、み霊なる神様への信頼が必要であります。また、作曲者の願い、讃美歌の歌詞の背景にあるもの、その土台である神様のみ言葉の聖書に触れ、教えられることも大切であります。ここには皆様が広く愛唱されている50曲を選びました。
定価 3000円

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